【ご協力ください】緊急声明と要請:子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求
子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求するため、美浜の会、フクロウの会、グリーンアクション、FoE Japan、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室の6団体は、下記のような緊急声明および要請を政府に対して行います。
これまでの経緯は、以下のページをご覧ください。
http://e-shift.org/?p=103
このアクションに連名可能な団体・個人は、要請文の下のフォームからご連絡ください。
一次締め切り:4月25日(月)
以下は6団体の声明と要請文になります。
================== 声明・要請文 ==================
2011年4月22日
呼びかけ団体:グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、福島老朽原発を考える会、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、国際環境NGO FoE Japan
【緊急声明と要請】
子どもに「年間20ミリシーベルト被爆」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求します!!!4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知した。この年20ミリシーベルトは、屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当すると政府は示している。3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量を子どもに強要する、きわめて非人道的な決定であり、私たちは強くこれに抗議する。
年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労災認定を受けている線量に匹敵する。また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当する。さらにこの基準は、大人よりはるかに高い子どもの感受性を考慮にいれておらず、また、内部被曝を考慮していない。現在、福島県によって県内の小・中学校等において実施された放射線モニタリングによれば、「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が75%以上存在する。さらに「個別被ばく管理区域」(2.3マイクロシーベルト/時以上)に
相当する学校が約20%も存在し、きわめて危険な状況にある。今回、日本政府が示した数値は、この危険な状況を子どもに強要するとともに、子どもの被曝量をおさえようという学校側の自主的な防護措置を妨げることにもなる。文科省は、20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)勧告Pub.109およびICRP3月21日付声明の「非常事態収束後」の基準、参考レベルの1-20ミリシーベルトに基づくとしているが、その上限を採用することとなる。21日現在、日本政府からは、本基準の決定プロセスに関しては、何一つ具体的な情報が開示されていない。また、子どもの感受性や内部被曝が考慮されなかった理由も説明されていない。文科省、原子力安全委員会において、どのような協議が行われたのかは不明であり、極めてあいまいな状況にある(注)。
私たちは、日本政府に対して、下記を要求する。
・子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準を撤回すること
・子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした専門家の氏名を公表すること(注)4月21日の政府交渉で、原子力安全委員会は正式な会議を開かずに、子どもに年20ミリシーベルトを適用することを「差支えなし」としたことが明らかになった。また、4月22日、5人の原子力安全委員の意見とりまとめについて議事録は無かったと、福島瑞穂議員事務所に回答している。
(参考)
4月21日付ドイツシュピーゲル誌の20ミリシーベルト設定に関する記事(「文部科学省、子どもたちに対してドイツの原発労働者と同様の被爆限度基準を設定」)より、専門家のコメントエドムント・レンクフェルダー(オットーハーグ放射線研究所)「明らかにがん発症の確率が高まる。基準設定により政府は法的には責任を逃れるが、道徳的には全くそうではない。」
※4/24から4/25にかけて、一時、署名フォームが使用できない問題が発生しておりましたが、現在は解消致しました。上記の[ 署名する ]ボタンよりお進み下さい。大変ご迷惑をおかけ致しました。
※携帯電話からは署名フォームが使用できない場合があります。畏れ入りますが、パソコンからご利用下さい。
署名させていただきました。
これまで1ミリだったところを今回の事故が起きてから20ミリに引き上げた。それが安全だというなら、何故最初から20ミリでなかったのでしょう。結局のところ基準の引き上げは、避難対象者の数やその受け入れ能力、また東電や国の保証能力など、社会的、経済的、政治的要請によってつじつま合わせに決められたとしか思えません。腹立たしい限りです。
情報を隠さず、最悪の事態も想定した安全対策を早急に求めます。
賛同します。署名したいのに何度やってもエラーになります。
子どもたちを守りたいです。
福島の知識人や裕福な子が多く通うという国立? の学校は、5月まで開校を見送って、
子どもたちは自宅待機になっていると、福島出身の友達が言っていました。
たぶん、親の意識の高さの違いも大きいと思います。そんなことで、子どもたちに差があってはならないと感じます。
賛同いただき、とても感謝しております。
署名フォームのエラーの件で、
お手数をおかけ致しまして申し訳ございません。
現在、エラーを解消致しましたので、
よろしければ上記の[ 署名する ]ボタンより署名をお願いいたします。
eシフト ウェブ管理
署名したいのですが、なぜかエラーになってしまいます。
首相官邸と文部科学省には抗議文を送信しました。
—————————————————-
>子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした
>専門家の氏名を公表すること
みなさん疑問に思われているようですが、
今回の決定は、文部科学省は安全委員会の助言に基づき
決定したと回答したのですが、
原子力安全委員会の部会が開かれた形跡もなく、
どのような経緯で助言がなされたのか不明なのです。
きちんと専門家が話し合い、その結果であるなら、
専門家の名前が上がり、議事録や速記が
普段どおりでてくるべきだと
6団体は考えられているからだと思います。
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あと今回許せないのは、文部科学省が各地で計測している
放射線量のデータは、ガンマ線だけなのです。
粒子になった放射性物質から出るベータ線やアルファ線は
モニタリングの数値に反映されていません。
これらの内容を含めると、今の20ミリシーベルトは、
およそ3倍、60ミリシーベルトになる試算もあります。
大人にとっても非常に危険です。
>きちんと専門家が話し合い、その結果であるなら、専門家の名前が上がり、議事録や速記が普段どおりでてくるべきだ
それはどうでもいいことです。子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準が撤回されればよいのであって、「情報社会的リンチ」の可能性がある2番目の署名内容が必要とは思えません。署名の内容に根拠があるならば、相反する相手の主張に根拠がないことは明白なのですから。
>あと今回許せないのは、文部科学省が各地で計測している放射線量のデータは、ガンマ線だけなのです。粒子になった放射性物質から出るベータ線やアルファ線はモニタリングの数値に反映されていません。
ここまではいいです。ガンマ線とベータ線、アルファ線はそれぞれ性質が異なるので。
>これらの内容を含めると、今の20ミリシーベルトは、およそ3倍、60ミリシーベルトになる試算もあります。
これは噂の域を脱していないのではないですか?
なぜ署名の内容が2点なのでしょうか?
>・子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準を撤回すること
これはわかります。
>・子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした専門家の氏名を公表すること
これは何でしょうか?情報社会的リンチを行いたいのでしょうか?それとも、「氏名を公表できない=責任をとれない発言」だと責め立てるのでしょうか?何にせよ、署名内容の一つであるにもかかわらず説明が不十分です。
リンチではないと思います・・・
今回の決定は、文部科学省は安全委員会の助言に基づき
決定したと回答したのですが、
原子力安全委員会の部会が開かれた形跡もなく、
どのような経緯で助言がなされたのか不明なのです。
きちんと専門家が話し合い、その結果であるなら、
専門家の名前が上がり、議事録や速記が
普段どおりでてくるべきだと
6団体は考えられているからだと思います。
署名したいのにエラーが出て、署名できません。
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今生きている人には現状の基準で大きな問題はないと思います。
が、これから生まれてくる人や動物、植物などには多大な影響がでます。
7世代先まで影響が出ると言われていますが、検証はできてないと思います。
個人的には一度影響が出てしまえば、その家系はそこで途切れるのではないか
と考えています。
何が言いたいかというと、政府は間違いなくそこまで考えて基準を決めていません。
即刻基準を見直すべきです。
少なくとも汚染地域への立ち入りは年齢制限(30歳以上等)を掛けてほしいですね。
未だに署名しようとしてもエラーが出るし迷惑メールも続々と届きます。何かしらの妨害がされているのかと疑いたくなってしまいますね。
文科省等への交渉を動画で見て、怒り、また、泣きました。こんな何も自分では答えられない役人たちが子どもの命に関わることをしていると思って。20msvは撤回させるべきです。福島の人はできれば、疎開を考えてみませんか?その間に校庭などの汚染除去をさせるということを確約させておいて。
署名には賛同します。しかし、すべてのフォームに書き込んでも、エラーが出ています。早く修正をお願いします。
私もすべてのフォームに書き込んでもエラーが出ます。
今署名できました!
署名をクリックすると、毎回エラー表示がでます。
第4段落
>年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労働認定を受けている線量に匹敵する。
の「労働認定」は「労災認定」ではないですか?
ご指摘をありがとうございます。
修正致しました。
eシフト ウェブ管理
多分署名済みと思ったのですが、もう一度送信してみたらエラーが出ました。
もしかしたら署名済みの場合はそのようなメッセージになるのでしょうか…。念のため。
政府の行為は憲法違反だと思います。
賛同して署名を送ったのですが、それからスパムが入るようになりました。他に思い当たることがないので、ちょっと調べていただけないでしょうか。
違っていたら申し訳ありません。
賛同できません。
主張が一方的すぎて、偏っています。
強要したのではなく、基準を引き上げたのではないですか?
政府がそうしたのなら、伊達や酔狂でそんなことをしたのではないはず。
相手の言い分も聞かずに、基準の撤回を求めるのであれば、ここは偽善に満ちています。
一庶民として素朴に疑問です。政府の言い分とは何でしょうか。
あなたは福島県にお住まいですか?
所詮、原発事故は対岸の火事なんでしょう。
残念です。あなたが関東にお住まいでないことを願います。
福島県民には関係のない電気を関東につくって差し上げてるのに。
あなたの意見は政府側にただ偏っているような・・・・・
政治家が嘘をつかなかったことが今までありましたでしょうかね・・・
「強要」と「基準を引き上げた」の違いは何ですか?
多くの人は、子どもがいて危険性について不安を感じつつも、その場にとどまるか、避難するかについては政府が決めた「基準」に応じて判断するしかないのだと思います。生活の糧を得るための仕事は、皆さん福島に持っておられるのですから。
私が福島に子どもと仕事を持っていたら、きっと政府が決めた「基準」に従って行動を決めるよりほかないと思います。
これまで1ミリだったところを20ミリに引き上げた。それが安全だというなら、何故最初から20ミリでなかったのでしょう。結局のところ基準の引き上げは、そこにいる人々の安全を最大限配慮し避難を促すのではなく、そのまったく逆に、安全性・危険性をうやむやにしてそこに留まるよう無言の圧力をかけるものだと思います。そういうことを「強要」と呼んでいるのではないですか。私は的を射ていると思いますよ。
偽善とまで言うなら、「相手の言い分」が何であるのか、ぜひとも解説してほしいものです。
政府の「言い分」たるものがあるとすれば、私にはそれが、「混乱を避けるべく」逃げるべき人たち、特に子どもたちをそこにとどめおきたい、犠牲になってほしい、そんな言い分でしかないと思いますが。「偽善」以下です。
原子力安全委員会が参考にしたといっているICRPの国際勧告は、実効線量。
文部科学省が決定したのは、ガンマ線だけの等価線量。
この基準の差がおおきな問題なのです。
子どもを守る。あたりまえのことだと思います。
賛同します。私はまだ未婚で子供もいませんが、子供達により安全な場所を提供するのは大人の役目でしょう。なぜ、福島県内の先生方ももっと声を上げてくれないのでしょうか。20ミリシーベルトなんて先生達なら当然危険度がわかるはずなのに!上がyesといえばyesなんですか?5年後、10年後のこと怖くて想像できないですよ。何故、今までの原発事故から学ばないのですか?本も読めて、インターネットで情報も得られるのに、怠慢です!!
私も20mSVには疑問を感じておりました。
http://ameblo.jp/espesp3434
パソコンなのに署名できません!!!
個人として、にチェックしてるのに
未回答の部分がある、というメッセージが出ます。
団体の場合は、連絡担当者名 (公開されません) *
個人の方は再度お名前をお書きください
の所の記入忘れはないですか?ここを記入し忘れて同じメッセージでました。
ありがとうございます。
署名出来ました。
代替案を出せという方がおられますが、
もちろん、国際的に認められている年間1ミリシーベルトに
従うべきです。
それ以上は、自分で選べる大人は別として、
特に子供は避難させるべきだと思います。
20mSv/年は平常時に1年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均=2.4mSv/年と比べて、不安にならざるを得ない数値です。
政府が出してきた数値、20mSv/年が科学的に妥当な数値ではないとすると、子どもを守るという点でどの程度の実効線量が許容範囲として設定できるのか、それは恐らく専門家の中でも意見が分かれる点だと思います。代替案が無ければ意見を言ってはいけない、というよりも政府が頼りないなら民間から具体的な「この程度なら妥当だと考える」数値を提案してみるのはどうかと思うのです。
放射線から身を守る方法は種々ありますし、個人でできることは政府も文書に盛り込んでいます。それでも、出来る限り平常時に近づけるために政府には資金や労力を投じて行ってもらえたらということもあります。例えば、校舎に防護シールドのようなものを設置することや、カリキュラムを暫定的に変更して生徒の被ばく量を抑えられるようにすることなどが頭に浮かびました。素人考えにすぎませんが…。こうして欲しい、という具体案を出してゆくのは一般人が出来ることであると同時に、役割でもあると考えます。
賛同します。
政府は自分たちの都合の良いように数値を作成します。そして都合の悪い数値は隠蔽もしくは間違いだったと言います。数十年して大変な事になっても責任を中々認めようとはしない姿が・・・、水俣病、薬害エイズが良い例です。自分たちの手で子供たちを守らなければいけません。政府、御用学者、大手マスコミには失望です。
わが国の事を海外メディアで正確に知らされるとは悲しすぎます。
京大の小出先生はじめ数人の本当の科学者の方、孫 正義さん広瀬隆さんや自由報道協会はじめフリーランスの方たちは一生懸命真実を追究しそれぞれの立場で世の中に発信されているようです。
でも大きな媒体がないので政府に洗脳のようにプロパガンダされた情報がどうしても多くの国民の前面にでてしまう。
なんとかしなければ私たち、ひとりひとり出来ることからはじまなければ。
未来の子供たちのために。
基準値を上げる=被爆者増加。この単純な数式がわからないわけでは
ないでしょう? つまり 最悪の事態が起こることを 想定しての
基準値の変更なのだと思います。想定だけなら いいですが すでに
そういうことが 起こるということをわかっていて 責任回避のための
先手だとすれば 全ての国民は 衆参議員の解散を求めてでも 自分たちの
安全を守っていくしかありません。クーデターが いつ起こっても おかしくない
状況にある 日本の政治が 情けないです。
これら一連の行為が、特定の営利企業を中心とした各ステークホルダー(関係者)の利権を確保するために成されていることが我慢なりません。いつから日本人は、こんなに『責任を取れない』人種に成り下がってしまったのでしょうか?
『これが現実なんだ。オレは何も悪くない。自分カワイイのはみんな同じさ。』と嘯きながらひたすら保身に走り、他人を被爆させてでも生き延びようとする姿は、おぞましいとしか言いようがありませんが、利権死守に走る彼らの“異常さ”が、今回の震災を契機に浮き彫りにされたということでしょう。こういうときは、正常な判断力をまだ失ってない“庶民”が声を挙げるべきです。
庶民には真実を知らせないまま命を削ってもらい、その犠牲の上に生活基盤を守ろうとしている姿に対して、庶民の責務としてきっちり『間違っている』ことを伝えなければと思います。声を出さないのであれば、我々はその犠牲だけをきっちり被らされ、彼らはその上で生活の安泰を得るだけであり、自戒の念はあったとしても、責任を取ってもらえる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
「利益が出たら我々の利益(あたりまえ)。」
「損失(被害)が出たら国民の負担(申し訳ないけど…)。」
これが彼らの本音ではないでしょうか。
20mSv/yという数字を見たとき、進行している事態の深刻さに大きな衝撃を受けました。
この数字を撤回させたとしても、放射能がなくなってくれるわけではありません。
代替案だとか、何ミリに変えればいいのか云々の議論などは、放射能という、
人間の手に負えない相手には無意味でしょう。
とにかく子ども達がそこで生活することはムリなんだという現実に向き合い、悔しくて
腹立たしいことですが、そこを離れて生活するための対策・支援を求める方向にシフトすることが必要なのではないかと私は感じています。