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【プロ野球】

朴賛浩が来日初勝利 オリ連敗止めた

2011年4月23日 紙面から

◆オリックス2−0西武

 オリックスのメジャー124勝右腕、朴賛浩が2度目の先発で7イニング3安打無失点の力投。完封リレーの立役者となり、来日初勝利。チームは連敗を3で止めた。

 「ありがとう。カムサハムニダ」

 お立ち台で、日本語と韓国語で声援に応えた37歳。韓流ムードに後押しされた試合だった。『コリアンデー』と称したこの日、太極旗を持った韓国人のファンが数多く来場。攻守交代の合間には人気女性グループ・KARAなどノリがいいK−POPがガンガン流れた。「球場の雰囲気も違い、エネルギーをもらった。KARAもグッドだったよ」。その効果もあってか、2回1死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、メジャー仕込みの巧みな投球が要所でさえ渡った。

 日本で初めて手にしたウイニングボールは「家に持って帰って、妻と子どもに見せたい」と朴。神戸市内のマンションに呼び寄せた妻手製のチャーハンと好物のキムチを食べて球場入りした。「連敗を止めた価値ある1勝」と自画自賛するコリアン・エクスプレスの本領発揮で、低迷するオリックスに光が差した。 (中谷秀樹)

 

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