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震災対応原因で統一選敗北…野党が首相追及
25日の参議院決算委員会で、野党側は24日までの統一地方選挙について、政府の東日本大震災への対応が民主党の敗北につながったと菅首相を追及した。
菅首相は、選挙結果は真摯(しんし)に受け止めるとしながらも、「震災対応でやるべきことはしっかりやってきている」と反論した。
自民党・岡田広議員「震災対応が今回の(統一地方)選挙の結果に反映をしたと考えている。菅首相の考えを聞きたい」
菅首相「少なくとも震災対応については、私は政府を挙げてやるべきことはしっかりやってきていると考えておりまして、今回の結果は結果として真摯に受け止めなければならないが、今後も(震災対応に)全力を挙げて取り組んでいきたいと考えている」
また、福島第一原子力発電所事故の初動対応についても、菅首相は「間違っていたことはあり得ない」と強調した。しかし、野党側は対決姿勢を強めていて、菅首相の退陣を求めていく方針。
民主党内でも副大臣の一人が「菅首相にまったく猶予はない」と批判するなど、菅首相の政権運営は震災復興と原発事故を抱える一方でさらに厳しくなりそうだ。
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