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大仁田、弟分・南条とケンカマッチ

 試合後、マイクで絶叫する大仁田厚=ミナミムーブオンアリーナ
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 試合後、マイクで絶叫する大仁田厚=ミナミムーブオンアリーナ

 「大阪」(22日、ミナミムーブオンアリーナ)

 “邪道”大仁田厚が、今月いっぱいで大阪プロレスを退団するミラクルマンの正体でFMW時代の弟分・南条隼人と、場外カウントなし、反則上等のストリートファイトマッチで激突した。

 ゴング直後こそ穏やかな雰囲気だったが、戦場が場外に移ると一変。パイプいすで容赦なく殴打し、南条の額からは鮮血が飛び散った。試合途中で右肩が外れ、片腕がほとんど使えない状態でも雄たけびを上げて襲いかかった。最後は南条のハイキックにごう沈したが“大仁田劇場”は終わらない。右肩の応急処置を受けながら、リング周辺に押し寄せた観客へ「いつまでたってもプロレスは俺たちの青春じゃ!お前ら社会に出て、くじけそうになったことあるだろ?そんな時は思い出せ!俺たちは熱い心を持ってるんじゃ!」と絶叫。返す刀で「南条、よく聞け!お前は大阪のお客さんに支えられたんじゃ!プロレス人生の中で、人生の中で!よーく考えろ!」と南条にエール。大「オオニタ」コールの中、水をぶちまけながら退場していった。カリスマの健在ぶりに、南条も「勝ったの…俺だよな?」と脱帽するしかなかった。

(2011年4月22日)

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