NHK愛媛県のニュース 松山放送局
四国電力 来月にも個別訪問へ
福島第一原子力発電所の事故を受けて、四国電力は、安全対策を説明するため、来月にも、伊方原発から半径20キロの範囲の家庭を訪問することになりました。
これは伊方原発の先田誠喜所長ら、発電所の幹部が、伊方町の自治会の代表者らの会合に出席して、明らかにしたものです。
それによりますと、四国電力は、福島第一原発の事故で、伊方原発周辺の住民に不安が高まっているとして、来月にも伊方町と八幡浜市に加え、西予市と大洲市の一部を含む半径20キロの範囲について、家庭を訪問して安全対策を説明するということです。
四国電力によりますと、訪問を行う職員の態勢などを検討していて、来月のいつごろから始めるか、具体的な時期は未定だということですが、伊方原発に近い伊方町から始めたいとしています。
伊方原発の先田誠喜所長は、取材団に対して、「伊方原発の安全対策について丁寧に説明をして、安心してもらうとともに、どのような点に不安などを抱いているのか意見を聞いていきたい」と話しました。
出席した自治会の代表者の一人は「福島第一原発の事故を見ていると心配です。事故が無いようにして欲しいが、四国電力には小さなトラブルでも隠さずにきちんと住民に知らせて欲しい」と話していました。
一方、四国電力は、伊方原発の電源が失われた場合に備えて、発電機を積んだ車両を、新たに1台配備したと発表しました。
伊方原発には、先月までに発電機を積んだ車両6台がすでに配備されていて、新たに配備された1台は、これら6台に不具合が出た場合の予備として使われれるということです。
04月22日 20時28分
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