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「日本、加油!」台湾、義援金144億円の一部を贈呈

2011年4月21日20時12分

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 東日本大震災を受けて台湾で集まった義援金の贈呈式が21日、東京・六本木の財団法人交流協会であった。台湾外交部(外務省)によると、これまでに集まった義援金は官民合わせて144億円にのぼり、この日はその一部を日本赤十字社宛てに渡した。

 贈呈式のため訪日した台湾の王金平・立法院長(国会議長)は「(台湾での)地震や水害の際に日本が支援してくれたことを、我々は忘れていない。今回の被害を台湾の人々は自分のことのように受け止めた」と話し、「日本、加油(チアユー=がんばれ)!」と、あいさつを締めくくった。

 日本政府は義援金の国・地域ごとの内訳を集計していないが、各国・地域の赤十字に集まった寄付で比較すると、最も多い米国の約82億円(4月11日現在)に対し、人口が1割以下の台湾で56億円と際だっている。

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