現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

JR宝塚線事故から6年 なお現場に献花絶えず

2011年4月25日5時33分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:事故現場近くに設けられた献花台には、次々と人々が訪れ、犠牲者を悼んだ=24日午後6時32分、兵庫県尼崎市、新井義顕撮影拡大事故現場近くに設けられた献花台には、次々と人々が訪れ、犠牲者を悼んだ=24日午後6時32分、兵庫県尼崎市、新井義顕撮影

 乗客ら107人が死亡、562人が負傷したJR宝塚線(福知山線)脱線事故から25日で6年。兵庫県尼崎市の事故現場に設けた献花台では、前日の24日夕も訪れる人が後を絶たず、静かに手を合わせていた。

 現場近くに住む会社員女性(53)はあの日、乗客の救助作業に加わろうとしたが近づくことができなかった。「6年たっても、思い出すと胸が痛みます」と話した。

 25日午前は現場近くの尼崎市総合文化センターで、JR西日本主催の「福知山線列車事故追悼慰霊式」がある。午後には同センターで遺族らが企画する「追悼と安全のつどい」があり、遺族とJR西が共同で同社の組織的な問題を検証した結果が公表される。(小河雅臣)

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介