(cache) 疾病牛の内臓販売容疑 栃木、無許可業者ら逮捕 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 疾病牛の内臓販売容疑 栃木、無許可業者ら逮捕

     栃木県警生活環境課は12日、病気にかかった牛の内臓を食肉処理場で貯蔵、販売したなどとして食品衛生法違反の疑いで、埼玉県熊谷市中西、牛内臓卸売販売業小林利之容疑者(72)ら3人を逮捕した。

     同課によると、健康被害は確認されていない。小林容疑者らは食肉販売業の許可を受けずに営業を続けていたとみられ、販売を始めた経緯や流通ルートの解明を進める。

     ほかの逮捕者は小林容疑者が雇用していた栃木県大田原市元町、丸亀安男容疑者(53)と群馬県伊勢崎市境伊与久、廃棄肉回収業新井浩志容疑者(35)。

     3人の逮捕容疑は昨年12月から今年3月、出入りしていた大田原市の食肉処理場「那須地区食肉センター」で5回にわたり、病気にかかり廃棄すべき牛の内臓を食品として冷蔵庫に貯蔵した疑い。さらに丸亀容疑者は今年2月、栃木県内の精肉店にこれらの内臓の一部を販売した疑い。

      【共同通信】