現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 災害・交通情報
  5. 記事

民家倒れても原発は倒れない…中電の展示、近く撤去

2011年4月23日17時2分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:手前にある球体を左右に揺すると「地震」が起きる。震度7になると向かって右にある民家は倒れるが、原発は無事という展示内容=名古屋市中区のでんきの科学館拡大手前にある球体を左右に揺すると「地震」が起きる。震度7になると向かって右にある民家は倒れるが、原発は無事という展示内容=名古屋市中区のでんきの科学館

 中部電力の「でんきの科学館」(名古屋市中区)の原子力発電所を紹介する展示の一つが、東日本大震災後「内容がふさわしくない」として公開を中止、近く撤去されることがわかった。原発の安全性をPRする内容だが、同館の担当者は「被災者への配慮が欠けていた」としている。

 問題になったのは「アースシェイカー」という展示。観覧者が手前の装置を左右に揺らすことで「地震」が起き、震度7に達すると、軟らかい地盤の上にある民家は倒れるが、強固な地盤の上の原発は倒れない、という内容だ。同社の浜岡原発(静岡県御前崎市)の安全性のPRや原発の仕組みを紹介するフロアに展示されていた。

 中部電力の広報担当者は「内容が妥当かというご意見も数件いただいた。原発が強い岩盤の上にあるということを理解していただく意図だったが、被災者への配慮が欠けていた」としている。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

フクシマ以前の国内最悪『レベル4』の事故。その教訓は、今に生かされているのか。

被ばく医療の第一人者と鎌田医師が、過去の経験をもとに福島の原発事故について徹底対談。

大規模な余震が続く中、東京直下型地震が懸念されている。もし巨大地震で都市機能が不全に陥った場合、その役割を肩代わりするものは…。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介