事件【放射能漏れ】4号機プール水温91度、水中撮影を断念2011.4.22 21:13

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【放射能漏れ】
4号機プール水温91度、水中撮影を断念

2011.4.22 21:13

 東京電力福島第1原子力発電所事故で、同社は22日、4号機の燃料貯蔵プールをコンクリートポンプ車を使って調査した。プールの水温が91度と高かったため、水中カメラによる撮影は断念した。また、水面から燃料の上部までは約2メートルで、水温、水位とも12日と大きな変化はなかった。

 東電はポンプ車のアームの先端に測定器やカメラなどを取り付け、水温や水位を調べた。水中カメラでプール内の燃料棒の撮影も行う予定だったが、カメラが50度までしか耐えられないため中止した。今後、水温が下がれば撮影を試みるという。

 また東電は同日、2号機近くの配管トンネル「トレンチ」にたまった高濃度の放射性物質(放射能)を含む汚染水を、集中廃棄物処理施設に移す作業を継続。同日午後6時までに約800トンを移送し、トレンチの立て坑の水位は地表まで87センチとなり、移送開始前から7センチ下がった。

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