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'11/4/25

新音戸大橋1万5000人が見物

 呉市の音戸瀬戸に24日、第2音戸大橋(仮称)のアーチが架設された。音戸大橋の北約350メートルに架かった2本目の橋。青い海に映える真っ赤なアーチを見ようと、約1万5千人が詰め掛けた。

 架設したのはアーチの中央部分で全長192メートル、約3500トン。午前6時ごろにクレーン船がつり上げたアーチ部分を少しずつ下げていき、同10時50分に固定した。

 橋周辺には未明から見学者が集まり始め、カメラを手に絶好の撮影場所を探したり、迫力のある作業をじっと見守ったりしていた。

 橋は全長492メートルで、警固屋音戸バイパスの一部として今後も工事を続ける。バイパスは音戸大橋の渋滞解消のため県が1995年に着工し、2013年春に開通する。総事業費340億円を見込む。

【写真説明】クレーン船で架設される第2音戸大橋のアーチ(奥)。手前は音戸大橋=24日午前7時30分(撮影・高橋洋史)



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