から検索 から検索


 
 2011/4/12(火)
 知事選敗北 「おごり、緩みあった」 岡田幹事長会見
【東京】民主党の岡田克也幹事長は十一日の定例記者会見で、十日投開票の三重県知事選で民主党推薦の松田直久候補が落選したことについて、「大変残念なことをした。大変申し訳ない」と陳謝した上で、「(全県選挙区の)知事選、参院選でずっと連戦連勝を続けてきたため、何とかなるのではないかとのおごり、気の緩みが私も含め、関係者の間にあった」と敗因を分析。一方、統一選前半戦の全体の敗北を含め、自身が責任を取って辞任することを否定するとともに、三重県連の責任についても「何かあると責任を取れとか、誰の責任とかの議論は生産的でない」とし、県連や選対幹部の辞任問題には発展しないとの考えを示した。

 岡田幹事長は松田候補の約一万票差の僅差の敗北に触れ、「もう少し(地元に)帰れば良かったかなと思う」としつつ、「有権者の結果として厳粛に受け止める」と強調。その上で、「三重県は知事選、参院選を連戦連勝で続けてきた。ここで一つ、有権者に結果を示していただいた」と述べ、「もう一度しっかりと足もとを見詰め直して再生したい」と、今回の敗北を体制立て直しの機会にしたいとの考えを示した。

 敗因については、「私は一回しか入っていないのでよく分からない。県連でよく議論してもらう必要がある」とした。その上で、「一つは候補者の選定が非常に遅れた。さらに党としての推薦も告示日前日で遅れ、浸透の時間が絶対的に遅れた。震災も起こり、余計に浸透が遅れた」と指摘。さらに組織におごりや緩みがあった点を認めるとともに、「最後の数日間、非常に追い上げたが、少し届かなかった」と話した。

 三重県知事選だけでなく、前半戦全体で敗北したことに対する幹事長としての責任問題については、「責任は感じているが、辞めるのはそれは違う」と自身の辞任を否定。

 全敗続きとの指摘には、「負け続けているというのは間違い。はっきり言う。私が代表になって初めて参院選で自民党の議席を上回った。残念ながら二カ月後の郵政選挙で大きく負けたが、この前の政権交代の総選挙も幹事長だった。それをお忘れなく」と野党時代の実績を持ち出した上で、「(与党の)今の幹事長では選挙で良い結果は出てない。いろんな理由があるが、ここは少し変えなければいけない」と釈明した。




  
三重銀行リージョネット
藤原印刷
Jエントリー
凄いSEO
ブランド買取サイト



旅キャピタル
47NEWS(よんななニュース)





伊勢新聞社
公式携帯専用サイト