統一地方選2011
東京、神奈川の知事選など首都圏の統一地方選の話題や結果を掲載。
【政治】世田谷 「脱原発」保坂氏2011年4月25日 07時06分 第十七回統一地方選は二十四日、後半戦の市町村長選と東京都特別区長選、市町村議選と特別区議選がそれぞれ投票され、東京都の一部を除いて即日開票された。首都圏では東京七、神奈川四、千葉三、埼玉一、茨城一、群馬三の計十九市長選と東京の十特別区長選でいずれも当選者が決まった。新人五氏による激戦となった東京都世田谷区長選は、脱原発を訴えた元衆院議員の保坂展人氏(55)=社民、国民新、新党日本支持=が、自民推薦の元民主都議や民主・減税日本推薦の元区議らを破って初当選を果たした。 世田谷以外の東京特別区の区長選では現職が強さを発揮した。 民主、自民両党が事実上対決した渋谷区長選は、自民・公明推薦で現職の桑原敏武氏(75)が、民主・減税日本推薦の元衆院議員らを破って三選した。 事実上の自民分裂選挙となった台東区長選は、現職の吉住弘氏(69)が、自民推薦新人の元参院議員や民主・国民新推薦の新人ら四氏を破って三選した。 同様に事実上の自民分裂選挙となった墨田区長選では現職の山崎昇氏(65)=民主、公明推薦=が新人四氏を退けて四選を決めた。 中央区長選は現職の矢田美英氏(70)=自民、公明推薦=が全国市区長最多の七選を決めた。練馬区長選は今回の統一選に立候補した全国の現職市区長で最高齢の志村豊志郎氏(78)=自民、公明推薦=が三選を果たした。 一方、多摩地区の市長選では三市で現職が新人に敗れ去った。 国立市では、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)接続を訴えた新人の社会福祉法人理事佐藤一夫氏(63)=自民、公明、みんな推薦=が現職ら二氏を破って初当選した。 小金井市では新人で元新聞記者佐藤和雄氏(53)が五選を目指した現職ら二氏を下し、東大和市でも新人の不動産会社社長尾崎保夫氏(61)が五選を目指した現職ら二氏を破った。 新人七氏が立候補した東京都大島町長選は元町議の川島理史氏(58)=共産推薦=が初当選を決めた。 千葉県習志野市長選は元市議の宮本泰介氏(38)=自民、公明推薦=が初当選した。 (東京新聞) PR情報
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