チェルノブイリ原発事故から25年を前にドイツ・ベルリンで原発に反対する大規模デモ
チェルノブイリ原発事故から25年になるのを前に、ドイツの首都ベルリンで23日、原発に反対する大規模なデモが行われた。
参加者は、原発をシャットダウン、そして、核兵器を撤廃しようと訴えながら行進した。
デモは、チェルノブイリ原発事故を教訓に脱原発を訴えるもので、およそ5,000人が参加した。
参加者は、「ドイツがモデルになって、各国で脱原発の議論が起きてほしい」、「世界中から原発と核がなくなってほしい。原子力は人類にとって危険すぎる」などと話した。
ドイツでは、福島第1原発の事故を受けて、脱原発の動きが加速していて、メルケル首相も、再生可能エネルギーへの移行を目指す考えを示している。
ドイツ政府は現在、国内にあるすべての原発の安全性評価を行っていて、6月に今後の方向性を発表する予定。
(04/24 06:18)