2011-01-19 00:25:34
「甘えん坊」
テーマ:ブログ
ナマステ。
氷の壁も都会の壁も登っています。
どちらかというと断然、都会の壁が方が多いのですが、食わず嫌いしないで色んな分野に挑戦しています。
TBSの○スマの収録もそうですが、嫌だな~と思う反面、今しかできないチャレンジだと思い、苦手な分野にもあえて出て行くことで自分の視野が広がったり、そして楽しくなります。自分の限界を越えていくことの楽しみを知っている人間は本当に素敵です。
昨日は、イモトさんと小澤さん家族とスッポンを食べてきました。
スッポン料理も初めてだけどイモトさんも初めて。珍獣ハンターとプチ珍獣を食べながら考えてみると夢のような冒険対談。
「簡単に行って見れる景色ってあんまり感動しないですよね」と徐々に高みの世界に興味を持ち始めたイモトさん。イモトさんはすでに立派は珍獣冒険家です。
次は蛇を食べましょうね。
イモトさんのブログ→ http://ameblo.jp/a-imoto/
年越しから、層雲峡で泊まりでアイスクライミング(4級)と数日後には久しぶりに旭岳に山スキーに行った。
久しぶりにアックスを握り、氷を叩きつける。氷は割れやすい白い氷で、まだまだ完璧とはいえない氷を登っていく。
今回は山の師匠でもある佐々木大輔先輩と久しぶりに濃密な2日間を過ごす。(このブログへのコメントでペアではなく、講習会だとコメントしていますが、初日は初対面のアイスクライミング初めての松本さんの3人で基礎の確認。松本さんはその日で帰り、翌日から栗城•大輔さんとペアで終了点まで登った。講習会?は初日であって翌日はきちとんと登っています。)大輔さんとは昔、日高山脈の縦走スキーや冬の雷電岩の登攀をやった山の仲間です。
大輔さん自身もオリジナルティー溢れる冒険で、パタゴニアの未踏の山を登ったり滑ったり、最先端のエキストリームスキーをやっている尊敬する人です。
そして、大輔さんの厳しさはトップクラスと言ってもいいでしょう。
昔、冬の雷電岩の登攀では、前日に僕がスキーのジャンプで着地に失敗し、アバラにひびが入る事件があったにも関わらず、どんどん登らされる。呼吸ができないじゃないかと思っても「大丈夫。大丈夫」と簡単にあきらめさせない。さすがに中腹部で動けなくなり、寒いテラスで一泊して降りたことがある。
2日目の終了点まであと少しのところで20センチほどの氷が割れて顔面を強打。顔面から出血しているのがわかる。
「おっいいね~」と喜ぶ大輔さん。不思議とそこからスイッチが入っていく。大輔さんは厳しいが、本当の狙いは僕の限界点を引き延ばすことだ。
「普通ならこれぐらいで。でも栗城ならやれるだろう」と、あえてハードルを高くすることができる。それが見極められる山の人はそう多くない、信頼関係がないとできない。
「一番の甘えは、自分自身である」
それを大輔さんも僕も良く知っている。だから、修行には、厳しい師匠をつけた方がいい。
ブログを書いたあとにプリンを食べようと思っていたけど、近くに大輔さんがいると思えばプリンが遠くに感じた。
ナマステ。
PSキリマンジャロの単独許可についての質問がありましたが、キリマンジャロは必ずガイドを雇うことになっていますが、それはガイドにお金だけ払って山に入ってからは全て別行動。ガイドは他のお客さんと登り、栗城は食料も燃料も全部で背負って登り、期間内に所定に場所に降りてくるという約束でやらせてもらっています。南極も単独の許可は出ませんが、栗城隊3人で申請してベースに入り、ベースキャンプから一人で登るのです。質問についてはブログではなく、ホームページの問い合わせにお願いします。
銀河の滝にて。2日間、陽が暮れるまで登り続けた。
氷の壁も都会の壁も登っています。
どちらかというと断然、都会の壁が方が多いのですが、食わず嫌いしないで色んな分野に挑戦しています。
TBSの○スマの収録もそうですが、嫌だな~と思う反面、今しかできないチャレンジだと思い、苦手な分野にもあえて出て行くことで自分の視野が広がったり、そして楽しくなります。自分の限界を越えていくことの楽しみを知っている人間は本当に素敵です。
昨日は、イモトさんと小澤さん家族とスッポンを食べてきました。
スッポン料理も初めてだけどイモトさんも初めて。珍獣ハンターとプチ珍獣を食べながら考えてみると夢のような冒険対談。
「簡単に行って見れる景色ってあんまり感動しないですよね」と徐々に高みの世界に興味を持ち始めたイモトさん。イモトさんはすでに立派は珍獣冒険家です。
次は蛇を食べましょうね。
イモトさんのブログ→ http://ameblo.jp/a-imoto/
年越しから、層雲峡で泊まりでアイスクライミング(4級)と数日後には久しぶりに旭岳に山スキーに行った。
久しぶりにアックスを握り、氷を叩きつける。氷は割れやすい白い氷で、まだまだ完璧とはいえない氷を登っていく。
今回は山の師匠でもある佐々木大輔先輩と久しぶりに濃密な2日間を過ごす。(このブログへのコメントでペアではなく、講習会だとコメントしていますが、初日は初対面のアイスクライミング初めての松本さんの3人で基礎の確認。松本さんはその日で帰り、翌日から栗城•大輔さんとペアで終了点まで登った。講習会?は初日であって翌日はきちとんと登っています。)大輔さんとは昔、日高山脈の縦走スキーや冬の雷電岩の登攀をやった山の仲間です。
大輔さん自身もオリジナルティー溢れる冒険で、パタゴニアの未踏の山を登ったり滑ったり、最先端のエキストリームスキーをやっている尊敬する人です。
そして、大輔さんの厳しさはトップクラスと言ってもいいでしょう。
昔、冬の雷電岩の登攀では、前日に僕がスキーのジャンプで着地に失敗し、アバラにひびが入る事件があったにも関わらず、どんどん登らされる。呼吸ができないじゃないかと思っても「大丈夫。大丈夫」と簡単にあきらめさせない。さすがに中腹部で動けなくなり、寒いテラスで一泊して降りたことがある。
2日目の終了点まであと少しのところで20センチほどの氷が割れて顔面を強打。顔面から出血しているのがわかる。
「おっいいね~」と喜ぶ大輔さん。不思議とそこからスイッチが入っていく。大輔さんは厳しいが、本当の狙いは僕の限界点を引き延ばすことだ。
「普通ならこれぐらいで。でも栗城ならやれるだろう」と、あえてハードルを高くすることができる。それが見極められる山の人はそう多くない、信頼関係がないとできない。
「一番の甘えは、自分自身である」
それを大輔さんも僕も良く知っている。だから、修行には、厳しい師匠をつけた方がいい。
ブログを書いたあとにプリンを食べようと思っていたけど、近くに大輔さんがいると思えばプリンが遠くに感じた。
ナマステ。
PSキリマンジャロの単独許可についての質問がありましたが、キリマンジャロは必ずガイドを雇うことになっていますが、それはガイドにお金だけ払って山に入ってからは全て別行動。ガイドは他のお客さんと登り、栗城は食料も燃料も全部で背負って登り、期間内に所定に場所に降りてくるという約束でやらせてもらっています。南極も単独の許可は出ませんが、栗城隊3人で申請してベースに入り、ベースキャンプから一人で登るのです。質問についてはブログではなく、ホームページの問い合わせにお願いします。
銀河の滝にて。2日間、陽が暮れるまで登り続けた。
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