京都・徳島事件一審判決を受けての声明 (川東大了副会長)
判決理由については、法廷でも出来るだけ集中して聞きましたが、文章でいただけるまでには少し時間がかかるようです。すでに、新聞報道や一部のサイト等で書かれているように、こちら側の主張が取り上げられていない判決で納得はいたしておりません。
ですが、裁判の中で私が「意見書」として証拠提出した通り、現状の我が国の司法制度が必ずしも100%の正義だとは既に思っておりませんので、有罪判決を受けて「犯罪者」となる事にいささかの痛痒も覚える事はありません。国家が「国民の生命と財産を守る」という最低限度の義務を果たしてくれれば、私は仕事をして、納税をして、そして、選挙の際に投票をするだけで良いのです。政治家・官僚・警察・自衛隊の方々が「領土・人民・主権」を守ってくれるなら、私はのんびりと日本中の温泉でも巡って旅に出ます。
今、日本は存亡の危機を迎えております、過去にも日本は国家の存亡に関わる危機に襲われた事が度々あります。元寇・幕末から明治維新にかけて・日清戦争・日露戦争・大東亜戦争・敗戦と幾度にも渡る国家の危機を我々の先人の方々は、その全てを乗り越えて「美しい国、日本」を創りあげ、そして、我々に受け継いでくださいました。その誇り高い民族の血を受け継ぐ者として、私達の代でこの神州「にっぽん」を壊す訳には参りませんし、もしもの事があれば、死んで先人に会わす顔もなく、申し開く事も出来ません。
過去の日本の危機は、すべて「国家がひとつ」となって乗り越えて参りました。幕末でさえも・・・しかしながら、今の日本の危機が、外患もさる事ながら、国内で手引きをする外患誘致の輩によるものである事が非常に情けなく思います。外皮が頑丈であるにも関わらず、内部から腐敗が進んでいくような感じです。でも、日本人が再び、目を覚まして立ち上がれた時は、過去の先人達に恥ずかしくないような「大和魂」を燃えさせて、国家の興廃をかけた戦いに勝利を収める事は間違いありません。その日本人の眠っている「大和魂」を目覚めさせる為に、私達の行動「京都勧進橋児童公園奪還作戦」「徳島教組募金詐欺糾弾行動」は大きな成果を出せたと確信しております。
逮捕・起訴、そして公判となり、多くの心有る愛国者の暖かい支援の甲斐があり、恥ずかしくない法廷闘争が出来ました。皆様の支援がなければ、我々の意思に反して「罪を認め」ざるを得なかったでしょう。法廷で「朝鮮人の方々に対して、申し訳ない事をしました。すいませんでした。二度とこのような致しません。お許し下さい」と頭を下げなければならなかったかもしれません。「無罪」を主張するために、目に見えない所で、多くの仲間が力を尽くしてくれました。表舞台で光を浴びたのは、今回は4人の被告であったかもしれませんが、我々4人が戦えたのは、何も我々4人が「無罪」を主張したからではありません。「無罪主張」での弁護を引き受けて下さった「大阪パブリック法律事務所」の弁護士の方々や、その弁護士事務所を毎日、朝から晩まで探し回って下さった方々、そして、その費用の支援の為に寄付をしてくださった方々、すべての思いが1つになった結果であります。
「無罪判決」を勝ち取る事が出来なかった事は、残念ではありますが、そんな事よりも、もっと大事な物があります。私達は、日本人として、人間として、「何も恥ずかしい事はしていない」と言う事です。最後になりますが、ご支援、ご協力を頂いた多くの同志に対して、心からお礼を申し上げます。今後は、そのお礼を行動で示して行く所存であります。
平成23年4月23日(土) 在特会副会長 川東大了
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