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「はやぶさ」プロジェクトマネージャー 川口淳一郎教授 天文・宇宙Week講演会

 獨協大学は、「天文・宇宙Week」企画第1弾として、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務めた川口淳一郎宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授を講師に招いて、下記の通り講演会を開催いたします。
 なお、この模様はインターネットによる動画配信サービス「ニコニコ生放送」にて配信予定です。
※「はやぶさ」地球帰還カプセル展示は、5月19日(木)〜5月23日(月)の日程で行います。

                   記

日  時:2011年5月14日(土)18:30〜21:00(開場:18:00)
      第一部:18:30〜20:00 第二部:20:20〜21:00
場  所:天野貞祐記念館大講堂
      (満席の場合、学内サテライト教室にて会場の様子をご覧いただけます)
講演者:川口 淳一郎氏(宇宙航空研究開発機構 教授)
対 象 :一般、学生(どなたでもご参加いただけます)

講演タイトル:
第一部:小惑星探査機「はやぶさ」7年間の宇宙大航海
第二部:川口淳一郎教授と山根一眞氏が語るニコニコ動画の「はやぶさ」応援ムービー
入場料:無料/要聴講券(学内サテライト教室は聴講券不要です)

<講演内容>
第一部:小惑星探査機「はやぶさ」7年間の宇宙大航海
 7年60億キロの旅の果てに、見事地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。プロジェクトマネージャーであり、「はやぶさ」生みの親である川口淳一郎教授が、「はやぶさ」と共に過ごした7年間を語ります。

第二部:川口淳一郎教授と山根一眞氏が語るニコニコ動画の「はやぶさ」応援ムービー
 「はやぶさ」ムーブメントを支えたのは、うp主(ウプヌシ)と呼ばれる動画投稿者でした。彼らの制作したインターネット動画が社会の関心を呼び、「はやぶさ」人気を後押ししました。
 「はやぶさ」応援ムービーがプロジェクトメンバーにどのような影響を与えたのか、川口教授が「はやぶさの大冒険」を著した山根一眞氏(本学特任教授)と語ります。なお、川口教授は、ニコニコ生放送に初めて出演いたします。
 なお、第一部、及び第二部の模様は、インターネットによる動画配信サービス「ニコニコ生放送」にて配信予定です。

<聴講券の応募方法>
次のいずれかの方法にてお申し込みください(先着順)。
1.電子メールによるお申し込み
本文に郵便番号、住所、参加希望者氏名(2名まで)、電話番号をご記入の上、 tenmon@ml.dokkyo.ac.jp までお送り下さい。締め切りは5月6日(金)です。
2.はがきによるお申し込み
官製はがきに郵便番号、住所、参加希望者氏名(2名まで)、電話番号をご記入の上、郵便番号340-0042 獨協大学総合企画課内 5/14講演会担当までお送り下さい。締め切りは5月6日(金)必着です。
※会場となる天野貞祐記念館大講堂が定員(450席)に達した時には、天野貞祐記念館内教室にて映像、音声の中継をご覧いただけます(入場無料/事前申し込み不要)。

○本学学生は、聴講券を総合企画課にて配布いたします。学生証を持参の上、中央棟2階総合企画課まで。

<講師紹介>
◇川口 淳一郎(かわぐち じゅんいちろう)
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 工学博士
 JAXA宇宙科学研究本部。宇宙航行システム研究系教授。同研究主幹。工学博士。
 1983年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了。同年、旧文部省宇宙科学研究所システム研究系助手に着任し、2000年に教授となる。JAXA深宇宙探査センター長を併任。専門はシステム制御論、アストロダイナミクス(応用飛行力学)。

◇山根 一眞(やまね かずま)
 ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。現在、獨協大学経済学部特任教授。近著に『小惑星探査機はやぶさの大冒険』(2010年 マガジンハウス)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)嘱託、福井県文化顧問、月探査に関する懇談会委員(内閣府)、生物多様性戦略検討会委員(農林水産省)、日本生態系協会理事、NPO子ども・宇宙・未来の会「KU-MA」理事、NHKキャスターを通算7年、愛知万博では愛知県総合プロデューサーも務めた。『メタルカラーの時代』シリーズ(小学館)、『環業革命』(講談社)など著書多数。

<小惑星探査機「はやぶさ」について>
 「はやぶさ」は、太陽系の起源を調べるための試料(サンプル)を採取するために、2003年5月に打ち上げられた日本の小惑星探査機です。2005年9月に、地球から3億キロ離れた小惑星イトカワに到着、同11月にイトカワに着陸し、試料の採取に挑戦しました。
 その後、「はやぶさ」は燃料漏れによる通信途絶、搭載したエンジンの不調など数多くのトラブルに見舞われましたが、そのことごとくをスタッフの努力で乗り切りました。2010年6月に地球に帰還した「はやぶさ」は、イトカワの試料が入ったカプセルをオーストラリアのウーメラ砂漠へ投下し、その運用を終了しました。満身創痍になりながらも、健気にスタッフの指令に応え続ける「はやぶさ」の姿は、多くの人々に感動を与えました。
 なお、獨協大学では、5月19日(木)より5月23日(月)まで、天文・宇宙Weekと題した「はやぶさ」地球帰還カプセルの展示イベントを行います。

<ニコニコ生放送について>
 ニコニコ生放送とは、株式会社ドワンゴが提供するインターネット生中継動画配信サービスです。視聴者は、インターネットにて配信される動画を視聴しながら、動画にコメントを付けることができます。
 コメントは視聴者全員が閲覧できるため、「配信されている動画に対して、視聴者がどのように考えているか」を知ることが可能です。

<お問い合わせ先>
獨協大学 総合企画課
〒340-0042 埼玉県草加市学園町1−1
電話:048-946-1798(ダイヤルイン) FAX:048-943-3160
(開室時間)
月〜金:9:00〜17:00
 土 :9:00〜12:00
日曜、祝日は閉室となります。

    

日時     |   2011-05-14  18:30 〜 21:00
場所     |   天野貞祐記念館大講堂及びサテライト教室
講師     |   川口 淳一郎教授
対象     |   一般、学生(どなたでもご参加いただけます)
主催     |   獨協大学 国際教養学部
備考     |  

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