福島第一原発の事故を受け、地震の時に原発がどのような危険をはらんでいるかについての講演会が大阪で行われました。
講演を行ったのは、地震学が専門の神戸大学石橋克彦名誉教授です。
石橋教授は、14年前から日本の原発施設の建築場所や想定されている地震の強さについて問題があることを指摘していて、東日本大震災のように、地震で被害を受けた原発が放射性物質を周辺にまき散らす「原発震災」を警告していました。
「あらゆる政策を原発のない日本のために、根本的に考えなおさなければならない」(神戸大学・石橋克彦名誉教授)
石橋教授は、地震列島である日本に原発を作ることを考え直す時期に来ていると話しています。 (04/24 18:23)
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