「ボクシング6回戦」(24日、石川県産業展示場)
05、06年とアマチュアボクシングの全日本実業団選手権ライト級を連覇した西谷和宏(VADY)が、李雷(中国)に3-0の大差判定で勝利し、09年11月のデビューから7連勝(2KO)を飾った。西谷は今月3日、高砂市総合体育館で行われた6回戦で1回TKO勝ちしており、前戦からわずか21日後という異例の短いインターバルで試合をこなした。それだけではなく最終調整となるスパーリングで左手首を負傷。左パンチをセーブする中、初回に右フックでダウンを奪い、そのまま試合をコントロールした。「右手一本でこれだけできれば上出来」と合格点を与えた陣営の高嶋穣会長。今後の展望については「まずは左手を治してからになるが、次はランカーに挑ませたい」と語った。
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