震災より20日近く過ぎて。

Theme: ブログ 2011-03-29 22:48:17
 半月前、「まじかーーーーーーー」 
と言いたい気持ちで地震発生の事実を知った。


翌日には、SNSやツイッターでは善意の気持ちで
阪神淡路大震災を経験した人が 震災時の対処的なことを
発言するのを眺めて

「ナニカチガウ」 と思っていた。


その頃 私は、こういうときこそ 落ちついて平常心でいなければ・・・と思ってた。
不安を消そうとすることが余計に不安を生みだしてしまう・・・

ほどなくして テレビでも
「デマに惑わされないで」と言われるようになった。

まさに 「自分の信じたい情報を信じる」という状態だな・・・と思った。


身近な友人から、今のように福島原発が騒がれる前に、
「あそこは外国製だからヤバイかもしれん」なんて言われてた。
でも、それを私は誰にも言わなかった。

言ったらまさに「デマ」と言われただろう。非常識!とまた、言われただろう。


過去にならなければ、人間はどうしても解らないんだと
やっぱり思った。



しばらくして、テレビ報道も通常放送に戻ってきたところ、
コンビニでは『節電』ということでおにぎりの並ぶ陳列棚をはじめ、
店内の陳列棚の照明が落とされているところがたくさん見られる。
いつもより暗い、そんな様子にも私は 特に違和感は感じないというか、
むしろ 毎年、夏には 節電とかエコとか、クールビズだとかどうとか 
言ってるのに、ちっとも減らない電力消費量を一気に減らすことが出来ている
状況を見聞きして、

「ここまで大きな被害、犠牲を払わないと人間は気付けないのか・・」と

自然に対する 罪深さを感じたりもしたんだ。(´_`。)


いろんな思いを感じたんだけれど、


これからの復興、それはある意味、
『風評被害』を乗り越えていくことなんじゃないか?
なんて思ったりもする。


何かを批判する、ということは 新しい気付きに繋がる、ということでは
必要なことかもしれない。

けれど、それも互いに理解し合えない批判、自我の主張のみでは
何も終わらない、そんな気がしています。

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