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【格闘技】

古木がプロ2戦目流血の初勝利

2011年4月23日 紙面から

◇DEEP53IMPACT

判定で海老名を破り、初勝利を挙げた古木(右)=後楽園ホールで

写真

 ▽22日▽東京・後楽園ホール▽観衆1768人

 古木、流血初勝利−。80キロ契約(5分2回)でプロ野球の横浜などで活躍した古木克明(30)が、元ラガーマンの海老名義隆(40)と対戦し、打撃で果敢に攻めて2−0で判定勝ち。プロ2戦目で初勝利を挙げた。

 劇的な初勝利だ。「素直にうれしい。でも、倒せるところでいけなかった。まだ、自分の打撃を信じ切れてません」

 「野球対ラグビー」と銘打たれた“異種格闘技戦”。古木はいわずと知れた横浜のドラフト1位で4番も務めた男。かたや、海老名は40歳。本格的に格闘技を始め、2年間で1勝1分け。しかし、ラガーマンとしての実績は折り紙付きで、明大中野高時代は全国高校ラグビー(花園)や国体に出場。明大時代も関東大学ラグビー対抗戦で3連覇、全日本選手権で2連覇と、バリバリのアスリートだ。

 古木は1回から相手の打撃をもらい左目下から流血しながらもパンチで果敢に攻める気持ちの強さ、相手のタックルに容易に倒れない腰の強さも見せた。組み合った状態で相手の太ももを執拗(しつよう)な膝蹴りで攻め続けた。

 「自分の気持ちがコントロールできないうちは、相手はコントロールできない」と反省も。お世辞抜きに格闘家らしくなってきた古木。ポテンシャルはピカイチ。世界に行けるか、今後の精進次第だ。 (竹下陽二)

 

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