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ページ更新時間:2011年4月22日(金) 14時38分

取り調べメモ破ったのは「パフォーマンス」

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 民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる裁判で、衆議院議員で元秘書の石川知裕被告の取り調べを担当した検事が出廷し、取り調べのメモを被告の目の前で破ったことを認めたうえで、「パフォーマンスだった」と証言しました。

 石川議員は、小沢氏の収支報告書にうその記載をした、政治資金規正法違反の罪に問われていて、22日の証人尋問には、逮捕後、石川議員の取り調べを担当した検事が出廷しました。

 担当検事は、取り調べの中で作成したメモを石川議員の目の前で破ったことを認めたうえで、「パフォーマンスだった。本当のことを話してもらうためのテクニックかと言われれば、そうかもしれない」と証言しました。

 また、裁判官から「破った効果はあったのか」と聞かれると、「何も改善されなかった」と話しました。

 石川議員は取り調べの段階では虚偽記載を認めていますが、弁護側は「誘導的な取り調べがあった」と主張しています。(22日13:15)