10日投開票の県議選で運動員に違法な報酬を払ったとして、県警は22日、公職選挙法違反(運動員買収)容疑で、別府市区で当選した牧野浩朗県議(自民)の選対本部長で、会社社長の東保房雄容疑者(62)を逮捕した。19日に逮捕された牧野県議の弟で出納責任者の牧野好晃容疑者(48)への捜査や事務所の家宅捜索などから容疑が浮上したという。県警は容疑の認否を明らかにしていない。
容疑は、選挙運動への報酬として、牧野好晃容疑者と共謀し10日~13日ごろ、数人の運動員に、数万円を違法に渡したとされる。
毎日新聞 2011年4月23日 地方版