彦根市で消防隊のAED作動せず |
今月21日、滋賀県彦根市で心肺停止状態になった男性に対して消防隊が使った救命装置「AED」が、正常に作動していなかったことが分かりました。
21日午後8時ごろ、彦根市の43歳の男性が「呼吸をしていない」と家族から通報がありました。
近くにいた消防隊がかけつけたところ男性は心肺停止状態で、心臓の動きを戻すためAED(=自動体外式除細動器)を使って救命措置をしようとしましたが装置が正常に作動しませんでした。
その後かけつけた救急隊が手動式の救命装置を使って処置をしましたが、男性の容態は変わらずまもなく死亡しました。
この「AED」はアメリカの「メドトロニック社」製で毎月1回の点検で異常はみつからなかったということです。
彦根市消防本部では原因を調べるとともに、全ての「AED」を改めて点検し再発防止に努めるとしています。
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2011/04/23 8:04:
更新) |