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【大相撲】蒼国来、星風が仮処分申請 地位保全求めて東京地裁へ2011年4月23日 紙面から
八百長問題で日本相撲協会から解雇された元幕内蒼国来(27)と元十両星風(27)が22日、解雇を不当として地位保全とその地位に応じた所定の給与相当額の仮払いを求める仮処分申請を東京地裁に申し立てた。東京・霞が関の司法記者クラブで会見した蒼国来は「自分がしていないことを裁判で明らかにしたい」と訴え、東京都中央区の荒汐部屋で稽古をしながら復帰を待つ考えを明らかにした。 蒼国来は相撲界への復帰を信じ、訴えた。「自分がしていないことを弁護士さんに裁判で明らかにしてもらい、もう一回協会に(調査を)やり直してほしいと思う」。幕内力士としての地位保全と、その地位に応じた所定の給与相当額の仮払いを求める仮処分申請。だが、大事なのは現役として再び土俵に上がれるようになることだ。 この日も力士の正装である着物姿で、頭にちょんまげもきちんと結われていた。床山さんに結ってもらったといい、住まいも荒汐部屋のまま。まわしはつけていないが、運動はしているという。 力士のころと変わりない生活。稽古するかどうかについても「これから体を動かして、筋力トレーニングをやっていきたい。(部屋の土俵を使うかは)親方と相談していきたい」と話した。稽古をしながら幕内力士として復帰できる日を待ち続けていくつもりだ。 今後も積極的に行動する。代理人の小松初男弁護士は仮処分申請の結果にかかわらず、訴訟を起こす考えを示唆。ツイッター上でも23日に東京都内で開催する「蒼国来を囲む会」参加を支援者に呼びかける。 PR情報
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