女性に性的暴行を加えて現金を奪ったとして罪に問われている男の裁判員裁判が開かれました。被告は、起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、別府市の無職永井智幸被告(42)は去年11月、女性の顔に包丁を突きつけて脅し、性的暴行を加えたうえ、現金12万円あまりを奪った罪に問われています。
初公判で、永井被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
争点は量刑で、検察側は、「犯行は長時間に及んでいて卑劣で悪質。パチンコに行きたかったがお金がないなど、動機が身勝手で同情すべき点がない」などと指摘しました。
一方、弁護側は「反省している。被害弁償を試みたことなどを考慮してほしい」と訴えました。今回の裁判では、男性5人、女性1人が裁判員を務めていて、26日に判決が言い渡される予定です。
囲碁と森がつながります。女性プロ棋士が今月末に日田市で開かれる森林保全のイベントに参加します。
今月29日からの2日間、森林と囲碁をテーマにしたイベントが開かれるのに先駆けて、囲碁のプロ棋士万波佳奈さんが日田市役所を訪れました。
2日間のイベントでは万波さんの妹で同じくプロ棋士の奈穂さんも参加して囲碁の指導や解説のほか、植樹活動も行われるということです。
くじゅう花公園から、花の便りが届いています。広大な敷地に広がる、チューリップ。
四季折々の花々で季節を彩るくじゅう花公園では、今、60種15万本のチューリップが、出迎えてくれます。
その姿は、まさに花のじゅうたん。九重連山をバックに見る景色は、また絶景です。
すでに遅咲きのチューリップ15万本も咲き始めていて、見ごろはゴールデンウィーク明けまで続くということです。
大分市と別府市を結ぶ国道10号、通称・別大国道で、6車線化工事にともなう護岸工事が完成間近に迫っています。
護岸工事が行われているのは、大分市の高崎山付近です。
取り付けを進めているフレア護岸は、波が道路にかぶらないようにするためのものです。
通常の護岸では、高い波が来た場合、垂直な壁を越えて道路に押し寄せますが、フレア護岸では壁が曲線になっているため、波が沖の方に反り返り、車線に押し寄せるのを防ぐことができます。
今回、126メートルの区間で、フレア護岸が取り付けられ、東別府からうみたまごまでの1.8キロメートルで対策が終了します。
工事はあさってまで続けられ、別大国道の6車線化は2011年度中の完成を目指しています。