韓国でも原発への不安が広がっています。韓国で最も古く、最近、トラブルが相次いでいる原発の前で23日、反対集会が開かれました。
集会に参加した周辺の住民や市民団体は、30年の設計寿命が過ぎた後も運転を延長している古里(コリ)原発1号機の閉鎖を訴えました。
反原発集会の参加者:「(福島の)子供たちの様子を見て、2児の父親として、設計寿命30年が過ぎた古里原発は閉鎖すべきと思い参加しました」
古里原発1号機は今月、電気系統のトラブルで運転を停止しました。住民の感情に配慮して運転再開を延期し、現在、精密点検が行われています。また、19日には4号機でも電力の供給が途絶えるトラブルが起きています。