事件【東日本大震災】6地点の震度発表を中止 気象庁「適切な観測できず」2011.4.21 22:23

  • [PR]

[事件]ニュース

  • メッセ
  • 印刷

【東日本大震災】
6地点の震度発表を中止 気象庁「適切な観測できず」

2011.4.21 22:23

 気象庁は21日、岩手、宮城、福島、茨城4県の震度計5地点は、東日本大震災の揺れによる周辺のひび割れなどがあり適切な観測ができない状態だったとして、本震を含む観測記録を取り消した。当面、震度情報の発表もしない。

 防災科学技術研究所が設置した「茨城県鉾田市当間」の震度計も周辺より過大な観測値になっているとして、震度の発表をとりやめた。

 5地点は▽奥州市胆沢区(岩手県)▽栗原市志波姫(宮城県)▽二本松市針道(福島県)▽須賀川市岩瀬支所(同)▽常陸太田市金井町(茨城県)-で、いずれも自治体が設置。大震災では、計測不能だった栗原市を除く4地点で震度6弱~6強を記録していた。

 大震災で震度5強以上を記録した観測点の点検で、異常が見つかったという。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital