2010-11-12 子供がバカなんじゃない、単にお前が(自粛)なだけなんだ
ブルデスPTA大会長様、吠えまくる
『都小P 新谷珠恵会長に聞く、都条例改正を推進する理由』
ASCII.jp(2010年11月12日)
「大人同士のエロマンガは既に規制されて棚を移されています。大人同士は対象なのに、子ども同士は対象にならない」
「私たちを叩いている人たちはネットの中だけで暮らしており、発言の場がネットにしかない人」
「私たち親の感覚では、『データはあるのか』と言われること自体がありえない」
「『規制は憲法違反』と言う人には、なぜ憲法で規制できないのかと言いたい」
「そういうものは作らない売らない社会のシステムや、法律での規制が必要」
「子どもは本当にバカで未熟」
ブルデスPTA大会長様の面白発言を引用していったらキリがないから困る。
参照:『ブルデスPTA大会長様』(2009年10月02日)
朝日新聞、焚書団体に助成金
『子どもへの暴力防止プロジェクト助成 子どもたちのこころに安心の芽を育てるために』
朝日新聞厚生文化事業団(2010年11月10日)
http://www.asahi-welfare.or.jp/info/2010/tokyo/bouryokubousi.html
「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、厚生労働省、テレビ朝日福祉文化事業団後援)を受ける21団体が決まり、児童虐待防止推進月間の11月9日に贈呈式が朝日新聞の東京、大阪両本社で開かれました。贈呈式は東京本社で東日本の9団体、大阪本社で西日本の12団体の代表が出席、朝日新聞厚生文化事業団側から助成金の目録が贈られました。
助成額は計4017万円。贈呈団体の事業には、暴力を受けた子どもの避難所(シェルター)の開設・運営や乳幼児のゆさぶられ症候群の予防活動も含まれています。
この助成は事業団創立80周年記念事業のひとつで、非営利の民間団体が対象。3年目で最終年の今回は142団体から応募がありました。3年間の助成は計62団体、総額は1億4522万円になりました。
<ポルノ被害と性暴力を考える会>(埼玉県新座市)
ポルノ被害を実態調査、被害防止に取り組む
<ポラリスプロジェクト日本事務所>(千葉県市川市)
児童買春・ポルノ被害の相談サイト体制を強化
「ポルノ被害と性暴力を考える会」はポルノ・買春問題研究会(APP研)の中核メンバーが深く関わっているアンチポルノ団体(HPもAPP研と同じ)。只今、過激な作風で知られるAV監督のバクシーシ山下氏による性教育本を発行した出版社に対して、「子供がこの本を読んだ事をきっかけにしてバクシーシ山下のAVを観たらどうする!」という難癖をつけて回収・絶版を要求中。もっとも出版社側は「ファシストの要求には応じない」として一蹴。当然の対応ですな。
参照:『ポルノ被害と性暴力を考える会』
この新書シリーズは、本の帯に「学校でも家でも学べないリアルな知識満載!」とうたい、山下の本の帯には、「(略)ぜんぜん、興味本位で十分です。アダルトビデオ界の鬼才が伝える、世界でいちばん『ふつう』な特殊講義」と書かれています。
本の読者対象として設定されている中学生や高校生や小学高学年生がこの本を読み、山下の「デビュー作」として紹介されている「女犯」──この徹底的な女性蔑視と女性への暴力を娯楽化した暴力AV──などを視聴したら何が起きるでしょうか。大人でさえ、「女犯」をみたら多くの場合強い衝撃と精神的苦痛、心理的外傷などを受けます。子どもの場合、取り返しのつかない心理的外傷と、それによる身体的変調をきたす可能性が大人よりも、はるかに高いといえます。
親が子どもにDV(ドメスティック・バイオレンス)を目撃させ、心理的外傷を負わせることは児童虐待にあたるとされていますが(児童虐待防止法2条4 号)、それに照らせば、たとえ映像ではあっても、激しい集団的暴行と性的虐待のシーンを予期せず子どもに視聴させることは、DVの目撃に勝るとも劣らない「虐待」被害を生じさせる行為であるといっても過言ではありません。
「子どもに視聴させる」?何故か途中から出版社が主体となってバクシーシ山下氏のAVを子供に観せるという話に変わっています。アホか。
現実と虚構の区別がつかない人々
ポラリスプロジェクトは「子どもや女性の人身売買(トラフィッキング)と商業的な性暴力をなくす」(旧ブログより)事を謳った団体。やっぱり児童ポルノ禁止法による漫画やアニメの規制を求めており、日本ユニセフ協会のキャンペーンにも参加しています。
参照:『日本ユニセフ協会・特集 子どもポルノから子どもを守るために/賛同団体』
「世界で起こる人身売買とそれに対する様々な取り組みをダイジェストに伝えていきます」とした旧ブログでは、何故か松文館裁判や日常的にデータを捏造していた疑惑が持たれているインチキ調査会社による「有害情報に関する特別世論調査」を取り上げていました。現実と虚構の区別がついてない典型的な規制派団体ですね。
参照:『トラフィッキングアラート:わいせつ漫画裁判ー「松文館」』
ポラリスプロジェクト(2007年06月16日)
http://megalodon.jp/2010-1111-2004-01/polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-278.html
参照:『トラフィッキングアラート:[ポルノ]漫画・イラストも児童ポルノ規制対象に」約9割──内閣府調査 』
ポラリスプロジェクト(2007年10月29日)
http://megalodon.jp/2010-1111-2005-18/polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-533.html
それにしても朝日新聞は凄い。都条例改正案をヨイショする提灯記事を掲載したと思ったら、今度は焚書団体に助成金。地金出まくり。
2010-10-28 規制派の差別はキレイな差別
遵法精神が不足しても出来る人権運動
『薬事法、景品表示法、学校教育法・・・・遵法精神が不足する「アグネス・チャン」、でも講演料100万円』
週刊新潮9月16日号(2010年09月09日)
中野翠氏(コラムニスト)
「この時代に講演で稼げるのが凄い。なぜ相変わらず100万円も取れるのか、なぜそんなに大物扱いされるのか、これはずっと分らない。薬事法の問題などを起こしても、同じように講演をして、そこに疑問を抱かない人が居続けること自体、私には『疑問』なのですが・・・・・・」
ごもっとも。
木端役人に好き勝手させるものか
『青少年健全育成条例の改正に関する都職員の方からの説明』
杉江松恋は反省しる!(2010年10月25日)
http://mckoy.cocolog-nifty.com/hansei/2010/10/1025-2e5c.html
新聞の切り抜きも一緒に配らせていただいております(朝日新聞大阪版切抜き)。これは朝日新聞の「子供とメディア」という欄で、性と漫画ということで特集を組んでいただいたものです。
大阪の朝日新聞の文化部の方が東京都に取材に来まして、記事を作ってくれました。大阪では掲載してくれたのですが、大阪の本社のほうに非常に反対派からクレームがついたと。なんだこの記事はと。一週間か十日後に東京のほうの新聞でも載せる予定だったんですけど、反対の意見がきちゃったものですから、東京の朝日は躊躇して、残念ながら載せてもらえなかった。
都職員が悔やしがっていたという記事は以前ここでも取り上げました。以下のエントリーをご覧下さい。
『散弾銃を使うか、ペンを使うかの違いだけで、メンタリティは同じ。ウヨとサヨは双子の関係。まるで映画「バスケットケース」のベリアルとドウェインみたいな』
エロゲは汚い差別。規制派の差別はキレイな差別
分家サイトで取り上げ、それなりに反応があった「同性愛って法律的にどうなの?」というアホ発言。同性愛差別に敏感なポルノ買春問題研究会(APP研)のメンバー達が、果たして東京都青少年健全育成審議会議を批判するのかどうか、ちょっと楽しみです(笑)。
ちなみにAPP研の連中は、例の「お前は痴漢されて喜んでいるんだろ」発言をした自民都議に対して、今日まで“ラブレター”(彼らは抗議書をこのように呼んでいるそうな)を手にして抗議をするどころか、ネット上で批判した形跡すらありません。いつも痴漢事件や痴漢AVを批判しているのに何故でしょう?
あとセーブ・ザ・チルドレンの森田明彦大先生も規制派の差別発言についてツイッターで全く触れませんね。ツイッター上における都条例問題についてのやり取りをチェックしては、挑発的なつぶやきを次々と投下しているクセに知らないとは言わせませんえ。
森田明彦大先生
「東京都は、漫画、アニメ等を含め、青少年の性的感情を刺激する図書類を、昭和39年(1964年)より青少年条例で規制しています。今回の改正案で、性的な描写のある漫画はすべて規制されると批判するのは、ヒステリックで、非論理的な反応であると思います。」
まあ要するに都条例改正案を支持している彼らにとって、漫画さえ規制出来ればこの程度の差別発言は問題無いって事なんでしょうな。
2010-10-09 ショック!不妊治療で集団的人権侵害!(笑)
ショック!不妊治療で集団的人権侵害!(笑)
『野田議員の前夫「おれは子づくりの道具じゃない」と思っていた』
女性セブン(2010年09月28日)
野田聖子衆議院議員(49)が「卵子提供による出産」を決めたことは、不妊に悩む夫婦を中心に大きな波紋を広げている。他人の卵子による妊娠、出産――それは、新たな選択肢の提示でもあると同時に賛否両論あるもの。前回は賛成派の意見を紹介したが、今回は疑問を持つ人物による意見を紹介しよう。
その人物とは、野田議員の前夫・鶴保庸介議員(43)だ。野田議員の“告白”を知って、こう思ったという。
「実は、私と結婚しているときも、彼女は(別の女性の)卵子提供による妊娠を提案していたんです。ですから、今回の妊娠には、率直に“本当にやったんだね”と思いました」
鶴保議員も野田議員とともに不妊治療に取り組んでいたが、卵子提供には反対だったという。
「私としては、自分と彼女の子供が欲しかったんです。彼女の卵子を使った代理母の選択肢もあったかもしれません。しかし当時は、代理母をめぐる法的な問題が議論されているさなかで、身長にならざるを得ませんでした」(鶴保議員)
彼によれば、不妊治療に対するふたりの考え方の違いも、パートナー解消に至る原因のひとつだったという。
「彼女には“自分が子供を産みたい”というのがまず先にあって、“あなたのDNAを残したい”はその後でした。夫婦である以上、“あなたと私の子供をつくりたい”といってほしかった。正直、“おれは子づくりの道具じゃない”といってしまったことさえあります」(鶴保議員)
そして、野田議員とともに体外受精に取り組んでいたころを振り返り、「別室へいってアダルトビデオを見て射精。それを試験管に入れて終わり。言葉は悪いですが、不妊治療をしている男性は自分のことを“精子製造機”のように思ってしまう瞬間があると思います」と話した。
野田聖子大先生はヲタク向けポルノを目の敵にして執拗に政治的攻撃を繰り返してきたわけですが、こうして不妊治療にAVが利用されている点については、どのようなお考えをお持ちなのでしょうか。あと今の旦那は、ロリコン犯罪の温床である出会い系サイトの迷惑メールを大量送信して逮捕されたという輝かしい経歴があるそうで・・・・。
参照:『野田聖子元郵政相が語った「パートナーの過去と妊娠」/「あの人が罪を償う姿を見て、産みたいって・・・思いました」』
現代ビジネス(2010年09月19日)
本誌が野田氏を直撃したのは、現在のパートナーK氏の過去について、野田氏がどう考えているのかを知りたかったからだ。実はK氏には前科がある。
'05年5月、出会い系サイトの広告が掲載された迷惑メールを大量に携帯電話に送ってサーバーに障害を与えたとして、有線電気通信法違反(有線電気通信の妨害)容疑で京都府警ハイテク犯罪対策室に逮捕されているのだ(京都簡易裁判所によれば、この罪でK氏に罰金50万円を命じた)。
どうでも良い事ですが、写真のチョイスに悪意があり過ぎる(笑)。
それはそうと、AVの購入・視聴・営利利用は女性という社会的集団に対する人権侵害を助長する行為だと主張して止まないポルノ・買春問題研究会の皆さんは、不妊治療を行っている病院に対して抗議しないの?
2010-10-08 2万8千人の容疑者
2万8千人の容疑者
『姉の免許証で成人装い…16歳少女がAV19作品に出演 元芸能プロ社長を逮捕』
産経新聞(2010年10月07日)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101007/crm1010071543024-n1.htm
十分な年齢確認をせずに18歳未満の少女をアダルトビデオ(AV)に出演させたとして、警視庁少年育成課と本所署は、児童福祉法違反(淫行)などの疑いで、東京都文京区本郷、元芸能プロダクション社長、幸村章寛容疑者(28)ら2人を逮捕した。
同課によると、少女は姉の運転免許証を提示して成人を装っていたといい、幸村容疑者は「もう少し確認すればよかった」などと容疑を認めているという。
少女が出演したAVは19作品に上り、うち15作品のDVD約8万5千枚が流通しており、すでに約2万8千枚が販売されたという。
逮捕容疑は、当時16歳だった千葉県の無職少女(17)に十分な年齢確認をせず、1月中旬に都内や近県のスタジオなどで男優を相手にわいせつ行為をさせ、その様子を撮影したDVDを製造したとしている。
同課によると、家出中だった少女が携帯電話の掲示板サイトで「モデル募集、高収入」とする幸村容疑者らの書き込みを見て応募。しかし、面接で幸村容疑者から「AVなら月80万円を保証する」と持ち掛けられ、出演を了承した。
その後、少女は地元でAV出演の風評が出たことから、4月末に引退した。
昨年11月に児童ポルノ事件の情報収集を目的に設置された「STOP!児童ポルノ・情報ホットライン」からの情報提供により、事件が発覚。同ホットラインを通じた事件摘発は初めて。
日本ユニセフ協会が音頭を取っている「国民運動」の記者会見直後にこの事件(笑)。
『児童ポルノを「見ない」「買わない」「持たない」「作らせない」「児童ポルノがない世界を目指して」国民運動 第1回報告会・記者会見開催』
日本ユニセフ協会(2010年10月06日)
「今の法律では、児童ポルノの製造や頒布は処罰の対象となっていますが、所持や購入は違法ではありません。児童ポルノの購入や所持を違法にしなければ、売る人も買う人も減らないのです。児童ポルノを買ってはいけない、持ってはいけないというメッセージを出すことはとても大きな意味があります」として早期の法改正を求める署名の協力を呼びかけた、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使。
遡及適用上等!なアグネス・チャン大先生達のお望み通りに児童ポルノ禁止法が改正された場合、2万8千人以上の容疑者が生まれるというムチャな事態にもなりかねないわけでして。しかしアグネス大先生に言わせれば「警察を信用するアルヨ!問題なんて起きるはずが無いアルヨ!」らしいです。
参照:『「警察舐めとったらあかんぞ!おどれの一生台無しにしたろか!」 取調室で怒号を上げた警官を告訴へ』
痛いニュース(2010年10月7日)
ちなみに1年前にも今回と類似した事件がありました。というかこの手の事件はちょくちょく起きてます。
参照:『9万人の容疑者』(2009年02月05日)
参照:『「まさか中学生とは」 14歳をAV女優に 』
日刊スポーツ(2006年12月14日)
こうしたケースが単純所持規制の問題点を浮き彫りにするわけなんですが、日本ユニセフ協会一派の方々は完全黙殺状態ですね、はい。あの人達はポルノという存在自体を嫌悪しているようなので、冤罪であろうとAVやエロ本を見ている非モテ野郎が逮捕されるのだから全然構わないとか考えているのでしょうね、きっと。ゼロトレランス!(笑)
♪みんな被告 みんな非国民♪(ザ・スターリン)
ところで国民運動とやらで集めている署名を見たのですが、日本ユニセフ協会が単純所持規制と同じく強く求めている非実在青少年規制について一切触れていませんね。
『児童ポルノがない世界を目指して』
日本ユニセフ協会
「非実在青少年規制を要望するのは子どもの権利団体として当前」(森田明彦大先生)だから、今更触れるまでも無いとか?まあ、ただ単に前回の様に騒ぎを大きくしたくないといった所でしょうけど。
とりあえず私は国民運動に参加しないので、非国民扱いして頂いて結構です。
2010-09-07 産経新聞は今日も絶好調
さすが産経新聞!俺達の期待を裏切らないぜ!
『「高校生セックスOKと思った」かわいい表紙の少女漫画に警鐘』
産経新聞(2010年09月07日)
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100907/edc1009071240001-n1.htm
地域によっては「有害図書」に指定されるような過激な性的表現が描かれているにもかかわらず、メルヘン調のタイトルや表紙デザインの少女向け漫画雑誌について、子供を守る活動をしている専門家から、未成年に与える影響の大きさを心配する声が上がっている。行政も「表紙でカムフラージュされた分だけ、問題」として販売規制を強めている。
「性病に感染していないか心配。もっと早く講演を聴いていたらよかった」「高校生になったら性交渉もいいと思っていた。自分の体を安易な気持ちで傷つけたらいけないと思った」
NPO法人「有害環境から子どもを守る会」(大阪府阪南市)会長の元小学校教諭、岡崎正子さん(63)が関西の高校で講演した際の感想文には、女子生徒たちの素直な言葉がつづられていた。
岡崎さんは4年前から、近畿の中学校や高校で、性問題やエイズの危険性について講演している。生徒たちの感想などを通じて強く印象づけられたのは、一部の少女漫画の問題だった。
参照:『片桐あきひこホームページ』
NPO法人「有害環境から子供を守る会」代表である岡崎正子さんは大阪府下を中心に活動をしています。その活動は、子どもを有害図書や社会環境の危険から守るために小、中学校、高校で講演を実施しています。既に400校以上、延べ8,000人以上の生徒や保護者に対して、講演を行っています。
参照:『ボランティアプラットホーム:有害環境から子どもを守る会』
団体名 ・・・・ 特定非営利活動法人 有害環境から子どもを守る会
代表者 ・・・・ 岡崎 正子
法人認証年月日 ・・・・ 2004年3月26日
所轄庁 ・・・・ 大阪府
主たる事務所 ・・・・ 〒599-0232 大阪府阪南市箱作910番地
目的 ・・・・ この法人は、子どもの教育環境の浄化に関する活動を行うと共に、倫理道徳・家庭教育の再興のための活動を推進し、青少年の健全育成に寄与することを目的とする。
最近名前を見かけるようになった「有害環境から子どもを守る会」ですけど、どうもこの団体は「世界平和女性連合」の下部組織みたいなんですよね。
参照:『署名活動に参加』
NPO法人エムスタイル&ジョブ(2009年03月16日)
青少年健全育成を阻止する『児童ポルノの有害図書・有害情報」の一掃を求める署名活動に参加しました。NGO団体「世界平和女性連合」で「有害環境から子供を守る会」を発足し活動していたのでエムスタイルでも協力いたしました。1週間という短い時間でしたが147名の署名が集まりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
で、この世界平和女性連合なんですが、えー、毎度お馴染み統一教会のダミー団体です(笑)。
参照:『統一教会(統一協会)被害者家族の会 : 世界平和女性連合(WFWP)』
現在、社会的に問題となっている事に関し世界の縮図は家庭であるというようなキャッチコピーで、巧みに主婦や若い女性を勧誘しているようです。教育問題、高齢化等の社会問題あるいは、青少年の非行、等々、統一協会信者でなくても気になるような問題を解決しようと色々な奉仕活動をしているようです。
そういや産経新聞は合同結婚式に賛同する全面広告を出した事があったねw
おっそろしい事にこいつらは国連NGOです。国連の看板を利用して国内外で合同結婚式の勧誘を行っているというロクでもない話も出ています。
『世界平和女性連合』
1992年4月に 統一教会教祖の文鮮明とその妻、韓鶴子により創設。1997年には国際連合・経済社会理事会の諮問資格を有するNGOに認定される。世界各国に支部を持つが会員数は不明。総裁は韓鶴子。
講演会、アジアからの留学生への奨学金支援、教育再建の情宣活動、海外支援と国際交流など、青少年の環境浄化や家庭教育運動などの活動を行う。機関紙『IDEAL FAMILY』を毎月発行。「純潔教育推進」を掲げるなど、伝統的家庭の価値観を重んじている。
参照:『統一協会隠し 教壇に/偽装組織の「世界平和女性連合」/神奈川の小学校 霊感商法に引き込む』
赤旗(2008年5月5日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-05-05/2008050515_01_0.html
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)によると女性連合は統一協会がつくった「隠れみの」で、信者勧誘や資金集めの窓口的な組織。全国弁連は「厚木市が推奨する良質な団体と誤信した市民が女性連合の活動に参加し、資産を奪われ人生を狂わせられないか、深刻に憂慮している」との文書を市長に送りました。全国弁連事務局長の山口広弁護士によると、女性の関心事を看板に地域や教育現場への浸透をはかるのは女性連合の常とう手法で、厚木市の事例は氷山の一角です。
参照:『潜入レポート! 統一協会サークル 〜神とエイズとゴミ拾い』
信じる人々(2008年12月30日)
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/6529/kokusui/shoukyou.html
参照:『全国弁連が統一教会合同結婚式について声明:統一教会の合同結婚式に反対します』
カルト被害を考える会
オマケ。統一教会が最近起こした事件のニュース。
参照:『また統一教会員が逮捕!』
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版(2010年07月02日)
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2010/07/etyphoon-48c5.html
参照:『統一協会の霊感商法に再びメスが入りました。今度は大分です。』
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版(2010年01月20日)
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2010/01/etyphoon-af2d.html
“真のお父様”の為に青少年の健全育成!!
ちなみに岡崎正子大先生は、大阪府版「非実在青少年」規制案の成立を目論んでいる大阪府青少年健全育成審議会の委員でもあります。もう笑うしかないですね。
『大阪府青少年健全育成審議会の委員名簿』
http://www.pref.osaka.jp/koseishonen/jorei/ikuseisingikai_meibo.html
岡崎正子 NPO法人有害環境から子どもを守る会会長
都条例改正案の早期成立を求める署名集めにも関与していた疑いも。
参照:『「民主主義の力」が止めた「非実在青少年」条例』
保坂のぶとのどこどこ日記(2010年06月17日)
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/4c3c2ea2bfea8aff14d31e7b81b1236a
さらに、「子供の環境を守る会」という団体が筆頭になった15団体が1万11884筆の署名を議長に提出した。連名している団体は「有害環境から子供を守る会」という名称が基本になっているようだ(ただ、どういうわけかどこの報道機関も15団体の動きは伝えていない)。
それにしても、この度の産経といい、大嘘を垂れ流した朝日といい、右も左も本当にひどい有様ですね。
2010-09-04 やっぱり外務省
「フランケンシュタイン」は人造人間を生んだ学生の名前であって、岡田大臣のあだ名としては不適当だと強く主張したい
『岡田大臣会見記録 平成22年9月3日(金)13:50〜 於:本省会見室』
外務省(2010年09月03日)
○児童の性的搾取と表現規制
【週刊金曜日 伊田記者】
以前から持ち越しになっていたことについてお聞きしたいと思います。ネット等で初めて見られる方もいらっしゃるので初めから述べさせていただきます。2008年11月にブラジルの都市リオデジャネイロにおいて開催された第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議において、外務省はステートメントとしてこういうふうに発言されております。
日本語の仮訳の方ではこういう表現になっております。「漫画、アニメ、ゲーム等ではしばしば児童を対象とした性描写が見られます。これは現実には存在しないコンピュータ等でつくられた児童が対象ではありますが、児童を性の対象とする風潮を助長するという深刻な問題を生じさせるものであります。」
ここは英語の原文の方では「it surely raises serious problems」。仮訳の方には入っていないと思われます「surely」という言葉が入っていまして、確実に性的な風潮を助長すると外務省の方で2008年に述べられておりますけれども、この科学的根拠についてお教えください。
【大臣】
科学的根拠といいますか、児童そのものの場合と、そういった漫画とかアニメという場合で直接の被害者というのは児童そのものの場合と比べて存在しないという違いは確かにあります。ただ、そういった児童ポルノという意識を蔓延させるという効果においては、実際のものであっても、あるいは漫画、アニメといったものであっても、それは変わらないということだと思います。したがって、そういった状況を助長しないという意味においては、そういったものについても含めて、議論の対象にしていくという考え方を述べたものであります。
【週刊金曜日 伊田記者】
先ほど岡田大臣は、「実際に児童ポルノと漫画といった創作物の間で、助長するという効果があることは変わらないということだと思います」と、私が聞いているのは、変わらないという科学的な根拠については、例えば社会学者の宮台真司さんなんかは、この100年間社会学でそういう調査をしてきた。ところが、もともとそういった趣向がある人間に引き金を引くようなことはあり得るけれども、それを助長することはついに証明できていない。それから、最近の研究ではそういったものがあることで、実際の犯罪にいかないで代替措置としてそれで満足してしまい、そういったものを禁止した国の方がかえって犯罪率が上がるというデータも出ております。
つまりお聞きしたいのは、確かに私はこういった表現はひどいという表現物はあると思いますが、それが確かに助長するのだという科学的な根拠について、お教えください。
【大臣】
そこは学者の中でさまざまな議論があると思いますので、ここでそういった科学的根拠について証明しろと言われても、それはなかなか簡単なことではありません。
しかし、実物だからだめでアニメーションだからいいというのは、私(大臣)個人的には非常に考えにくいことだと思っております。違う意見もあると思いますが、しかもこれは表現の自由に関わる話ではありますけれども、私(大臣)にはその違いが大きくあるとは思いません。
【週刊金曜日 伊田記者】
来年の概算要求の中で、経済産業省がクール・ジャパンを売り出すのだということで、そういう漫画、アニメの振興についてかなり積極的に日本政府としても取り組むというような姿勢を示しております。そういったものと今回のこういった規制が、全く矛盾しているのではないかとも思いますけれども、大臣としてはいかがでしょうか。
【大臣】
矛盾しているとは思いません。それは物事の中身によって一般に言うアニメとか漫画というものを、国際的にPRしていくということと、その中身がいかなるものであってもいいということは、それは違うと思います。
【AP通信 鈴木記者】
漫画、アニメにおける児童を対象とした性描写についてですが、「アニメだからいいとは個人的には考えにくいと思う」というご発言がありましたが、それでは、大臣は、こういった描写はよくない、反対である、禁止すべきであるという個人的なお考えをお持ちなのでしょうか。
【大臣】
そういうことは、私(大臣)は何も語っておりません。それは、まさしくこれから議論していく話であります。ただ、被害者が直接いない、いるの違いはもちろんありますが、しかしアニメや漫画の描写も、特に最近はいろいろな技術の発展によって、本物か、あるいは人工的につくり出されたものなのかということの差もほとんどなくなってきておりますので、そこできちんと分けるという考え方は、私(大臣)はよく納得できないのです。それが社会的に及ぼす影響という観点から見たら同じではないかと、あるいはかなり近いのではないかと、そういう気が私(大臣)はしています。
「科学的根拠は無い」という言質を取った「週刊金曜日」誌の伊田記者に拍手。
しかしイオン製人造人間の「科学的根拠は無いけど社会的に及ぼす影響はある気がするフンガー」発言には呆れました。アホか。「気がする」だけの理由で罰せられそうになっている身にもなって欲しいですわ。
関連:『外務省総合外交政策局人権人道課長 志野光子の暴走』
Запретная Зона(2010年07月17日)
関連:『外務省にリオ協定で再突っ込みしたらお願いが来ました』
天使行路記(2010年08月16日)
http://angels-pathway.clanteam.com/qa_gaimu2_riostatement_100816.html
目新しい事を言っているわけでもないのに何で持て囃されてんの、この先生
『サンデル教授の「コミュニタリアニズム的」共和主義を斬る 橋本努』
SYNODOS/シノドス(2010年08月27日)
サンデルが擁護する解釈伝統は、大きくわけて五つあるだろう。
第一に、「良心の自由」にかかわる各人の信仰は、自由な意思に基づくものではなく、自由に選ぶことができない確信の問題であり、その確信は「市民的美徳」を滋養することができるという主張。
第二に、ポルノグラフィーは、女性に対する集団的な名誉毀損や、共同体の道徳的水準の低下をまねくという理由で、禁止しうるという主張。
第三に、妊娠中絶に反対する立法は、たとえ憲法で認められないとしても、各州の法律に任せて実現可能にすべき、という主張。
第四に、同性愛者の結びつきは、婚姻と同様に神聖で相互貞節を特徴とする場合には、人間の重要な善を実現するものとして認めるべき、という主張。
そして最後に、離婚した場合の扶養料は、離婚後に女性が経済的に自立しなくても、一人で子供を育てられる水準に引き上げるべき、との発想である。
付け焼刃を振り回す(そして血ダルマになる)のが得意なポルノ・買春問題研究会(APP研)のゼロトレランス大先生が、その内サンデル教授の名前を持ち出しそうな予感。
話は変わりますけど、事業仕分けで大幅予算削減の判定が下った(・・・が、結局予算は大して減額されず。だから行政刷新会議は茶番だ何だと批判されるんだよねえ)事で有名になった国立女性教育会館にて行われたポルノ・買春問題研究会のワークショップが、大成功に終わったそうですよ。
あくまで主催者発表w
『ヌエックでワークショップを開催しました。』
ポルノ・買春問題研究会(2010年08月)
http://www.app-jp.org/modules/topics/index.php?content_id=58
2010年8月28日にヌエック(国立女性教育会館)主催の「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」でワークショップを開催しました。
毎年8月の末に開催されるヌエックのフォーラムにはほぼ毎回参加していますが、今年は、「ポルノ被害への法的アプローチを考える」というテーマでワークショップを行ないました。参加者はいつもよりやや少なく、20名弱ほどでした。
(中略)
3つ目の報告は、「東京都青少年健全育成条例改正案をどう見るか」と題して、こうした法的状況の中で出てきた東京都条例の改正案がいかなるものであって、それが現行法の問題点と照らしてどのような性格をもっているかについて報告しました。
東京都青少年健全育成条例も、自主規制や不健全図書指定の対象を、「性的感情を刺激する」もの、あるいは「著しく性的感情を刺激するもの」と規定しており、結局、従来どおりの「わいせつ基準」にもとづくものでした。それに対して、今回出てきた改正案は、そうした従来のわいせつ基準から一歩抜け出し、人権的なアプローチにより近い規定が盛り込まれました。
すなわち改正案は、非実写の児童ポルノに関して自主規制の対象を、18歳未満の子どもを「みだりに性的対象とし肯定的に描き出すもの」と規定し、不健全図書指定の対象を「強姦など著しく社会的規範に反する行為を肯定的に描写したもの」と規定しています。これは、「青少年の健全育成」という道徳主義的な枠組みの中での変化とはいえ、またその規制手段が非常に緩やかなゾーニングにすぎないとはいえ、従来のわいせつ基準から抜け出す方向性を示したものであり、相対的に進歩的な変化だと言えます。
非実在青少年規制が「人権的なアプローチ」。今日もポルノ・買春問題研究会は絶好調。
ところで、何故ポルノ・買春問題研究会は都条例改正賛成派のセクハラ自公都議に対してお得意の抗議をしないのでしょうか?(7月の段階で公式サイトに件の記事を丸々コピペしているので知らない筈が無い)。
参照:『天下の愚策!東京都の「マンガ狩り」を嗤う』
プレジデント(2010年7.19号)
賛成は都議会の与党・自民党と公明党で、合計議席数は61。反対の野党・民主党と共産党の合計議席数も61であり、3議席を持つ「生活者ネットワーク」が反対に回ったことによる辛うじての否決だった。その議場では劣勢に立たされた与党席から酷い野次が飛び、改正案への反対討論を行う女性都議に愚劣な罵声が浴びせられる始末だった。
「子どもの敵!」「お前、痴漢されて喜んでるんだろっ!」
少なくとも私の目には、それが「表現の自由」を踏み越えてまで「青少年の健全育成」を目指すに値する姿には見えなかった。
そういえば角田由紀子元代表がやらかしたセクハラ相談メール漏洩事件で、ポルノ・買春問題研究会はセクハラ問題を取り扱うのは止めていたんでしたっけ?だから抗議しないのかしらん。
参照:『ポルノ・買春問題研究会:相談メール漏洩訴訟』
参照:『こんな判例があるんですね。』
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版(2007年01月07日)
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2007/01/post_bf14.html
2010-08-27 「アグネス・チャンのパワーストーン 薬事法抵触で表現を削除へ」
閉鎖して終わりだと思ったら大間違いだから
『アグネス・チャンのサイドビジネスについてのメモ』
(2010年08月24日)
先日の続きです。何とも面白い事になりました(笑)。
『アグネス・チャンのパワーストーン 薬事法抵触で表現を削除へ』
J-CASTニュース(2010年08月27日)
アグネス・チャンさん(55)の所属事務所が運営している商品サイトに、薬事法などに抵触する可能性のある表示があることが分かった。アグネスさん本人がデザインしたパワーストーンや輸入元が販売している健康食品の霊芝で、病気に効くことをうたっているからだ。アグネスさん側は、「誤解を与えるのは本意ではない」として、指摘のある表現を削除するとしている。
これも全て大槻教授のおかげです。ありがとうございました。
参照:『【アグネス チャンの正体】』
大槻義彦公式ブログ(2010年08月25日)
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-452b.html
参照:『【アグネス チャン の霊感商法】』
大槻義彦公式ブログ(2010年08月27日)
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-10c5.html
森田明彦大先生の教えを忠実に守っている人
『憲法を改正してキリスト教の素晴らしさを広め、子どもポルノコミックを規制しましょう!』
TOGETTER(2010年08月27日)
日本において子どもの人権を定着させるためには、日本国民に対していかにキリスト教が優れた教えであるかを証明していく必要があります。
キリスト教の素晴らしさを日本社会に広めるとともに、憲法に定められた政教分離原則を撤廃することこそが、子どもの人権を守るために今後不可欠となっていくことは明白です。
子どもポルノコミック擁護派の一部は、キリスト教徒の一部が子どもを性的に虐待していることを以って、子どもの権利団体を批判しています。しかし、そのような批判は皮相なものに過ぎません。
こういった批判に対しては、森田明彦先生が尊敬するチャールズ・テイラーの基本的信念によって反論することが可能です。すなわち、「ディレンマの無い社会は存在しない」のです。
ECPAT/ストップ子ども買春の会やセーブ・ザ・チルドレン、ワールド・ビジョンなどあの辺で蠢いている電波系クリスチャンの規制派の間では特に珍しくもない意見ですね。
とりあえず、これを置いておきます。
参照:『聖職者の児童虐待は「米社会の堕落にも責任」、ローマ法王』
AFP(2008年04月17日)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2379276/2841701
訪米中のローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は16日、米カトリック教会で問題化した聖職者の未成年に対する性的虐待について、教会側の対応を厳しく批判すると同時に、堕落した米社会にも責任の一端があると述べた。
法王は司教らに対し、長期にわたって行われていた虐待への対応において教会側に「非常にまずい対応があった」と指摘。その上で、「メディアを通して家庭にポルノや暴力があふれている現状で、児童保護を訴えることに何の意味があるだろうか」と語り、「社会を支える価値」の再評価を求めた。
そんな事よりもこっちの方が重要
『男女共同参画会議:第3次男女共同参画基本計画に盛り込むべき施策に関する提案募集について』
提案募集の期間 平成22年8月3日(火)〜平成22年8月31日(火)
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/teianboshu.html
参照:『【重要なパブコメ】第3次男女共同参画基本計画に盛り込むべき施策に関する提案募集について』
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)
もうじき〆切。