溶かし始めると、ミルクの色がだんだん変わっていきますね。ショコ・レが溶けていくのをまったりと眺めるのは、至福の時ですね。時間を贅沢に、ゆっくり楽しめる。
ショコ・レを溶かした時の“茶色”は、“落ち着き”を表す色なんです。チョコレートが好きな人には、溶かしている時のほのかな香りが脳を刺激しますね。全身にリラックスの脳波が出るんですよ。一日のうち、ゆっくり、まったり過ごしたい時に飲みたいですね。
いつもカプチーノやカフェオレなど、ミルクが入ったドリンクを口にすることが多いですが、それと比べるとショコ・レは舌の奥に残るまろやかさがたまらなくて、気に入ってしまいました。
「自分の人生をアレンジしたいな」と思っていたある日、目にした美しいカラーチャートに惹かれて、私は色彩講師の道を歩み始めました。色の魅力だけではなくて、いままで知らなかった香りや色の持つロジックに熱中して、いつの間にか今の仕事に発展しました。
普段は、色彩講師・アロマテラピーインストラクターとして、企業が開発する香水やスキンケアパッケージ、店舗内装のカラー提案、ビューティ系コンテンツへの執筆、講演活動など、色や香りにまつわるお仕事をしています。企業向けのコンサルティング業務だけではなく、個人向けのプライベートカウンセリングなども行っているんです。
色と香りの提案は私の得意とするところなので、ショコ・レの6種類のフレーバーをもとにおすすめのシチュエーションを考えてみました(笑)。
まず、「ヘーゼルナッツ」と「オレンジ」。この華やかな香りのフレーバーは、コミュニケーションを楽しむときにおすすめなんです! 友達とみんなでわいわい飲んでほしいですね。「ミルク」は、ゆったりと気分が落ち着くので、ひとりの時間を楽しむときがおすすめです。「ダーク」や「コーヒー」のフレーバーは、頭をリフレッシュさせてくれるので、仕事の合間に気分をきりかえるのにぴったりだと思います!
こんなふうに香りと気分はとても関係しているので、フレーバーごとに飲むシチュエーションを変えて、気分をチェンジするのに活用してみるとおもしろいですよ。
ホットミルクに溶かす通常の飲み方のほかに、ショコ・レの新しい楽しみ方を2つも発見しちゃいました!
一つ目は、そのまま食べる。 ショコ・レをそのままぱくっと食べると、ああ、本格的なチョコレートなんだなって実感しますね。ミルクに溶かさない分、ショコ・レがもつ上品な味・風味をダイレクトに感じることができます。
二つ目は、ホットミルクで溶かしている途中、とろとろのショコ・レをひとくち! 溶けかけのショコ・レは、生チョコレートとはまた違う柔らかい口当たりと、とろとろ感が、いままでにない触感で楽しい。ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。