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長崎市長選 田上氏が当確

4月24日 20時2分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

長崎市長選挙は、無所属で現職の田上富久氏の2回目の当選が確実になりました。

長崎市長選挙の開票はまだ始まっていませんが、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、田上氏はほかの候補を大きく引き離し、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、田上氏の2回目の当選が確実になりました。田上氏は長崎県五島市出身の54歳。長崎市の統計課長などを務め、伊藤一長前市長が選挙期間に拳銃で撃たれて死亡した中で行われた前回の長崎市長選挙で初当選しました。今回の選挙で、田上氏は、政党に推薦を求めませんでしたが、民主・自民両党の地元支部が支持し、連合長崎も田上氏の運動を支えました。選挙戦で、田上氏は、観光の活性化などを図ったと1期目の実績を強調し、市民の意見を反映させた街づくりを進めると訴えました。そして、民主・自民両党の支持層やいわゆる無党派層から幅広く支持を集め、2回目の当選を確実にしました。田上富久氏は「2期目をしっかり進めるよう市民の皆様から激励をいただいたということだと思う。これまで、医療や福祉、経済や防災も含めて新しい時代に向けた政策の種を育ててきた。その種が成果を出すところまで精いっぱい前進したい」と述べました。