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2011年4月22日(金) 19:20 |
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さぬきの夢を使った小麦粉開発
坂出市の製粉会社が、香川県産のうどん用の小麦、さぬきの夢2000をつかってパンなどにも使える新しい小麦粉を開発しました。 名前は「ぎゅっとポリフェ」、身体に良いポリフェノール成分がたっぷり含まれているという意味です。
うどん用の県産小麦、さぬきの夢2000を使って開発された新しい小麦粉、「ぎゅっとポリフェ」を開発したのは、坂出市の製粉会社・吉原食糧です。 これまで、香川県産小麦を使ったうどん用小麦粉を作ってきましたが、この小麦をパンや菓子などにも使えないかと考え、2年前から開発を進め先月、ようやく新たな小麦粉を完成させました。 うどん用の小麦ならではのもちもち感にくわえて、ひき方に特徴があります。 通常取り除く小麦の種の皮や、胚芽にポリフェノールや食物繊維が多く含まることに注目し、種の皮や胚芽は残したまま製粉したのです。 一般の小麦粉と比べ、色はやや濃く風味が強いのが特徴で、ポリフェノールは一般の小麦粉の2倍食物繊維は4.5倍含まれます。 吉原食料では、「ぎゅっとポリフェ」の開発が、県産小麦の人気アップにつながればと話しています。 「ぎゅっとポリフェ」は、来月から県内の道の駅などで販売される予定です。
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