電撃に初投稿した作品を改良したもの。
台所で発見した箱の中から出てきた携帯の電波により並行世界を飛びまくってしまった子。
箱は携帯電波が掲載された電撃MAGAZINEのコラボ企画『The BOX 〜はじまりの箱の物語〜』共通の物。
元の家は母子家庭。
扉絵では八歳の姿が見られます。
最初掛ってきた電話により飛ばされた先では父子家庭。そこで母親の元に帰りたい、と電話を手に取り(元の番号は検討がつかないままだが電話が勝手に番号を押した)、十七人の自分の人生を狂わせてしまう。
結局それらのどの世界も父子家庭だった。
電池切れになった十七番目の家では父親との折り合いが激しく悪く、高校一年生の時に喧嘩別れしている。
二十二歳の時に携帯電話が復活し、リダイヤル機能を用いて元の世界に帰る。
ただしその時には母は他界。思いがけず二歳の娘を伴って人生が再開する。
その二十二歳の時の地の文では、世界は立方体の箱の中にあってそれを観察する上位者が居るといった内容を電波に語っている。
戻って来た日は娘の父の葬式をしていた。
みーまー8巻で泣き出しそうな顔をして娘の挙動を見ていたのは、恐らく意図せず別の自分から可愛い娘を奪ってしまったからだと思われる。
オチでの推測が当たっているとしたら、みーまーと電春男女は別の平行世界のお話である(「ふれきしぶる」を知っている電波ちゃんの移動)。
ただ、最近否定材料すごい多いね。そうだね。(2011年1月のぼやき)
二十二歳の時隣の部屋に住んでいた女の人。
部屋を転がる主人公に「やっかましい!」と言っていた。
出番がこれしかない。外見の特徴等も不明。