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【イクメン学】厚労省少子化対策企画室長補佐・高木秀人さん(2)子供を保育所へ…「朝がつらい」
2011.3.16 07:20
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--例えば、どういったことが大変でしたか
「朝がつらい(笑い)。ぼくが起きると、妻はもう仕事でいなくて。子供は用意に時間がかかりますから、せかしながら保育所に連れて行く。歩いて10分くらいなんですけれど、そこまでが大変なんです」
--以前から「イクメン」だった。それなら、育休中もそんなに驚きはなかった?
「そうですね。でも、育休の最終日に娘が水ぼうそうになってしまって。私は翌日から仕事に行かないといけないし、結局、実家の母に来てもらいました」
--職場復帰はすんなりできましたか
「2週間の動きを把握するくらいで、休んだ影響はほとんどなかったですね」
--共働き家庭の子育てで、最も大変なことは何だと思いますか
「子供の迎えですね。特に熱を出した場合は。お互いフルタイムの仕事をしていれば、帰りづらいのはどちらも同じ。うちは、妻が日本にいないときもある。そういうときは他に選択肢がないから、私が迎えに行きました。じゃんけんやくじで決めるという知人夫婦もいますよ」
◇
【プロフィル】高木秀人
たかぎ・ひでと 愛知県出身。38歳。立命館大産業社会学部卒業後、平成8年に文部省(当時)入省。大学の学術研究施策などに携わる。横浜市教委出向などを経て、21年7月から厚労省少子化対策企画室。家族は、会社員の妻(39)と長女(5)、長男(9カ月)。
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