2011年 4月 23日
京山の太陽光発電システムを一般公開
岡山市の京山山頂で行われている太陽光発電を利用した世界初の実験施設が23日一般に公開されました。この実験は岡山市の両備ホールディングスと独立行政法人、産業技術総合研究所が共同で行っているもので関係者ら約40人が参列し神事が行われました。一般公開されるのは岡山市北区の京山山頂にある世界初の実験施設で遊歩道が整備され太陽の動きを自動で追いかける発電システムや事前に予約をすれば発電した電気を利用して野菜を栽培する工場の見学もできます。両備ホールディングスでは世界最先端の技術に触れることで多くの人に環境への意識を高めてもらえればと話していました。

「麺の力で日本を元気に」震災チャリティー
東日本大震災の被災者を支援しようと製麺機の会社やうどん店が23日から宇多津町でチャリティーイベントを開催しています。「麺の力で日本を元気に」と名付けられたこのイベントは、製麺機メーカーの大和製作所やうどん店のめりけんやなど3社が宇多津町で開催しているものです。イベントの1つ手打ちうどん教室では、1人1000円の参加費が全額、東日本大震災の被災者の義援金として寄付されます。参加者は足で踏んで作った生地を麺棒で薄くのばしたあと、包丁で切りうどん作りを体験していました。このほか会場では焼きそばやラーメンなどが販売され、売り上げ金が義援金として寄付されます。また支援物資の受け付けも行われ、来場者がマスクやタオル、文房具を持ち寄っていました。このイベントは24日も開催されます。

住んでいた家に火をつけた容疑 男を逮捕
住んでいた家に火を付け全焼させたとして倉敷市の無職の男が22日夜、放火の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは倉敷市酒津の無職、西岡正則容疑者(68)です。警察の調べによりますと西岡容疑者は22日午後1時頃、住んでいた家の和室でカーテンに火をつけ木造平屋建ての住宅1棟、約50平方メートルを全焼させた疑いです。西岡容疑者は顔に軽いやけどを負って病院で手当てを受けていましたが、警察が任意で話を聞いていたところ「ライターで火をつけた」と犯行を認めたため放火の疑いで逮捕されました。現場は住宅密集地で、隣接する3棟の住宅の壁などを焼きました。警察では犯行の動機を調べることにしています。

池田動物園でホワイトライオン公開
世界で300頭ほどしか生息していないホワイトライオンが23日から岡山市の池田動物園で一般公開されています。公開されたホワイトライオンの名前は「ハタリ」で体長2メートル、体重250キロ、3歳のオスで人間に例えると20歳くらいです。日本三大サーカスの一つ、木下サーカスで曲芸を披露していましたが他のライオンとの折り合いが悪くストレスを溜めていたため療養を兼ねて池田動物園で飼育されることになりました。ホワイトライオンは動物園で療養しながら現役復帰を目指すということです。