べったらなます

 田代町は、海から遠く離れた山間部なので、冬は生魚が手に入りにくく、秋のうちに生魚を買い、塩漬け、こぬか漬け、又はとうふかすに漬けておき、保存食として冬期間に少しづつ取り出して食べた。
 代表的な魚は、にしん、さんま、さけ、ます、はたはた等であった。
 魚の頭を使ったべったらなますは、どこの家でもひんばんに作って食べていた。魚の頭はだしが出て、だいこんおろしとの調和が良く、なんともいえない味わいがする。

(四人前)
塩魚の頭(ある程度塩分を取る) 100g
だいこん 1/2本
きのこ(さわもたし) 150g
ごぼう 1/2本
にんじん 1/2本
ねぎ 1/2本
みそ 大さじ2

(1) ごぼう、にんじんは笹切りに、ねぎは小口切りにする。魚の頭は、食べやすい大きさに切る。 
(2) だいこんをすりおろし、身と汁を分ける。
(3) だいこん汁に魚の頭、ごぼうを入れ煮こむ。
(4) 煮立ってきたら、にんじん、きのこを加え、又、弱火で少々煮てからみそとねぎを入れ、火を止める。
(5) 最後にだいこんおろしの身を加えてできあがり。

塩物の頭ならどの魚でも良い。
ある程度の塩抜きを忘れないこと。


協力 田代町食生活改善推進協議会