米エネルギー省は22日、3月17日から4月17日にかけての福島第一原発事故による放射線の観測結果を発表した。
それによると、3月17日〜19日の調査では、原発から北西方向約30キロメートル弱地点まで毎時125シーベルトを超える極めて高い放射線量が観測されている。時間の経過と共に高い放射線量の地域は狭まってはいるものの、4月6日〜17日の調査でも、30キロメートル圏を大きく超えて毎時2.5マイクロシーベルトの放射線量が観測されている。
エネルギー省では、3月19日以降、新たな大きな放射性物質の放出はなく、放射線のレベルは減少し続けていると評価している。同時に、原発周辺の数百平方キロメートルの範囲で、農業的な調査監視が必要としている。
出所:Department of Energy National Nuclear Security Administration (NNSA)
それによると、3月17日〜19日の調査では、原発から北西方向約30キロメートル弱地点まで毎時125シーベルトを超える極めて高い放射線量が観測されている。時間の経過と共に高い放射線量の地域は狭まってはいるものの、4月6日〜17日の調査でも、30キロメートル圏を大きく超えて毎時2.5マイクロシーベルトの放射線量が観測されている。
エネルギー省では、3月19日以降、新たな大きな放射性物質の放出はなく、放射線のレベルは減少し続けていると評価している。同時に、原発周辺の数百平方キロメートルの範囲で、農業的な調査監視が必要としている。
出所:Department of Energy National Nuclear Security Administration (NNSA)
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