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最終更新:2011年4月24日(日) 17時57分

「脱原発」訴え、東京都内でデモ行進

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 原発の安全性に対する懸念が強まるなか、都内各地では、「原子力からのエネルギー政策の転換が必要だ」と訴えるデモ行進が行われました。

 「(原子力は)安いと言うけど 、原発には保険はきかない。事故があると、国がつぶれるほどのコストがかかる。No more atomic anything.(もう原子力はこりごりだ)」(作家 C・W・ニコルさん)

 これは、地球の環境について考える「アースデイ」にあわせて行われたものです。デモ行進では、家族連れなどおよそ5000人が「エネルギー政策転換を」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りなどを練り歩きました。

 「未来のため、新しい時代が始まっていると感じてもらえたら」(歌手 加藤登紀子さん)

 「後遺症として残るもの、範囲があまりに大きい。エネルギーシフトとして見直していく」(湯川れい子さん)

 「子供の世代が安全に生活できないのが一番の問題 」(参加した人)

 一方、東京電力本社前でも、「脱・原発」を訴える複数の団体が合同でデモ行進を行い、警備にあたる警察官ともみ合いになる場面もみられました。(24日17:23)

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