[ライフ]ニュース
【イクメン学】厚労省少子化対策企画室長補佐・高木秀人さん(3)
2011.3.23 07:54
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--父親が子供を連れていくケースも多いのですか
「土日は父親と母親が半々くらいですね。総勢40人とか50人とかになるので、皆で一緒に積み木をやると、かなり大がかりな作品ができます。一度、公園で『基地作り』をしたのですが、大人もまじっているから本格的になる。これも、確か焼き芋代として100円を払っただけで、あとは無料でしたね」
--公園でそんなことができるとは
「プレイパークってご存じですか? 子供たちが工夫しながら遊べる公園です。全国に増えています。プレイリーダーというリーダーがいるところもあって、火をおこす体験なども教えてくれるんですよ」
--知りませんでした
「また、子育て情報を提供したり相談に乗ったりする『地域子育て支援拠点』も、全国の公共施設などに7千カ所くらいあります。多くの男性は知らないと思いますが。私も、自分が子育てをするまで知りませんでした(笑い)」
◇
【プロフィル】高木秀人
たかぎ・ひでと 愛知県出身。38歳。立命館大産業社会学部卒業後、平成8年に文部省(当時)入省。大学の学術研究施策などに携わる。横浜市教委出向などを経て、21年7月から厚労省少子化対策企画室。家族は、会社員の妻(39)と長女(5)、長男(9カ月)。
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