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[ライフ]ニュース トピック:教育
【イクメン学】厚労省少子化対策企画室長補佐・高木秀人さん(1)
2011.3.9 07:46
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--奥さまも喜んだ
「いえいえ(笑い)。妻(39)は『取れば?』くらいで、そんなに喜んでいなかったですね。そんな余裕はなかったんじゃないかと思います」
--仕事の引き継ぎは大変でしたか
「自分と同じ立場(室長補佐)の人が他にもいるので、その人にお願いしました。でも実は、育休中に一度だけ出勤したんですよ」
--仕事をしてしまった
「地方から役所の担当者が集まる会議がありまして。私がメーンで担当していたので、どうしても…」
--会議の準備もしてしまったとか?
「それはないですね。事前の資料などは同僚に頼んですべてやってもらいました。でも、この体験から考えると、半年や1年の育休を取る人は調整がかなり大変かもしれません」
--2週間だから取れた
「そうですね。男性の育休はハードルが高いと思われがちです。でも、短期間なら意外と簡単に取れることを知ってほしいですね」
◇
【プロフィル】高木秀人
たかぎ・ひでと 昭和47年8月生まれ。愛知県出身。立命館大産業社会学部卒業後、平成8年に文部省(当時)入省。大学の学術研究施策などに携わる。横浜市教委出向などを経て、21年7月から厚労省少子化対策企画室。家族は、会社員の妻(39)と長女(5)、長男(9カ月)。
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