被災地ボランティアのためのワークショップ |

ボランティアの体験談を聴く会 |
|
被災地でのボランティア活動の心得を知ってもらおうと、体験者の話を聞くワークショップが大阪市内で開かれました。大阪市北区で開かれたワークショップには、被災地でのボランティアを希望する19歳から68歳までの25人が参加しました。会場には、宮城県で実際にボランティア活動をした学生2人が講師として招かれました。京都大学3年の堀彩香さんは、「軟弱者が(ボランティアに)行っていいのかと不安がありました。とまどいを持ちながら行くのも大事で、それを考えながら行くのが大事なのではないか」同志社大学4年の三栖浩耶さんは、「孤独な人はいるし、コミュニティに入りたくても入れない人もいる。話し相手だけでも助けにるのかなと感じている」また会場では、ボランティアが孤立しがちな高齢者や障害者に寄り添い、明るい気持ちで活動する大切さなどが話し合われました。
|
(
2011/04/23 0:47:
更新) |
湖北4市長が原発事業者に申し入れ |

安全対策強化の要望書を提出 |
|
原子力発電所のある福井県に隣接する滋賀県内の4つの自治体が原子力事業者3社に対し、安全対策を強化するよう申し入れを行いました。申し入れを行ったのは滋賀県の高島市や長浜市など4つの市です。市長らは22日、福井県敦賀市を訪れ、関西電力や日本原子力発電など3つの原子力事業者に対し滋賀県内で放射線量を監視するためのモニタリングポストの増設などを求めた要望書を手渡しました。敦賀半島の原発7基は滋賀との県境まで20キロの距離にあり、住民らの不安から4市では原発の立地自治体と事業者が結ぶ「安全協定」を4市とも締結するよう求めています。
藤井勇治長浜市長は「情報公開や、モニタリングや立地県と同じだけの扱いをやっていきたい」と話し、このあと敦賀原発を視察し非常用の設備などを確認しました。
|
(
2011/04/23 0:47:
更新) |
「集団自決に軍関与」認めた判決が確定 大江健三郎さんが勝訴 |

「軍によって強制された集団死があったと多くの人が証言をして勝利を得た」 |
|
作家の大江健三郎さんの著書・「沖縄ノート」で、「沖縄の住民に集団自決を命じた」と書かれ名誉を棄損されたとして、元軍人らが出版の差し止めなどを求めた裁判で、最高裁は原告側の上告を退けました。
この裁判は、大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」の「旧日本軍が沖縄の住民に集団自決を強制した」という記載をめぐり、元軍人らが名誉を傷つけられたとして出版の差し止めなどを求めていたものです。
この裁判では、「軍の強制」があったのかが争点となり、高校の教科書から集団自決について「強制」という表現が削除されるきっかけにもなりました。
そして3年前、大阪高裁は一審と同様に「日本軍が、住民に直接集団自決を命令したとは断定できないが、深く関わったことは否定できない」として、原告の訴えを退けました。
原告側は上告していましたが、最高裁第一小法廷は22日までに上告を退ける決定をし、大江さん側の勝訴が確定しました。
大江さんは、「沖縄戦の真実が戦後50年以上ずっとあいまい化され教科書からも取り除かれてきた。今回の裁判では、軍によって強制された集団死があったと多くの人が新しい証言をして、私たちが勝利を得るという結果になった」と話しました。
一方、原告側は「日本軍の名誉を決して回復させてはならないという、強い戦後の観念のもとで下された決定だ」と批判しています。
|
(
2011/04/22 19:19
更新) |
世界初 ”エコな燃料”バイオコークス製造工場が完成 |

枯れ葉や木材、お茶の葉から出来る燃料 |
|
枯れ木やお茶の葉など植物からできるエコな燃料「バイオコークス」の世界初の製造プラントが大阪府高槻市に完成しました。
「バイオコークス」は、製鉄業や焼却炉など長時間の燃焼に耐えられるように開発された工業用の燃料です。
原料は枯れ葉や棄てられた木材、お茶を入れた後の葉っぱなど私たちの身近にある植物から作ることができます。
今回、大阪府高槻市にバイオコークスを専門に製造する工場が世界で初めて完成しました。
木屑がプラントを通って出来たのが、バイオコークスです。
16トンもの圧力がかけられているとのことなのですが、金づちで叩いてもびくともしません。
硬く作られたバイオコークス。
鉄などを1300から1500℃という高温で時間をかけて燃やすために圧縮しているのです。
近畿大学理工学部機械工学科の井田民男准教授は「(バイオコークスは)エネルギーと環境を同時に解決する。コンスタントに供給できる可能性がある」と期待を口にしました。
しかし、石炭と比べた場合、同じ熱量を得るために1.3倍の量のバイオコークスが必要でコスト面の課題が残ります。
大阪府森林組合は、来年4月の実用化を目指すということです。
|
(
2011/04/22 19:19
更新) |
特産品で被災地支援を! 13県が物産展 |

被災した県のものが人気 |
|
各地の特産品で東日本大震災の被災地を支援しようと、全国13の県の大阪事務所が、大阪市内で物産展を開いています。
会場に並んだ全国各地の選りすぐりの特産品。
この物産展は、東日本大震災の被災地を支援しようと、青森から鹿児島までの13の県の大阪事務所が開いたものです。
売り上げの一部は、義援金にあてられます。
販売されているおよそ110点のなかでも、宮城県の仙台麩や福島県の喜多方ラーメンなど、大きな被害を受けた東北や関東の商品が人気を集めているということです。
【福島県の大阪事務所所長】「被災して出せないというメーカーもあったけど、大丈夫というところの商品を出している。3度も4度も5度も品物を入れてるけど、どんどん売れている状況」
【客】「通り過ぎて、(チャリティというのを見て)戻ってきました」「安全なものはどんどん出してもらって、ちょっとでも元気になっていただいたら」この「チャリティふるさと観光物産展」は、大阪駅前第一ビルで、今月24日まで開かれています。
|
(
2011/04/22 19:19
更新) |
山口組総本部に捜索 組長の出所後初 |

警察は、組長出所後に活動が活発になる恐れあるとみて警戒を強化 |
|
指定暴力団「山口組」系の組員3人が恐喝未遂などの疑いで逮捕されたことを受け、大阪府警は今月9日に山口組の組長が出所してから、初めて総本部の捜索を行いました。
大阪府警のおよそ100人の捜査員が列を組んで向かう先は神戸市灘区の山口組総本部です。
【記者リポート】「篠田組長が出所後初めて山口組総本部に警察当局の捜索が入ります」
捜索は山口組系暴力団の井村則昭容疑者(44)ら3人が、大阪市浪速区のマッサージ店の店員に「店を潰す」と因縁をつけ、みかじめ料を要求した恐喝未遂の疑いなどで逮捕されたことを受けて行われたものです。
警察によりますと、捜索はおよそ30分で終了し、押収物はなかったということです。
今月9日に山口組の篠田建市6代目組長が出所してから、警察による総本部への捜索は初めてです。
警察は、篠田組長が復帰したことで山口組の活動が活発になる恐れがあるとして、警戒を強めています。
|
(
2011/04/22 19:17
更新) |
「スッキリしたかった」 プロレス・ドラゴンゲートの元レフェリーが覚醒剤 |

「高速カウント」などのパフォーマンスで知られたレフェリー |
|
女性ファンが多い新興プロレス団体「ドラゴンゲート」の元レフェリーが、覚醒剤を使用したとして逮捕・起訴されました。
覚せい剤取締法違反の罪で起訴されたのは、「ドラゴンゲート」の元レフェリー・玉岡金太こと、玉岡孝一被告(33)です。
起訴状によりますと、玉岡被告は今月4日ごろ、神戸市中央区の阪神高速京橋パーキングエリアにある個室トイレで、覚醒剤を使用したとされます。
玉岡被告は警察の調べに対し、「すっきりしたかった」などと供述していて、起訴事実についても認めています。
ドラゴンゲートは「変わったところはなく全く気づかなかった。事件を受け全ての選手やスタッフの検査を行ったが、薬物反応は出なかった」と話しています。
玉岡被告は、レフェリーとして「高速カウント」のパフォーマンスなどで知られていましたが、逮捕された今月5日付で懲戒解雇されています。
|
(
2011/04/22 19:16
更新) |
軍の関与認める判決確定 「沖縄ノート」訴訟 |

「沖縄ノート」大江健三郎著 |
|
作家の大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」をめぐり元軍人らが名誉棄損を訴えた裁判で、最高裁は上告を棄却し大江さん側の勝訴が確定しました。
この裁判は、大江さんの著書・「沖縄ノート」に「旧日本軍が沖縄の住民に集団自決を強制した」と書かれ、名誉を傷つけられたとして元軍人や遺族が出版の差し止めなどを求めていたものです。大阪高裁は3年前、「住民に直接集団自決を命令したとは断定できないが、日本軍が深く関わったことは否定できない」として、一審と同様原告の訴えを退けました。原告側は判決を不服として上告していましたが、最高裁第一小法廷はきょうまでに上告を退ける決定をし大江さん側の勝訴が確定しました。原告側は「日本軍の名誉を決して回復させてはならないという、強い戦後の観念のもとで下された決定だ」と批判しています。
|
(
2011/04/22 15:09
更新) |
JR西日本 10億円申告漏れ |

JR西日本 |
|
JR西日本が、設備の補修費用の計上方法をめぐり、約10億円の申告漏れを指摘されていたことが分かりました。
関係者によりますと、JR西日本は、昨年度までの3年間で約10億円の申告漏れがあったと指摘されました。JR西日本は、駅舎や車両の補修費用を年度ごとに一括で損金計上していましたが、国税局は、補修費が設備の改良にあたり、増えた耐用年数で分けて計上すべきと判断しました。JR西日本は、追徴課税分約3億円を既に納めていて、「国税局と見解の相違があったが、指摘に従った」と話しています。また、子会社の「ジェイアール西日本ビルト」も、約4300万円の申告漏れを指摘されました。ビルト社の社長によりますと、駅のエレベーター工事で赤字が見込まれたため、別の工事の名目で工事代金を支出したことにしたということです。これが「仮装経理にあたる」と国税局に指摘され、ほかの指摘分もあわせて約2000万円を納めています。
|
(
2011/04/22 12:33
更新) |
組長出所後初 山口組総本部を家宅捜索 |

山口組総本部(神戸市灘区) |
|
指定暴力団「山口組」系の組員3人が恐喝未遂などの疑いで逮捕されたことを受け、大阪府警は今月9日に山口組組長が出所してから、初めて総本部の捜索を行いました。
大阪府警は神戸市灘区の山口組総本部の家宅捜索を行いました。捜索は山口組系暴力団の井村則昭容疑者(44)ら3人が、大阪市浪速区のマッサージ店の店員に「店を潰す」と因縁をつけみかじめ料を要求したうえ、暴行を加えた疑いで逮捕されたことを受け行われたものです。今月9日に山口組の篠田建市組長が出所して以降、警察による総本部への捜索は初めてです。警察は山口組の活動が活発化する恐れがあるとして警戒を強めています。
|
(
2011/04/22 12:33
更新) |
被災地支援 チャリティ観光物産展 |

大阪駅前第一ビル(大阪市) |
|
東日本大震災の義援金を集めようと全国13の県の大阪事務所がチャリティの物産展を開いています。
この物産展は青森から鹿児島までの13の県の大阪事務所が開いたもので、各地の選りすぐりの特産品およそ110点が並びます。被災した県の商品は安定的に供給できるものに限定したということですが、宮城県の仙台麩や福島県の喜多方ラーメンなどが特に人気を集めているということです。お客さんは「安全なものはどんどん出してもらってちょっとでも元気になっていただけたら」と話し、岩手県大阪事務所は「多めに発注して売り切れるかなと心配したが早い段階でなくなり、商品を100個追加した」と話しています。この「チャリティふるさと観光物産展」は大阪駅前第一ビルであさってまで開かれ、売上の一部は東日本大震災の復興義援金にあてられます。
|
(
2011/04/22 12:32
更新) |
電子機器で美術館ガイド |

大塚国際美術館(徳島県鳴門市) |
|
徳島県鳴門市の、大塚国際美術館では映像を使った新しい解説システムが導入されています。
鳴門市の大塚国際美術館に登場した、「アートタッチ」。これまでの音声解説に加えて、携帯情報端末「iPod touch」を使って、動画や静止画を活用する新しい鑑賞システムです。「アートタッチ」に作品の番号を入力すると解説が流れ誰でも簡単に使うことができるといういうことです。
「その作品だけではなく別の作品との関係性も解説してくれるので面白かったです」「こういう見方もあると思って勉強になります」と、利用客の反応は上々です。アートタッチは日本語の他、英語・中国語・韓国語と、4ヶ国語での案内が可能だということです。
|
(
2011/04/22 12:32
更新) |
NPO法人がアスベストの現地調査報告 |
東日本大震災の被災地で倒壊した建物に含まれるアスベストの飛散実態の調査を行ったNPO法人が報告会を開きました。NPO法人「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」は東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台市などで肺がんの原因となるアスベストの飛散実態を調査しました。調査によると現段階では飛散は確認されなかったということですが建物にはアスベストが吹き付けられていて、今後、撤去する際に、粉じんが広がる恐れがあるとしています。NPO法人「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」の永倉冬史代表は「せっかく復興となり、これから子どもたちが現地で幸せに暮らしていくという時に、非常に重いガンにかからないといけないという不幸は一件も出してはいけない」と話していました。NPO法人では防護服やマスクで粉じんを防ぐ対策をとって安全性を確保するよう呼びかけています。
|
(
2011/04/22 6:58:
更新) |