NHK三重県のニュース　津放送局

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鈴鹿市で 投票用紙配布ミス

市長選挙と市議会議員選挙が同時に行われている三重県鈴鹿市の投票所で、担当の職員が市長選挙の投票用紙と市議会議員選挙の投票用紙を取り違えて９人の有権者に渡すミスがあり、市長選挙では、全員が、市議会議員選挙では５人がそのまま投票を行っていたことがわかりました。
ミスがあったのは、鈴鹿市の深伊沢公民館の投票所です。
鈴鹿市の選挙管理委員会によりますと、この投票所では、投票開始直後、９人の有権者に対し、本来、市長選挙の投票用紙を渡す場所で、誤って、同時に投票が行われた市議会議員選挙の投票用紙を渡し、９人はそのまま市長選挙の投票をしたということです。
市議会議員選挙の投票も９人のうち５人が誤って渡された市長選挙の投票用紙で行いましたが、残る４人については、投票寸前で間違いに気付き、再度、市議会議員選挙の用紙を渡したうえで、投票してもらったということです。
選挙管理委員会によりますと、今回のケースのように異なる選挙の投票用紙に記入して投票を行った場合は、無効になるということで、選挙管理委員会では、９人の有権者に謝罪するとしています。
鈴鹿市選挙管理委員会の磯部和生事務局長は「投票用紙の置き場所の確認が不十分だった。基本的なミスを重く受け止め、二度とないように注意したい」と話しています。

04月25日　03時47分

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