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【J1:第7節 広島 vs G大阪】ペトロヴィッチ監督(広島)記者会見コメント(11.04.24)

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4月24日(日) 2011 J1リーグ戦 第7節
広島 4 - 1 G大阪 (13:05/広島ビ/18,788人)
得点者:1' 李忠成(広島)、11' 森崎浩司(広島)、36' ミキッチ(広島)、76' 佐藤寿人(広島)、87' 川西翔太(G大阪)
スカパー!再放送 Ch183 4/25(月)前05:00〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ1編
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●ペトロヴィッチ監督(広島):

「Jリーグの再スタートに向けては、明らかに広島がいい準備ができていた。それは、認めざるをえない。
中断期間もG大阪は(ACLという)厳しい試合を続けてきたし、水曜日にもいい試合で勝てた。それをプラスにして、今日につなげないといけなかった。(30秒間だった)黙祷を何も45分間も続ける必要はない。それくらい、前半の戦いや身体の動きは、自分たちのイメージとはかけ離れていたもの。
少しずつ慌て出したというか、ボールも動くようになっていたが、全てが広島ペース。ボールを持たされた中でカウンターを食らう。5〜6点とられても、おかしくなかった。非常に残念。
昨日の鹿島のパフォーマンスを見た上で、G大阪はコンディションのことを言われたくないし、そういうゲームをしないといけない。みんな理解していたと思うが、ノータッチで失点してしまい、そこからリズムも奪い返せなかったことも明らか。全てを見直して、次に向かいたい」

Q:宇佐美ではなく武井を起用した理由は?
「(宇佐美)貴史の状態は、本人も納得していないだろう。今年、ここまで5試合使ってきたが、チームの中でも光るものが少なすぎる。
今日もポゼッションをとられる中で、ミキッチの縦への対応とか、2トップへのサポートの速さというものをまず(優先した)。決してディフェンシブに考えていたわけではない。武井は武井のプレーをやってもらえればいいと思っていた。彼のパフォーマンスというよりは、全体としてペースに乗れない中で彼自身も模索しながらやっていたのだが、彼もやはり流れに乗れずにプレーを整理できていなかったようだ。ただ、(宇佐美を使わなかったのは)個人的な部分と戦術的な部分も考えた。
戦況を見ながら、貴史を前かMFかで使いたかった。できればいい流れの中で試したかった。0-0の中で変化をさせて、フィニッシュに絡みやすい位置でのプレーを。ただ、あまりに状況が状況だったから、全体に引き寄せるのに時間がかかり、個々の良さも出なかった」

Q:動きの悪さは、コンディションの問題か。それともメンタルか。
「全てだろう。試合は、難しい。流れの中でどう捉えていくか。全員が共通理解を持って、闘えるか闘えないか。ああいう失点を序盤に2点も喫してしまえば、広島もリトリートしてカウンターを狙う。50%のボールでも出せば何とかなるという戦いにさせてなかった。動くスペースも時間もない中では、ボールを動かしても戦況は変わらない。そういう流れの中でくらったダメージがあった。

終盤も動きは止まらなかったし、フィジカル的なダメージはないはず。窮屈なところでは、アドリアーノも難しい。いろいろ前の方でポジションを変えて、変化もつけたけれど状況が状況だったし、カウンターをどうしても狙われる。ただ、それを食らう危険はあっても引かずにプレスにいってボールを奪いにいくしかなかった。そこで積極性は出てきたのではないか」

以上