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あっちゃん大丈夫?ソロ発表直後にダウン

 「会いたかった」を熱唱する前田敦子=ナゴヤドーム(撮影・高部洋祐)
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 「会いたかった」を熱唱する前田敦子=ナゴヤドーム(撮影・高部洋祐)

 人気アイドルグループ、AKB48の前田敦子(19)が、6月22日発売のシングル「Flower」でソロデビューすることが23日、分かった。ナゴヤドームで行われたAKBのシングル「桜の木になろう」発売記念握手会イベントで発表された。2万1千人から大歓声を浴びて笑顔を見せた前田だったが、続く握手会中に体調不良でダウン。イベントを途中退席し、帰京した。ファン待望のデビュー発表という晴れの日に、エースが思わぬアクシデントに見舞われた。

  ◇  ◇

 まさかのアクシデントだった。午後1時すぎの笑顔が、わずか3時間後に青ざめた表情に変わってしまった。

 AKB選抜メンバー16人がそろったこの日、主役はあっちゃんだった。サプライズのソロデビュー発表に2万1千人のファンは大喜び。大島優子(22)ら全員から「おめでとう!」と祝福され「ソロとしてこうして行こうとか、心の準備はできていないんですけど、映画(初主演作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」)の挿入歌になるのがすごくうれしい」と、はにかみながら喜びを口にしていた。

 しかし、多忙による疲労の蓄積もあり、イベント途中に体調不良に陥り終了を待たずに帰京した。前日の22日は午後7時からAKB48劇場で公演をこなし、深夜1時から2時間「オールナイトニッポン」の生放送を終えてから、名古屋入り。十分な睡眠も取れないまま、人気者ゆえの長時間の握手会に臨んでいた。

 昨年9月のじゃんけん大会、今年2月の握手会イベント、4月のテレビ朝日系「ミュージックステーション」生放送に続き、ダウンしてしまった前田だが、「Flower」への思いは強い。「歌詞もステキで、応援ソングって言うんですかね」。謙虚で控えめな性格に合った、しっとりとしたバラードで、前田は過密スケジュールの中、「曲とちゃんと向き合ってやりたい」と、休日返上を申し出てレコーディングに臨んだという。

 記念の日に、名古屋のファンからの祝福を最後まで聞けなかったことが無念だった。レコード会社関係者は「重くはない。大丈夫。病院には行ってないと聞いている」と軽症を強調した。晴れの日に思わぬ事態となったが、大好きな曲の初披露までには“あっちゃんスマイル”が戻るはずだ。

(2011年4月24日)

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