ライフ【イクメン学】厚労省少子化対策企画室長補佐・高木秀人さん(4)+(1/2ページ)(2011.3.30 08:09

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【イクメン学】
厚労省少子化対策企画室長補佐・高木秀人さん(4)

2011.3.30 08:09 (1/2ページ)
「仕事で小学生と一緒に給食を食べたとき、何を話していいか戸惑った」と話す高木秀人さんも、今ではすっかりイクメンだ =2月(高木さん提供)

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「仕事で小学生と一緒に給食を食べたとき、何を話していいか戸惑った」と話す高木秀人さんも、今ではすっかりイクメンだ =2月(高木さん提供)

「夫婦で分担」は当たり前

 --子育てでこんな支援があればいいと思うものはありますか

 「夜間保育所がもっと増えるといいですね。終電で帰る日も少なくない中、延長してもらっても長女の保育所は午後7時まで。保育所に預けてばかりでは良くないかもしれませんが、もう少し多様なニーズに応えられればいいです」

 --保育所の迎えは働く男性には難しい

 「私の経験では、朝は子供を送っていく父親が半分以上いるのに、迎えのときに男性を見たことがない。私自身も育休を取るまで、保育所の迎えをしたことはありませんでした」

 --男性が育児に参加しづらい環境なのでは

 「企業にとって、イクメン世代の30代から40代というのは、一番使える人材なんです。そうした人が一時的にせよ仕事を抜けるのは大変でしょう。でも、普段から会社に多大に貢献している人たちなのだから、企業側は育休を取りやすい環境を整えてほしいです」

 --育休を取るか悩んでいる人にアドバイスを

 「『取っちゃえ』と思いますね。そういうと『公務員はクビにならない』『倒産しない』と批判されるかもしれないけれど、育休を取ろうか悩むということは、取れる環境にあるということ。2週間くらいなら何とかなるものですよ」

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「仕事で小学生と一緒に給食を食べたとき、何を話していいか戸惑った」と話す高木秀人さんも、今ではすっかりイクメンだ =2月(高木さん提供)

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