県警は22日、指定暴力団九州誠道会(本部・大牟田市)との抗争が続く指定暴力団道仁会(同・久留米市)の組事務所2カ所に、暴力団対策法に基づく立ち入り検査を行った。
検査したのは大川市向島と柳川市蒲生の道仁会系組事務所。県警は施設の利用状況を調べ、抗争の拠点になる恐れなどが確認されれば、事務所の使用制限適用を検討する。
3月末から両組織の抗争が再燃したとみられる発砲事件などが相次いでおり、県警などは21日までに両組織の本部事務所など計14カ所について暴対法に基づき事務所の使用制限を適用している。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2011年4月23日 地方版