チェルノブイリ原発事故から26日で25年になるのを前に、脱原発社会の実現を求める市民団体が24日、東京都内で相次いでデモ行進した。参加者は、福島第1原発の事故を踏まえエネルギー政策の見直しを訴えた。
日本の総発電量の3割は原発に依存する。「グリーンピース・ジャパン」などは、原子力から太陽光など自然エネルギーへの転換を呼びかけ、渋谷駅周辺を歩いた。作家のC・W・ニコルさんは「原発事故は国をつぶすぐらいのコストがかかると分かった。日本を作り直そう」と訴えた。
「原発とめよう!東京ネットワーク」は港区の公園で集会を開き、約3000人が千代田区の東京電力本店前までデモ行進。「原発止めろ」と声を張り上げた。参加したチェルノブイリ原発事故の被災者、パーベル・ブドビチェンコさん(59)は「汚染地域の苦しみは今も続く。世界がもう一度、原発が必要かを考え直すべきだ」と話した。【市川明代、足立旬子】
毎日新聞 2011年4月24日 21時59分(最終更新 4月24日 22時10分)