ナインスゲート2004年1月31日 映画
DVD パイオニアLDC 2002/08/23 ¥2,980 鬼才ロマン・ポランスキー監督、若手実力派ジョニー・デップ主演という魅力的なコンビの、耽美的なオカルト・ミステリーである。 世界に3冊しかないという『影の王国への9つの扉』。この悪魔の祈祷本について、収集家から真贋の鑑定を依頼された本の探偵コルソは、ニューヨークからヨーロッパヘと旅立つ。書物の謎を解いていくコルソ…。
やっぱり、こんな時はジョニー・デップでしょう!
映画が不可解な終わり方をして、暫し考え込んだ。「あ、そっか。最初から悪魔に魅入られてたのね」と気付くまで、多少時間がかかった(照)。
やっぱり、こんな時はジョニー・デップでしょう!
映画が不可解な終わり方をして、暫し考え込んだ。「あ、そっか。最初から悪魔に魅入られてたのね」と気付くまで、多少時間がかかった(照)。
太陽は沈まない(6)2004年1月31日 映画
DVD ポニーキャニオン 2001/01/10 ¥3,980 タッキーこと滝沢秀明演じる高校生・直が、母親(竹下景子)が不慮の死を遂げたことから病院の医療に疑惑を持ち、弁護士・桐野(松雪泰子)と共に真実を追求する。 法廷モノかと思いきや、直に思いを寄せる少女(優香)が実は母親に手術を施したらしい医者であったり、年上の女弁護士への憧れがあったりと、盛りだくさんの内容。
一度もリアルタイムでは見なかったドラマだったが、DVD1〜6を一気に見た。17才だった直も裁判が終わった頃には19才になっていて、裁判って本当に長い戦いだと思った。弁護士・桐野が涙ながらに訴えた「正直に話せば5分で済む話を、2年も嘘をついてきて・・・」のセリフが印象的だった。
一度もリアルタイムでは見なかったドラマだったが、DVD1〜6を一気に見た。17才だった直も裁判が終わった頃には19才になっていて、裁判って本当に長い戦いだと思った。弁護士・桐野が涙ながらに訴えた「正直に話せば5分で済む話を、2年も嘘をついてきて・・・」のセリフが印象的だった。
ラブホ奮戦記371日目:大人の遊び2004年1月30日
0:00-6:00 14部屋掃除
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で1時まではC班のTさんとK氏が、2時まではK氏が残業してくれた。今日は、20代前半の若いカップルと、50代の熟年カップルが目立った。何度も言うが、若者が使った部屋は比較的綺麗なのに対して、熟年カップル(特に不倫)が使った部屋は散らかり放題で、変に大人の遊びをしている場合が多く汚い。
K氏が合流して1部屋目の熟年部屋は、剃毛プレイをしていた。浴室の床が陰毛だらけで排水溝が毛で真っ黒になっており、床の脱ぎ捨てられたバスローブも陰毛まみれだった。
バスローブ姿で剃毛されたのだろう。K氏はシャワーで床の陰毛を流し、古歯ブラシで排水溝に貯まった陰毛をかき集め、濡れたバスローブを手で触れないようビニール袋に入れた。これだけで一手間だ。「見て!見て!恥ずかしい」とOくんが、らくがき帳を持ってきた。
♂ N男 昭和2×年生まれ
♀ M子 昭和2○年生まれ
2人の関係は? W不倫
Nちゃんのアソコの毛を剃りました。
暫くは奥さんと出来ないでしょう。
馬鹿だなぁ。
Mちゃんとこうなってからは
女房とはしてないよ。
剃られてる時は、怖くて動けなかった。
Nちゃんの、そういう可愛いところが大好き!
Mちゃんは、俺の心の恋女房だよ!
若いカップルの書き込みだったら微笑ましいが、熟年カップルに限って、こんな対話風の書き込みを残してラブラブぶりを見せつける。見せつけられた私達はとても恥ずかしい。
控え室へ戻ろうとすると、隣の部屋の玄関に人の気配がしたので慌てて隠れた。部屋から出て来たのは、またも熟年カップルだった。仕方なく隣の部屋へ移動すると、コンビニボックスで買ったローターとローションの空き瓶2個、持参バイブがシーツの上に無造作に置かれ、シーツの中央はローションまみれ、ベッドの脇には大量のティッシュが落ちていた。
Oくん「ローションを2個も使ってるよ。よっぽどカサカサだったんだね」
みかやん「ローターやバイブも効果無しかい」
K氏「持参バイブをフロントへ届けてくるよ。取りには来ないと思うけど」
K氏はフロントへ行くついでに、ローションまみれになったおねしょマットを交換して来てくれた。これもまた一手間だ。
3部屋目も熟年部屋だった。今度は寿司や珍味の食べ残しや、日本酒の空き瓶が散乱していた。怖々、ベッドの布団を剥がすと、シーツの中央が大きく濡れていて、数本の陰毛が有った。大きなシミはローションでもシッコでもなさそうだったので、K氏が匂いを嗅いでみた。
K氏「うわっ!日本酒だよ。ワカメ酒かい?」
Oくん「ワカメ酒って?」
K氏「女の人の足をピタッと閉じさせて、股間に酒を注ぐんだ。それを男が飲むんだけど、そうすると陰毛がワカメのようにユラユラと・・・」
Oくん「男バージョンも有り?男だったらワカメって言うより、ホヤだよね」
K氏&みかやん「あーはっはっは!ホヤだってー!」
熟年三昧だったが、最後は笑えた。控え室へ戻り、最後のお別れと再会を誓ってK氏は帰って行った。束の間の休憩の後また部屋が空いたが、若いカップルの部屋ばかりで掃除がラクだった。
Oくん「みかやんと2人でベッドメイクするの、今日で最後なんだ。寂しいよ」
みかやん「寂しいね。ホテルPにOちゃんが居ないなんて信じられないもん」
Oくんと2人での最後の部屋は218号室だった。私が2度も転倒した思い出深い風呂が有る。私がこの部屋の風呂係に当たると、Oくんは「俺がやるよ」と何度も風呂係を代わってくれた。この部屋特有の座卓や座椅子が妙に懐かしく見えて、もの悲しくなった。
Oくん「俺、就職してるか帰省してるかで、新Qオープンの時は居ないかも知れないけど、離れ離れになってもずっと友達でいてね!俺も暫くはホテルKで頑張るし、俺の事だから新Qオープンの時も居るかも知れないけどさ。へへっ」
みかやん「将来ある若者がいつまでもこんな所にいちゃダメだよ。ちゃんとした企業に就職してさ・・・」
Oくん「まともな企業出身の友達ってみかやんが初めてだったから、凄く勉強になったよ。これでも、お陰様で随分成長したと思うんだ。俺をここまで育ててくれて、本当にありがとう」
みかやん「あたしは何もしてないよ。あたしの方こそ、ありがとね」
涙が出そうで話が続かなかった。帰りは様々な事を思い出しながら、家まで延々と歩いた。
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で1時まではC班のTさんとK氏が、2時まではK氏が残業してくれた。今日は、20代前半の若いカップルと、50代の熟年カップルが目立った。何度も言うが、若者が使った部屋は比較的綺麗なのに対して、熟年カップル(特に不倫)が使った部屋は散らかり放題で、変に大人の遊びをしている場合が多く汚い。
K氏が合流して1部屋目の熟年部屋は、剃毛プレイをしていた。浴室の床が陰毛だらけで排水溝が毛で真っ黒になっており、床の脱ぎ捨てられたバスローブも陰毛まみれだった。
バスローブ姿で剃毛されたのだろう。K氏はシャワーで床の陰毛を流し、古歯ブラシで排水溝に貯まった陰毛をかき集め、濡れたバスローブを手で触れないようビニール袋に入れた。これだけで一手間だ。「見て!見て!恥ずかしい」とOくんが、らくがき帳を持ってきた。
♂ N男 昭和2×年生まれ
♀ M子 昭和2○年生まれ
2人の関係は? W不倫
Nちゃんのアソコの毛を剃りました。
暫くは奥さんと出来ないでしょう。
馬鹿だなぁ。
Mちゃんとこうなってからは
女房とはしてないよ。
剃られてる時は、怖くて動けなかった。
Nちゃんの、そういう可愛いところが大好き!
Mちゃんは、俺の心の恋女房だよ!
若いカップルの書き込みだったら微笑ましいが、熟年カップルに限って、こんな対話風の書き込みを残してラブラブぶりを見せつける。見せつけられた私達はとても恥ずかしい。
控え室へ戻ろうとすると、隣の部屋の玄関に人の気配がしたので慌てて隠れた。部屋から出て来たのは、またも熟年カップルだった。仕方なく隣の部屋へ移動すると、コンビニボックスで買ったローターとローションの空き瓶2個、持参バイブがシーツの上に無造作に置かれ、シーツの中央はローションまみれ、ベッドの脇には大量のティッシュが落ちていた。
Oくん「ローションを2個も使ってるよ。よっぽどカサカサだったんだね」
みかやん「ローターやバイブも効果無しかい」
K氏「持参バイブをフロントへ届けてくるよ。取りには来ないと思うけど」
K氏はフロントへ行くついでに、ローションまみれになったおねしょマットを交換して来てくれた。これもまた一手間だ。
3部屋目も熟年部屋だった。今度は寿司や珍味の食べ残しや、日本酒の空き瓶が散乱していた。怖々、ベッドの布団を剥がすと、シーツの中央が大きく濡れていて、数本の陰毛が有った。大きなシミはローションでもシッコでもなさそうだったので、K氏が匂いを嗅いでみた。
K氏「うわっ!日本酒だよ。ワカメ酒かい?」
Oくん「ワカメ酒って?」
K氏「女の人の足をピタッと閉じさせて、股間に酒を注ぐんだ。それを男が飲むんだけど、そうすると陰毛がワカメのようにユラユラと・・・」
Oくん「男バージョンも有り?男だったらワカメって言うより、ホヤだよね」
K氏&みかやん「あーはっはっは!ホヤだってー!」
熟年三昧だったが、最後は笑えた。控え室へ戻り、最後のお別れと再会を誓ってK氏は帰って行った。束の間の休憩の後また部屋が空いたが、若いカップルの部屋ばかりで掃除がラクだった。
Oくん「みかやんと2人でベッドメイクするの、今日で最後なんだ。寂しいよ」
みかやん「寂しいね。ホテルPにOちゃんが居ないなんて信じられないもん」
Oくんと2人での最後の部屋は218号室だった。私が2度も転倒した思い出深い風呂が有る。私がこの部屋の風呂係に当たると、Oくんは「俺がやるよ」と何度も風呂係を代わってくれた。この部屋特有の座卓や座椅子が妙に懐かしく見えて、もの悲しくなった。
Oくん「俺、就職してるか帰省してるかで、新Qオープンの時は居ないかも知れないけど、離れ離れになってもずっと友達でいてね!俺も暫くはホテルKで頑張るし、俺の事だから新Qオープンの時も居るかも知れないけどさ。へへっ」
みかやん「将来ある若者がいつまでもこんな所にいちゃダメだよ。ちゃんとした企業に就職してさ・・・」
Oくん「まともな企業出身の友達ってみかやんが初めてだったから、凄く勉強になったよ。これでも、お陰様で随分成長したと思うんだ。俺をここまで育ててくれて、本当にありがとう」
みかやん「あたしは何もしてないよ。あたしの方こそ、ありがとね」
涙が出そうで話が続かなかった。帰りは様々な事を思い出しながら、家まで延々と歩いた。
ラブホ奮戦記370日目:男だらけ2004年1月29日
0:00-6:00 10部屋掃除+リネン折り+造花拭き
今日はトドとの勤務。出勤した時、従業員通用口の前に2台の車が止まっていた。C班の人の身内がお迎えに来たと思って、軽く会釈をしながら従業員通用口から控え室へ入ると、C班の人は誰もいなかった。今日もイカレRが勝手に人件費削減に燃えて、C班全員を23時上がりさせていた。
イカレR「今日はデリだらけ。表の車2台もデリのお迎えさ」
みかやん「え〜!C班の人の身内と思って、挨拶しちゃったよ」
トド「ウチもや!ぺこぺこ頭下げてもうた。恥ずかしぃわ〜」
イカレR「相手は”ご苦労様”と頭下げたと思ったろうさ」
早速、デリ部屋2つが空いた。これを皮切りに、ずっとデリ部屋の掃除に追われる事になった。デリ部屋が空くと、新たなデリ客が来る。デリ部屋は小一時間くらいで空くので、お客さんの回転が早い。暇な木曜と油断していたら、とんだデリデーになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻ると外道が来た。
外道「煙草の在庫が無くなったので、コンビニまで行ってきます。フロントを見てて欲しいんですが」
みかやん「デリデーのドア作動(デリヘル嬢だけが先に帰る場合、電話応対やドアロック解除は面倒)出来ないから、買物行ってくるよ」
外道「確かにドア作動があるんですけど、行って貰っていいですか?」
トド「ほな、ウチが行くで。車やし」
結局、トドと車で近所のコンビニへ行った。外道が「煙草は領収書を貰って、別に我々3人分の肉まんを買ってきて下さい」と言っていたので、有り難く肉まんを買う事にしたが、100円の肉まん2つと150円のジューシー肉まん2つしかなかった。
トド「外道は100円ので充分や、ウチらは150円のジューシー肉まんやな。働きぶりから言うたらそうなるやろ」
買物の後、トドはホテルの客用玄関から入り、フロントの外道に煙草と領収書と100円肉まんを渡して、私達は控え室でいそいそとジューシー肉まんを頂いた。肉まんを食べている間、モニターが騒がしかった。お客さんが帰る事を知らせる音が鳴り、その部屋のモニター表示が”退室待”になったとたん、お客さんが入室した事を知らせる音が鳴り、同じ部屋のモニター表示が”在室”になる。
これは、お連れの方やデリヘル嬢だけが先に帰る場合、フロントでドアロックを解除したりかけ直したりする為だ。その度にモニターからは「カラス何故鳴くの」「春が来た春が来た」と音が鳴りうるさい。それを6.7回繰り返したのでうるさいし、「カラス何故鳴くの」は私達の出動合図でもあるので、せっかくのジューシー肉まんを食べていると言うのに、立ったり座ったり忙しかった。
「カラス何故鳴くの」の曲が6〜7回鳴ったというのに、1度も出動しなかった。ようやくモニターの音も止まり、落ち着いたと思ったらまた外道が来た。
外道「ようやく落ち着きましたけど、お陰で男だらけのラブホになりました」
トド「みんな先にデリヘルさんを帰して独り寝かいな?」
外道「そうなんです!一気にデリヘルさんが8人帰ったので、野郎1人の部屋が8つも有るんです。今もしも火事だ!地震だ!となったら、野郎ばかりゾロゾロ出て来るんですよ。最悪です」
みかやん「6人位だと思ったら8人だったんだ。モニターがうるさいハズだよね。って事は、掃除した8部屋が、また見事にデリ部屋になってたんだ」
トド「ホンマ見事なデリ総入れ替えやな。こんなん珍しいで!」
外道「嬉しくも有り難くも何ともないです。野郎ばかりのラブホなんて有り得ません」
5時過ぎに男性1人の部屋が2つ空いたので、その掃除をして締めて帰り支度を始めたとたん、モニターから「カラス何故鳴くの」の音が6回鳴り、一気に6部屋空いた。私達は帰る時間なので、フロントへ退勤の打刻に行った。
外道「野郎どもが申し合わせたように6人一斉に帰りました。6部屋ものハギをしなきゃならないです!!だから野郎は嫌いなんですよ」
みかやん「仕方ないよ。みんな、一度家に帰って着替えてから出勤なんじゃないの?」
トド「デリデーはウチらもフロントも忙しい、ゆう事や。しゃあないな」
外道「8時頃まで残りませんか?野郎1人が爆睡してた部屋なんて、臭そうで行く気がしません。とても1人じゃ行けないですよ」
トド&みかやん「帰ります!」
所詮”ハギ”はフロントの人が1人でする事だ。6部屋のハギくらい1人でサクッとやってくれ。
今日はトドとの勤務。出勤した時、従業員通用口の前に2台の車が止まっていた。C班の人の身内がお迎えに来たと思って、軽く会釈をしながら従業員通用口から控え室へ入ると、C班の人は誰もいなかった。今日もイカレRが勝手に人件費削減に燃えて、C班全員を23時上がりさせていた。
イカレR「今日はデリだらけ。表の車2台もデリのお迎えさ」
みかやん「え〜!C班の人の身内と思って、挨拶しちゃったよ」
トド「ウチもや!ぺこぺこ頭下げてもうた。恥ずかしぃわ〜」
イカレR「相手は”ご苦労様”と頭下げたと思ったろうさ」
早速、デリ部屋2つが空いた。これを皮切りに、ずっとデリ部屋の掃除に追われる事になった。デリ部屋が空くと、新たなデリ客が来る。デリ部屋は小一時間くらいで空くので、お客さんの回転が早い。暇な木曜と油断していたら、とんだデリデーになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻ると外道が来た。
外道「煙草の在庫が無くなったので、コンビニまで行ってきます。フロントを見てて欲しいんですが」
みかやん「デリデーのドア作動(デリヘル嬢だけが先に帰る場合、電話応対やドアロック解除は面倒)出来ないから、買物行ってくるよ」
外道「確かにドア作動があるんですけど、行って貰っていいですか?」
トド「ほな、ウチが行くで。車やし」
結局、トドと車で近所のコンビニへ行った。外道が「煙草は領収書を貰って、別に我々3人分の肉まんを買ってきて下さい」と言っていたので、有り難く肉まんを買う事にしたが、100円の肉まん2つと150円のジューシー肉まん2つしかなかった。
トド「外道は100円ので充分や、ウチらは150円のジューシー肉まんやな。働きぶりから言うたらそうなるやろ」
買物の後、トドはホテルの客用玄関から入り、フロントの外道に煙草と領収書と100円肉まんを渡して、私達は控え室でいそいそとジューシー肉まんを頂いた。肉まんを食べている間、モニターが騒がしかった。お客さんが帰る事を知らせる音が鳴り、その部屋のモニター表示が”退室待”になったとたん、お客さんが入室した事を知らせる音が鳴り、同じ部屋のモニター表示が”在室”になる。
これは、お連れの方やデリヘル嬢だけが先に帰る場合、フロントでドアロックを解除したりかけ直したりする為だ。その度にモニターからは「カラス何故鳴くの」「春が来た春が来た」と音が鳴りうるさい。それを6.7回繰り返したのでうるさいし、「カラス何故鳴くの」は私達の出動合図でもあるので、せっかくのジューシー肉まんを食べていると言うのに、立ったり座ったり忙しかった。
「カラス何故鳴くの」の曲が6〜7回鳴ったというのに、1度も出動しなかった。ようやくモニターの音も止まり、落ち着いたと思ったらまた外道が来た。
外道「ようやく落ち着きましたけど、お陰で男だらけのラブホになりました」
トド「みんな先にデリヘルさんを帰して独り寝かいな?」
外道「そうなんです!一気にデリヘルさんが8人帰ったので、野郎1人の部屋が8つも有るんです。今もしも火事だ!地震だ!となったら、野郎ばかりゾロゾロ出て来るんですよ。最悪です」
みかやん「6人位だと思ったら8人だったんだ。モニターがうるさいハズだよね。って事は、掃除した8部屋が、また見事にデリ部屋になってたんだ」
トド「ホンマ見事なデリ総入れ替えやな。こんなん珍しいで!」
外道「嬉しくも有り難くも何ともないです。野郎ばかりのラブホなんて有り得ません」
5時過ぎに男性1人の部屋が2つ空いたので、その掃除をして締めて帰り支度を始めたとたん、モニターから「カラス何故鳴くの」の音が6回鳴り、一気に6部屋空いた。私達は帰る時間なので、フロントへ退勤の打刻に行った。
外道「野郎どもが申し合わせたように6人一斉に帰りました。6部屋ものハギをしなきゃならないです!!だから野郎は嫌いなんですよ」
みかやん「仕方ないよ。みんな、一度家に帰って着替えてから出勤なんじゃないの?」
トド「デリデーはウチらもフロントも忙しい、ゆう事や。しゃあないな」
外道「8時頃まで残りませんか?野郎1人が爆睡してた部屋なんて、臭そうで行く気がしません。とても1人じゃ行けないですよ」
トド&みかやん「帰ります!」
所詮”ハギ”はフロントの人が1人でする事だ。6部屋のハギくらい1人でサクッとやってくれ。
コメントする | 
砂姫様!ありがとうございました!2004年1月29日 つぶやき
1月23日の日記で、だいありぃ新バージョンは「この日記をリンクしている人”他多数”」となっていて、”他多数”の部分の人の日記を巡回できない。2月1日までに”他多数”に該当している皆様の日記を全て、ブラウザのお気に入りに登録しなければ!我が家はISDNなのに・・・などと書いて大泣きしていた。
(──────┬──────__──────┬──────)
すると、リンクして下さっている砂姫様から、掲示板へ有り難いお申し出があった。本気で「天の助け!」と感涙し、早速、砂姫様へメールをさせて頂いた。
砂姫様がご自身で開発されたツールは残念ながらWIN用だった為、砂姫様は少数派Macの私の為に、その優れたツールで”みかやん。さんの日記にリンクしている人 ( 251 人) の一覧”を作成し、メールに添付して下さった。
その一覧は、忍び寄る老眼に脅える私の目にも優しく、見易く、何よりサクサクと皆様の日記を巡回できるスグレモノで、毎日快適に日記巡回が出来るようになった。
砂姫様のお陰で1月29日現在”他多数”になっていた皆様の日記も巡回できるようになり、甚だ感激しております。あとは、いつか、だいありぃさんが”他多数”を実名にしてくれるか、編集ページの被リンク一覧でリンクしてくれた方のお名前が全てわかるようにしてくれるか、どちらかでも実現するよう祈るばかりです。
例えいずれ、だいありぃさんの配慮でリンクして下さっている皆様の日記を見られる事になっても、私は砂姫様に作って頂いた一覧を使い続けます。注文したわけでもないのに、私にピッタリにお誂え向きに出来上がった一覧で、一目惚れしました。使い勝手も最高で非の打ち所がありません。
砂姫様、本当にありがとうございました。
で、残念ながら砂姫様の日記も現在は”他多数”になっているワケで、砂姫様の日記はコチラ→http://diary.note.ne.jp/d/33654/
(──────┬──────__──────┬──────)
すると、リンクして下さっている砂姫様から、掲示板へ有り難いお申し出があった。本気で「天の助け!」と感涙し、早速、砂姫様へメールをさせて頂いた。
砂姫様がご自身で開発されたツールは残念ながらWIN用だった為、砂姫様は少数派Macの私の為に、その優れたツールで”みかやん。さんの日記にリンクしている人 ( 251 人) の一覧”を作成し、メールに添付して下さった。
その一覧は、忍び寄る老眼に脅える私の目にも優しく、見易く、何よりサクサクと皆様の日記を巡回できるスグレモノで、毎日快適に日記巡回が出来るようになった。
砂姫様のお陰で1月29日現在”他多数”になっていた皆様の日記も巡回できるようになり、甚だ感激しております。あとは、いつか、だいありぃさんが”他多数”を実名にしてくれるか、編集ページの被リンク一覧でリンクしてくれた方のお名前が全てわかるようにしてくれるか、どちらかでも実現するよう祈るばかりです。
例えいずれ、だいありぃさんの配慮でリンクして下さっている皆様の日記を見られる事になっても、私は砂姫様に作って頂いた一覧を使い続けます。注文したわけでもないのに、私にピッタリにお誂え向きに出来上がった一覧で、一目惚れしました。使い勝手も最高で非の打ち所がありません。
砂姫様、本当にありがとうございました。
で、残念ながら砂姫様の日記も現在は”他多数”になっているワケで、砂姫様の日記はコチラ→http://diary.note.ne.jp/d/33654/
コメントする | 
ラブホ奮戦記369日目:女王様来店2004年1月28日
0:00-6:00 6部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。トドの話によると、昨日の外道はとても機嫌が悪かったそうだ。リネン折りをしながらトドが「きっと今日も機嫌悪いで。今頃になって、総スカン言う事がどないな事かわかったんちゃうか?」と言っていると、「おっはよーございまーす」と、外道が意気揚々と出勤し、真っ直ぐ私の所へ来た。
外道「総スカンになってる所へ行くのかと思うと気が重いですよ〜。どうしましょう?」
みかやん「裏のホテルLで朝のフロントを募集してたよ(引き留めない)」
外道「私も見ました。朝8時から夕方4時迄ですよね。ホテルPへ行ったら実働6時間なので、計算したら深夜6時間と朝8時間と給料はあまり変わらないんですよ。拘束時間も1時間しか違わないし」
みかやん「ホテルLで働いてたNさんが”ホテルLのフロントはラク”って言ってたし(絶対に引き留めない)」
外道「あそこのベッドメイク係は別会社なんですよね」
みかやん「フロントはホテルLの人で、ベッドメイクはビル管理会社の派遣らしいよ。フロントはフロント、ベッドメイクはベッドメイクで別々に働く会社の方がいいかもね(あくまでも引き留めない)」
外道「良さそうですよね。揺れますよ」
トド&みかやん「いいんじゃない?(いっそホテルLへ行ってくれ)」
外道は「悩みどころです〜」と言いながらフロントへ向かったが、トドが怒りだした。
トド「なんやアレ?みかやんと一緒にホテルPへ行くからて、ご機嫌取りかいな。ウチやOくんはもう関係あらへんのか?昨日は一日中、仏頂面やで。みかやんが来たらコロッと態度変えよって。めっちゃムカつくわ!」
部屋で掃除をしていても、作業室でリネンを折っていても、トドは怒りっぱなしだった。午前3時のおやつでも食べようと思った時、部屋が空いたので渋々いつもの所へスタンバイした。長身でサラサラロングヘアのお嬢様風女性と、ボサボサ頭で小柄な男性が出て行くのを見送って部屋へ向かった。
トド「意外なカップルやな。女の人はお金持ちのお嬢様風で綺麗やのに、男の方は全然パッとせえへん」
みかやん「お嬢様みたいな女の人に限って、駄目な男が好きなのかもね」
等と言いながら階段を上がり、部屋のドアを開けて倒れそうになった。鼻を突く強烈な・・・シッコの匂いだった。ベッドの布団やベッドカバーはソファーの上に集められ、剥き出しになったシーツの頭の方と、枕がシッコでベチョベチョに濡れていた。おねしょマットはベッドに横になって腰が当たる部分にしか敷いていない。慌ててシーツをめくると、ベッドパットにもベッドマットにもシッコが貫通していた。
「やられたわ。お嬢様やのうて女王様やて!ほんで、女王様の聖水やて!」と言うトドの声に驚き、トドが見ていたらくがき帳を見に行った。らくがき帳には、こう書いてあった↓。
・名前 M男・M男歴1年 女王様・女王様歴9年
・二人の関係は? 女王様とM男
・こんな物があればと思う物は? SMグッズ
・他のホテルで良かった所は? ホテルA
・感想 女王様の聖水を頂戴しました。美味しかった。幸せ。
トド「聖水、言うたら聞こえはええけど、シッコやん!わざわざ女王様をこんな所へ連れ出さんでも、女王様の店でやったらええやんか!」
いつまでも怒ってもいられないので、トドと2人でベッドパットと枕を担いで控え室へ運んだ。こんな時に限って、いつも控え室から一番遠い部屋だ。大きくて重いベッドパットを担いで通路を歩いている姿は、絶対にお客さんに見られたくないし、実際、玄関からお客さんが入って来ても、逃げも隠れも出来ない。控え室で新しいベッドパットと枕を担ぎ、部屋まで猛ダッシュした。
部屋へ戻り、ベッドマットの除菌と消臭をし、ドライヤーをかけて乾かし「せーの!」でベッドマットを裏返した。バテバテのトドを休ませて、私は控え室へ走り、汚れたベッドパットと枕の処置をして、また部屋へ戻った。
トド「ホンマに女王様は勘弁して欲しいで。女王様の店の女王様の部屋行くか、黙ってホテルA行って欲しかったで」
みかやん「ホテルAのベッドメイク係って大変だろうね。全員が汚物処理のスペシャリストかも」
トド「ホンマやな。シッコやウン○、当たり前なんちゃうか?」
トド&みかやん「怖いなぁ」
この後、部屋が空かなかったので、リネン折りをしながらゆっくり過ごした。やれやれだ。
今日はトドとの勤務。トドの話によると、昨日の外道はとても機嫌が悪かったそうだ。リネン折りをしながらトドが「きっと今日も機嫌悪いで。今頃になって、総スカン言う事がどないな事かわかったんちゃうか?」と言っていると、「おっはよーございまーす」と、外道が意気揚々と出勤し、真っ直ぐ私の所へ来た。
外道「総スカンになってる所へ行くのかと思うと気が重いですよ〜。どうしましょう?」
みかやん「裏のホテルLで朝のフロントを募集してたよ(引き留めない)」
外道「私も見ました。朝8時から夕方4時迄ですよね。ホテルPへ行ったら実働6時間なので、計算したら深夜6時間と朝8時間と給料はあまり変わらないんですよ。拘束時間も1時間しか違わないし」
みかやん「ホテルLで働いてたNさんが”ホテルLのフロントはラク”って言ってたし(絶対に引き留めない)」
外道「あそこのベッドメイク係は別会社なんですよね」
みかやん「フロントはホテルLの人で、ベッドメイクはビル管理会社の派遣らしいよ。フロントはフロント、ベッドメイクはベッドメイクで別々に働く会社の方がいいかもね(あくまでも引き留めない)」
外道「良さそうですよね。揺れますよ」
トド&みかやん「いいんじゃない?(いっそホテルLへ行ってくれ)」
外道は「悩みどころです〜」と言いながらフロントへ向かったが、トドが怒りだした。
トド「なんやアレ?みかやんと一緒にホテルPへ行くからて、ご機嫌取りかいな。ウチやOくんはもう関係あらへんのか?昨日は一日中、仏頂面やで。みかやんが来たらコロッと態度変えよって。めっちゃムカつくわ!」
部屋で掃除をしていても、作業室でリネンを折っていても、トドは怒りっぱなしだった。午前3時のおやつでも食べようと思った時、部屋が空いたので渋々いつもの所へスタンバイした。長身でサラサラロングヘアのお嬢様風女性と、ボサボサ頭で小柄な男性が出て行くのを見送って部屋へ向かった。
トド「意外なカップルやな。女の人はお金持ちのお嬢様風で綺麗やのに、男の方は全然パッとせえへん」
みかやん「お嬢様みたいな女の人に限って、駄目な男が好きなのかもね」
等と言いながら階段を上がり、部屋のドアを開けて倒れそうになった。鼻を突く強烈な・・・シッコの匂いだった。ベッドの布団やベッドカバーはソファーの上に集められ、剥き出しになったシーツの頭の方と、枕がシッコでベチョベチョに濡れていた。おねしょマットはベッドに横になって腰が当たる部分にしか敷いていない。慌ててシーツをめくると、ベッドパットにもベッドマットにもシッコが貫通していた。
「やられたわ。お嬢様やのうて女王様やて!ほんで、女王様の聖水やて!」と言うトドの声に驚き、トドが見ていたらくがき帳を見に行った。らくがき帳には、こう書いてあった↓。
・名前 M男・M男歴1年 女王様・女王様歴9年
・二人の関係は? 女王様とM男
・こんな物があればと思う物は? SMグッズ
・他のホテルで良かった所は? ホテルA
・感想 女王様の聖水を頂戴しました。美味しかった。幸せ。
トド「聖水、言うたら聞こえはええけど、シッコやん!わざわざ女王様をこんな所へ連れ出さんでも、女王様の店でやったらええやんか!」
いつまでも怒ってもいられないので、トドと2人でベッドパットと枕を担いで控え室へ運んだ。こんな時に限って、いつも控え室から一番遠い部屋だ。大きくて重いベッドパットを担いで通路を歩いている姿は、絶対にお客さんに見られたくないし、実際、玄関からお客さんが入って来ても、逃げも隠れも出来ない。控え室で新しいベッドパットと枕を担ぎ、部屋まで猛ダッシュした。
部屋へ戻り、ベッドマットの除菌と消臭をし、ドライヤーをかけて乾かし「せーの!」でベッドマットを裏返した。バテバテのトドを休ませて、私は控え室へ走り、汚れたベッドパットと枕の処置をして、また部屋へ戻った。
トド「ホンマに女王様は勘弁して欲しいで。女王様の店の女王様の部屋行くか、黙ってホテルA行って欲しかったで」
みかやん「ホテルAのベッドメイク係って大変だろうね。全員が汚物処理のスペシャリストかも」
トド「ホンマやな。シッコやウン○、当たり前なんちゃうか?」
トド&みかやん「怖いなぁ」
この後、部屋が空かなかったので、リネン折りをしながらゆっくり過ごした。やれやれだ。
コメントする | 
S.W.A.T.2004年1月27日 映画
特別狙撃隊 SWATというTVドラマの劇場番らしい。CMで美形の俳優(オリヴィエ・マルティネス)が「俺を逃がしたら1億ドル払う!」と叫んでいるのを見て、てっきり無実の罪で捕まったものだとばかり思っていたら、全然違った。S.W.A.T.というタイトルだったのを忘れていた(汗)。だから、顔で判断しちゃダメなんだってば(滝汗)。
今日は休み・外道のどうでもいい話2004年1月27日 つぶやき
※外道による、ホテルPのD班メンバー紹介
オバ男 20代 「顔と声がオバサン。自分だけ稼ごうとしている」
丸々子 20代 「顔も体も破壊王橋本真也。小川を呼べ。STOだ」
Kさん 50代 「このババアの失敗ばかりで尻拭いが大変だった」
Tさん 30代 「いつも携帯で彼氏とメールばかり、協調性無し」
Mさん 40代 「昼間の仕事が忙しく寝てばかりの男、らしいよ」
総評「どいつもこいつも、どうにもならない奴ばかり。私を辞めさせようと企んでいるのは、オバ男と丸々子とババアKに違いない!しかも、オバ男と丸々子はデキてる!」
自分を棚に上げて、よくもまぁこんな酷いメンバー紹介が出来るものだ。私はTさんとココで3ヶ月一緒に働いたし、Kさんとも某工場で1ヶ月一緒に働いたし、オバ男君にも丸々子ちゃんにも会った事はある。Mさんだけは外道も会った事がないそうだが、それにしても悪く言いすぎだ。
※外道による、コトのいきさつ
ホテルPにはホテルQグループ史上最低最悪の”最終兵器Z”と外道が呼んでいる女性フロントが居る。最終兵器Zは腐れYと組んで悪事を働いていたが、その事実を外道はフロントK子に暴露した。それ以来、外道はホテルPのフロント陣の中で「和を乱した」と疎外されていた。
一方、オバ男と丸々子は、リネン残業の件で外道と口論になった。対処しきれなくなった外道は腐れYに相談し、後日、オバ男と丸々子は腐れYに呼び出され個人面談を受けた。それ以来、外道はホテルPのベッドメイク係に「告げ口屋」と逆恨みされるようになった。
そんな折りもおり人事異動があり、外道とダサ坊が交代になった。ダサ坊はフロント陣のウケも良く、ベッドメイク係にも慕われていたが、再び人事異動があり、外道がホテルPへ戻る事になった。
最終兵器ZがフロントK子に「私が出勤すると外道は大の字になって寝ている」と密告し、オバ男と丸々子とババアKが「外道はいつもTさんだけをフロントへ呼び、中で2人でお菓子を食べている。お菓子だけなら良いが、Tさんも食われているかもしれない」と密告したらしい。
更に、オバ男と丸々子とババアKが結託して「外道をこっちへ戻すなら辞めます」と、最終兵器ZやフロントK子を脅している。外道はそう踏んでいる。
※外道の言い分
「有り得ない!最終兵器Zが出勤して来る時間に、寝れるワケがない!それは当然、フロントK子も解ってくれた。Tさんは、オバ男と丸々子に面倒な仕事を押しつけられてもモンクも言わずに大人しくしてるので、可哀相だから時々、話を聞いてあげようと思っていただけだ」
(私は工場時代、Kさんから「外道が片時もTさんから離れないのよ。いつも2人だけでエロ話に花を咲かせていて、エロ過ぎて誰も入っていけないのよ。だから外道とTさんは孤立してるの」と聞いていた)
「フロントK子がみかやんに、私がみかやんの悪口を言っていたと伝えたのは、ホテルPでQ出身者同士ばかりが仲良くしても困ると思ったからじゃないでしょうか?」
(外道がK子に私を悪く言っていたのは明白な事実。そんな言い訳に今更、誰が騙されるか!)
「オバ男と丸々子は自分達だけが稼げればいいと思ってます。新人にはリネン折りを教えず、2人だけでリネン残業をしてます。このままでは、みかやんも稼げませんよ。何とかしなければ」
(稼ぎたい人が残業すれば良い。私もKさんもTさんも早く帰りたい方だ)
「今頃、私もみかやんもホテルPで散々に悪く言われてますよ。ホテルPで潰されないで下さいね。5月には絶対ココへ一緒に戻りましょう」
(私はホテルPの人達に悪口を言われる筋合いはない。ココへは私1人で戻って来るつもり)
外道は私に延々と説明していたが、馬鹿馬鹿しくて聞いちゃいられなかった。私は外道の言い訳より、むしろ「外道が戻るくらいなら辞めた方がマシだ」と思い詰めているホテルPのD班の人達に同情する。
はあぁ。疲れる。
オバ男 20代 「顔と声がオバサン。自分だけ稼ごうとしている」
丸々子 20代 「顔も体も破壊王橋本真也。小川を呼べ。STOだ」
Kさん 50代 「このババアの失敗ばかりで尻拭いが大変だった」
Tさん 30代 「いつも携帯で彼氏とメールばかり、協調性無し」
Mさん 40代 「昼間の仕事が忙しく寝てばかりの男、らしいよ」
総評「どいつもこいつも、どうにもならない奴ばかり。私を辞めさせようと企んでいるのは、オバ男と丸々子とババアKに違いない!しかも、オバ男と丸々子はデキてる!」
自分を棚に上げて、よくもまぁこんな酷いメンバー紹介が出来るものだ。私はTさんとココで3ヶ月一緒に働いたし、Kさんとも某工場で1ヶ月一緒に働いたし、オバ男君にも丸々子ちゃんにも会った事はある。Mさんだけは外道も会った事がないそうだが、それにしても悪く言いすぎだ。
※外道による、コトのいきさつ
ホテルPにはホテルQグループ史上最低最悪の”最終兵器Z”と外道が呼んでいる女性フロントが居る。最終兵器Zは腐れYと組んで悪事を働いていたが、その事実を外道はフロントK子に暴露した。それ以来、外道はホテルPのフロント陣の中で「和を乱した」と疎外されていた。
一方、オバ男と丸々子は、リネン残業の件で外道と口論になった。対処しきれなくなった外道は腐れYに相談し、後日、オバ男と丸々子は腐れYに呼び出され個人面談を受けた。それ以来、外道はホテルPのベッドメイク係に「告げ口屋」と逆恨みされるようになった。
そんな折りもおり人事異動があり、外道とダサ坊が交代になった。ダサ坊はフロント陣のウケも良く、ベッドメイク係にも慕われていたが、再び人事異動があり、外道がホテルPへ戻る事になった。
最終兵器ZがフロントK子に「私が出勤すると外道は大の字になって寝ている」と密告し、オバ男と丸々子とババアKが「外道はいつもTさんだけをフロントへ呼び、中で2人でお菓子を食べている。お菓子だけなら良いが、Tさんも食われているかもしれない」と密告したらしい。
更に、オバ男と丸々子とババアKが結託して「外道をこっちへ戻すなら辞めます」と、最終兵器ZやフロントK子を脅している。外道はそう踏んでいる。
※外道の言い分
「有り得ない!最終兵器Zが出勤して来る時間に、寝れるワケがない!それは当然、フロントK子も解ってくれた。Tさんは、オバ男と丸々子に面倒な仕事を押しつけられてもモンクも言わずに大人しくしてるので、可哀相だから時々、話を聞いてあげようと思っていただけだ」
(私は工場時代、Kさんから「外道が片時もTさんから離れないのよ。いつも2人だけでエロ話に花を咲かせていて、エロ過ぎて誰も入っていけないのよ。だから外道とTさんは孤立してるの」と聞いていた)
「フロントK子がみかやんに、私がみかやんの悪口を言っていたと伝えたのは、ホテルPでQ出身者同士ばかりが仲良くしても困ると思ったからじゃないでしょうか?」
(外道がK子に私を悪く言っていたのは明白な事実。そんな言い訳に今更、誰が騙されるか!)
「オバ男と丸々子は自分達だけが稼げればいいと思ってます。新人にはリネン折りを教えず、2人だけでリネン残業をしてます。このままでは、みかやんも稼げませんよ。何とかしなければ」
(稼ぎたい人が残業すれば良い。私もKさんもTさんも早く帰りたい方だ)
「今頃、私もみかやんもホテルPで散々に悪く言われてますよ。ホテルPで潰されないで下さいね。5月には絶対ココへ一緒に戻りましょう」
(私はホテルPの人達に悪口を言われる筋合いはない。ココへは私1人で戻って来るつもり)
外道は私に延々と説明していたが、馬鹿馬鹿しくて聞いちゃいられなかった。私は外道の言い訳より、むしろ「外道が戻るくらいなら辞めた方がマシだ」と思い詰めているホテルPのD班の人達に同情する。
はあぁ。疲れる。
コメントする | 
ラブホ奮戦記368日目:不気味君2004年1月26日
0:00-6:00 9部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。改装前の閉店準備作業を殆ど終え、のどかにリネン折りをしていた。モニターを見ながらリネン折りを続けていると、223号室の表示が”精算中”になり、滞在時間はたったの9分だった。「なんだそりゃ?」とリネン折りの手を止めると、通路の方が急に騒がしくなった。
223号室の入口は控え室入口の隣にある。急いで作業室から控え室入口の方へ走ると、まだ人の気配がした。「ヤダーッ!」と言う女性の声とバタバタと通路を走る音と、それを追い掛けるように「ちょっと待ってよ〜。こっちだって、ケチャマンはイヤだよ〜」と言う舌足らずな不気味な男の声が聞こえた。その声が、いかにも変態っぽくて(変態ってどんな声だ?)怖くて覗いて見る気にはならなかった。
精算して帰ってくれたので、取り敢えず出動した。当然、お風呂はラッキーで、ベッド以外を使った形跡は無かったが、ベッドの布団を剥がして固まってしまった。シーツの中央に少量の血が付いていたので「ああ、さっき”ケチャマン”って言ってたのは、生理の事かい」と思っていると、ベッドの足元の方に、銀色に光る鳥のクチバシみたいな物があった。
みかやん「何コレ?慌てて忘れて帰ったみたいだけど、何だろ?」
トド「婦人科にあるアソコの穴を広げて中を見るやつ、ちゃうの?」
みかやん「ええー!何で、そんな物がココにあるの?」
トド「ま、大人のお医者さんごっこやろな。アソコん中がどないなっとるか、見たかったんやろ」
次の瞬間、あまりの事に絶叫しそうになった。ふいにドアが開き、不気味な男が入って来た。トドはドアに背を向けていたので気が付かなかったが、私の形相を見て振り返り、男の姿に驚いてベッドに突っ伏しそうになった。年齢は27歳くらい、小太りの体型に、真っ黒で脂ぎった髪、透き通るような色白で、絵に描いたようなオタクと言うか変態みたいな男だった。
「大切な物を忘れました」と、さっき聞いたばかりの舌足らずで不気味なカラス声で話しかけてきた。
みかやん「はい。こ、こちらですね」
不気味君「結構ですよ。自分で拾いますから」
不気味君は、ベッドの両脇に立っている私とトドの間に入るように近づいてきて、自分でソレを拾った。
不気味君「コレは”クスコ”と言って立派な医療器具なんですよ。ふふふ。では失礼」
叫びたいような恐怖に包まれている私達を後目に、不気味君はにこやかに一礼して帰って行った。階下のドアが閉まる音が聞こえたとたん、私達は床にへたりこんだ。
みかやん「ビックリした!怖かった!泣くとこだった!キモイ!キモーッ!あまりにも不気味!」
トド「今の不気味君、ウチ何回か見た事あるで。本人は不気味やのに女の子は若くて可愛いんや。多分毎回違う女の子や。よっぽどの金持ちの息子なんやろ。品がええで。金も無くて不気味やったらモテへんで。それこそ婦人科医のせがれ、ちゃうか?」
ようやく立ち上がり、掃除を再開した。幸い掃除はすぐに終わり、控え室へ戻ると外道が来た。
外道「実はフロントK子に”アンタ、ホテルPで総スカンだよ。アンタがホテルPへ戻るんだったら、ホテルPのD班全員が辞めると言ってきたよ。余程しっかり仕事をして、言葉遣いにも気を付けて揚げ足取られないようにしないと!心して行きなさい!”と言われたんですよ」
みかやん「ダサ坊の後がまは大変だよ。どうしても比べられて”ダサ坊はああだった、こうだった”と言われるよ」
外道「そんな事は聞きつけません。私は1人で部屋へ入って黙々と作業するつもりです」
トド「ますます嫌われるんちゃう?」
外道「私の最大の目標は、新Qへみかやんと戻って来る事です。私はみかやんを悪く言ったり嫌ったりしてません!ホテルPは強者揃いです。ホテルPへ行っても2人仲良くQ出身者として頑張りましょう。前にホテルPのオバ男と丸子と私が口論になった事があるんです。きっとそれを根に持ってるんでしょうね。困った奴らです」
「よく言うよ!」と思った。フロントK子には散々私の悪口を言っていたのに、ホテルPで総スカンと聞いたとたん、私を味方に付けようと必死だ。相変わらず少しも自分の非を認める様子はないし、今度は私にホテルPの人達の悪口を言い始めた。誰が外道の策略なんかに乗るか!あたしゃ、ホテルPの人達に加勢するよ!
全く、どこまで腐った男なんだ!心底呆れた。
今日はトドとの勤務。改装前の閉店準備作業を殆ど終え、のどかにリネン折りをしていた。モニターを見ながらリネン折りを続けていると、223号室の表示が”精算中”になり、滞在時間はたったの9分だった。「なんだそりゃ?」とリネン折りの手を止めると、通路の方が急に騒がしくなった。
223号室の入口は控え室入口の隣にある。急いで作業室から控え室入口の方へ走ると、まだ人の気配がした。「ヤダーッ!」と言う女性の声とバタバタと通路を走る音と、それを追い掛けるように「ちょっと待ってよ〜。こっちだって、ケチャマンはイヤだよ〜」と言う舌足らずな不気味な男の声が聞こえた。その声が、いかにも変態っぽくて(変態ってどんな声だ?)怖くて覗いて見る気にはならなかった。
精算して帰ってくれたので、取り敢えず出動した。当然、お風呂はラッキーで、ベッド以外を使った形跡は無かったが、ベッドの布団を剥がして固まってしまった。シーツの中央に少量の血が付いていたので「ああ、さっき”ケチャマン”って言ってたのは、生理の事かい」と思っていると、ベッドの足元の方に、銀色に光る鳥のクチバシみたいな物があった。
みかやん「何コレ?慌てて忘れて帰ったみたいだけど、何だろ?」
トド「婦人科にあるアソコの穴を広げて中を見るやつ、ちゃうの?」
みかやん「ええー!何で、そんな物がココにあるの?」
トド「ま、大人のお医者さんごっこやろな。アソコん中がどないなっとるか、見たかったんやろ」
次の瞬間、あまりの事に絶叫しそうになった。ふいにドアが開き、不気味な男が入って来た。トドはドアに背を向けていたので気が付かなかったが、私の形相を見て振り返り、男の姿に驚いてベッドに突っ伏しそうになった。年齢は27歳くらい、小太りの体型に、真っ黒で脂ぎった髪、透き通るような色白で、絵に描いたようなオタクと言うか変態みたいな男だった。
「大切な物を忘れました」と、さっき聞いたばかりの舌足らずで不気味なカラス声で話しかけてきた。
みかやん「はい。こ、こちらですね」
不気味君「結構ですよ。自分で拾いますから」
不気味君は、ベッドの両脇に立っている私とトドの間に入るように近づいてきて、自分でソレを拾った。
不気味君「コレは”クスコ”と言って立派な医療器具なんですよ。ふふふ。では失礼」
叫びたいような恐怖に包まれている私達を後目に、不気味君はにこやかに一礼して帰って行った。階下のドアが閉まる音が聞こえたとたん、私達は床にへたりこんだ。
みかやん「ビックリした!怖かった!泣くとこだった!キモイ!キモーッ!あまりにも不気味!」
トド「今の不気味君、ウチ何回か見た事あるで。本人は不気味やのに女の子は若くて可愛いんや。多分毎回違う女の子や。よっぽどの金持ちの息子なんやろ。品がええで。金も無くて不気味やったらモテへんで。それこそ婦人科医のせがれ、ちゃうか?」
ようやく立ち上がり、掃除を再開した。幸い掃除はすぐに終わり、控え室へ戻ると外道が来た。
外道「実はフロントK子に”アンタ、ホテルPで総スカンだよ。アンタがホテルPへ戻るんだったら、ホテルPのD班全員が辞めると言ってきたよ。余程しっかり仕事をして、言葉遣いにも気を付けて揚げ足取られないようにしないと!心して行きなさい!”と言われたんですよ」
みかやん「ダサ坊の後がまは大変だよ。どうしても比べられて”ダサ坊はああだった、こうだった”と言われるよ」
外道「そんな事は聞きつけません。私は1人で部屋へ入って黙々と作業するつもりです」
トド「ますます嫌われるんちゃう?」
外道「私の最大の目標は、新Qへみかやんと戻って来る事です。私はみかやんを悪く言ったり嫌ったりしてません!ホテルPは強者揃いです。ホテルPへ行っても2人仲良くQ出身者として頑張りましょう。前にホテルPのオバ男と丸子と私が口論になった事があるんです。きっとそれを根に持ってるんでしょうね。困った奴らです」
「よく言うよ!」と思った。フロントK子には散々私の悪口を言っていたのに、ホテルPで総スカンと聞いたとたん、私を味方に付けようと必死だ。相変わらず少しも自分の非を認める様子はないし、今度は私にホテルPの人達の悪口を言い始めた。誰が外道の策略なんかに乗るか!あたしゃ、ホテルPの人達に加勢するよ!
全く、どこまで腐った男なんだ!心底呆れた。
コメントする | 
ラブホ奮戦記367日目:HS指定2004年1月25日
0:00-6:00 8部屋掃除+リネン折り+備品拭き
今日はK氏との勤務。外道が休みなのでフロントはOくんだ。今日はK氏とOくんと三人なので、非常に過ごしやすい一日だ。
早速、K氏と1部屋目の掃除へ向かった。イカレRがハギをした部屋だったが、ベッドの枕元や枕に白子が撒き散らされていた。Oくんと部屋へ入って白子に遭遇しても、もはや何とも思わないが、K氏とは初めて(?)だったので、妙に照れた。どうにも気恥ずかしかったが、いつもどおり「ゲッ!白子だよ」という言葉が口を突いて出た。
K氏「イヤだねぇ。こんなトコにこんなモノ撒き散らして。いいよ、いいよ。俺が拭くから。何でこんなトコに白子なんだろね?顔射失敗かい?顔射拒否にあったのかな・・あ、あは、あはははは」
K氏もいつも自分の班で掃除をしている時のように「顔射失敗かい?」などと口を突いて出たようだが、そう言った後のK氏も妙に恥ずかしそうだった。お互い、この場から逃げ出したいような恥ずかしさに包まれた。と、その時、私の鼻の中をツーッと鼻水が垂れてきた。「あ、ヤバイヤバイ」と目の前にあったベッドの枕元にある客用ティッシュで鼻をかむと、なんとソレは鼻水ではなく、鼻血だった。
みかやん「うわっ!鼻血、鼻血だったよ!ええっ、何で?」
K氏「大丈夫?何か興奮した?ココは俺に任せて椅子に座ってるといいよ」
K氏に言われるまま椅子に座ったものの、恥ずかしくて顔を上げられない。今更、白子を見て鼻血?それとも「顔射失敗」や「顔射拒否」等という”言葉責め”で鼻血?どちらにしても恥ずかし過ぎる。実働1周年を迎えた今になって、些細な事で鼻血を出してK氏の掃除を見学している自分が情けなかった。全く面目ない。
あぁ、恥ずかしかった。
やがてOくんが出勤してくる時間になり、私達は掃除待ちの部屋を207号室と202号室の2つ残していた。210号室から207号室へ移動し掃除をしていると、部屋の電話が鳴った。
Oくん「そこの掃除を中断して、先に202号室を仕上げて。お客さんが”どうしても202号室に入りたい”と言って、待合室で待ってるんだ。俺も今から202号室へ手伝いに行くよ」
電話の内容をK氏に説明して、202号室へ走った。先に着いたOくんがベッドを剥がしていて、昨日と同様に202号室に3人が揃った。
Oくん「全く。他にも空き部屋があるのに、202号室がいいんだとさ」
K氏「そりゃやっぱり、HS目当てでしょう(昨日の日記参照)!やっぱ最近、HSの人気が上がってるんだよ。ずっと手かせか足かせのどっちかが壊れてたけど、修理したからね。HSを指定するなんて、お客さんもHSを使う気満々なんだろうね」
よほど昨日の「HS」が気に入ったのか、K氏は「HS」を連呼していた。
Oくん「”HS指定”と言ったら、コンサートなんかの高価な指定席みたいだね。確かにHSを必ず使う気満々らしいけど、このお客さんが帰った後、悲惨な状態になってなきゃいいけどねぇ。昨日のタオルのシミくらいなら、可愛いもんだけど」
K氏「ええっ?悲惨な状態ってどんな?」
Oくん「HSの位置がズレてたから元の位置に戻したら、床にシッコがこぼれてたり、タオルに茶色いシミが付いてたり、血まみれだったり、ウン○そのものが落ちてたり、俺はHSには苦い思い出しかないよ」
K氏「うわ〜。マニアックだねぇ。うわはは!あははは!」
何故かK氏、お悦びのご様子。「この人、そうゆう系が好きなんだ」と、思わずOくんと私は顔を見合わせた。
HSの部屋の掃除を終え、無事にお客さんが部屋へ入って行くのを見届け、中断した207号室の掃除も済ませ控え室へ戻ると、ダサ坊の話になった。
Oくん「ホテルPのD班の人達もフロントが外道からダサ坊に代わったら、今更、2月に外道に戻られても困るんじゃないのかなぁ」
みかやん「きっとそうだよ。ダサ坊なんかバリバリ働くもん。あたしらだって、Fちゃんの働きぶりを見てしまったら、外道がココへ戻ると聞いた時”今更”と思ったもんね」
K氏「俺らなんか、ダサ坊からイカレRに代わったんだよ。最悪さ」
みかやん「ダサ坊は性格も良いし働き者だし、ホテルPでも大人気なのに、そのダサ坊と外道が交代だなんてホテルPのD班が気の毒だよ。ま、そこにあたしも行くんだけどね」
私がホテルPへ行くと、もれなく外道がついてくるというのは、やはり憂鬱だ。
今日はK氏との勤務。外道が休みなのでフロントはOくんだ。今日はK氏とOくんと三人なので、非常に過ごしやすい一日だ。
早速、K氏と1部屋目の掃除へ向かった。イカレRがハギをした部屋だったが、ベッドの枕元や枕に白子が撒き散らされていた。Oくんと部屋へ入って白子に遭遇しても、もはや何とも思わないが、K氏とは初めて(?)だったので、妙に照れた。どうにも気恥ずかしかったが、いつもどおり「ゲッ!白子だよ」という言葉が口を突いて出た。
K氏「イヤだねぇ。こんなトコにこんなモノ撒き散らして。いいよ、いいよ。俺が拭くから。何でこんなトコに白子なんだろね?顔射失敗かい?顔射拒否にあったのかな・・あ、あは、あはははは」
K氏もいつも自分の班で掃除をしている時のように「顔射失敗かい?」などと口を突いて出たようだが、そう言った後のK氏も妙に恥ずかしそうだった。お互い、この場から逃げ出したいような恥ずかしさに包まれた。と、その時、私の鼻の中をツーッと鼻水が垂れてきた。「あ、ヤバイヤバイ」と目の前にあったベッドの枕元にある客用ティッシュで鼻をかむと、なんとソレは鼻水ではなく、鼻血だった。
みかやん「うわっ!鼻血、鼻血だったよ!ええっ、何で?」
K氏「大丈夫?何か興奮した?ココは俺に任せて椅子に座ってるといいよ」
K氏に言われるまま椅子に座ったものの、恥ずかしくて顔を上げられない。今更、白子を見て鼻血?それとも「顔射失敗」や「顔射拒否」等という”言葉責め”で鼻血?どちらにしても恥ずかし過ぎる。実働1周年を迎えた今になって、些細な事で鼻血を出してK氏の掃除を見学している自分が情けなかった。全く面目ない。
あぁ、恥ずかしかった。
やがてOくんが出勤してくる時間になり、私達は掃除待ちの部屋を207号室と202号室の2つ残していた。210号室から207号室へ移動し掃除をしていると、部屋の電話が鳴った。
Oくん「そこの掃除を中断して、先に202号室を仕上げて。お客さんが”どうしても202号室に入りたい”と言って、待合室で待ってるんだ。俺も今から202号室へ手伝いに行くよ」
電話の内容をK氏に説明して、202号室へ走った。先に着いたOくんがベッドを剥がしていて、昨日と同様に202号室に3人が揃った。
Oくん「全く。他にも空き部屋があるのに、202号室がいいんだとさ」
K氏「そりゃやっぱり、HS目当てでしょう(昨日の日記参照)!やっぱ最近、HSの人気が上がってるんだよ。ずっと手かせか足かせのどっちかが壊れてたけど、修理したからね。HSを指定するなんて、お客さんもHSを使う気満々なんだろうね」
よほど昨日の「HS」が気に入ったのか、K氏は「HS」を連呼していた。
Oくん「”HS指定”と言ったら、コンサートなんかの高価な指定席みたいだね。確かにHSを必ず使う気満々らしいけど、このお客さんが帰った後、悲惨な状態になってなきゃいいけどねぇ。昨日のタオルのシミくらいなら、可愛いもんだけど」
K氏「ええっ?悲惨な状態ってどんな?」
Oくん「HSの位置がズレてたから元の位置に戻したら、床にシッコがこぼれてたり、タオルに茶色いシミが付いてたり、血まみれだったり、ウン○そのものが落ちてたり、俺はHSには苦い思い出しかないよ」
K氏「うわ〜。マニアックだねぇ。うわはは!あははは!」
何故かK氏、お悦びのご様子。「この人、そうゆう系が好きなんだ」と、思わずOくんと私は顔を見合わせた。
HSの部屋の掃除を終え、無事にお客さんが部屋へ入って行くのを見届け、中断した207号室の掃除も済ませ控え室へ戻ると、ダサ坊の話になった。
Oくん「ホテルPのD班の人達もフロントが外道からダサ坊に代わったら、今更、2月に外道に戻られても困るんじゃないのかなぁ」
みかやん「きっとそうだよ。ダサ坊なんかバリバリ働くもん。あたしらだって、Fちゃんの働きぶりを見てしまったら、外道がココへ戻ると聞いた時”今更”と思ったもんね」
K氏「俺らなんか、ダサ坊からイカレRに代わったんだよ。最悪さ」
みかやん「ダサ坊は性格も良いし働き者だし、ホテルPでも大人気なのに、そのダサ坊と外道が交代だなんてホテルPのD班が気の毒だよ。ま、そこにあたしも行くんだけどね」
私がホテルPへ行くと、もれなく外道がついてくるというのは、やはり憂鬱だ。
コメントする | 
新札幌の某美容室へ2004年1月24日 おでかけ コメント (2)
ふらりと新札幌へ出かけた。で、ふらりと専属美容師君のいる美容室へ。我が家の近所の美容室を辞めた専属美容師君だったが、ちょくちょくメールのやりとりをしていて、先日、新札幌の美容室へ復職した事を知った。今朝「カットとカラーで1万円で足りるの?」とメールしたが、返信なし。取り敢えず行ってみた。
みかやん「あのぅ。今日、ヒロキさん、出てますか?」
若い女の子「はい。出てます」
みかやん「ヒロキさんが出ていたら、(髪を)お願いしたいと思ってたんですが」
若い女の子「ヒロキでしたら、2〜3時間待ちになりますがっ!」
みかやん「そうなんですか。では結構です。予約もせずに来ましたから」
若い女の子「予約した方が懸命ですねっ!で?失礼ですが、お名前はっ?」
みかやん「はい。みかやん。と申します」
若い女の子「少々お待ち下さいっ!」
元気なのではなく、いちいち語気が荒いのが気になったが、若い女の子が衝立の向こうへ行ったので目で追うと、その先にヒロキが居た。無言で黙々とお金持ち風のおばさまの髪をカットしていた。あんなに真剣なヒロキを初めて見たような気がした。呆気にとられて見ていると、若い女の子が戻ってきた。
若い女の子「では、予約して行きますかっ?」
みかやん「いえ、改めて連絡させて頂きます」
若い女の子「失礼ですが、初めての方ですよね?ヒロキとはどういう関係なんですかっ?」
みかやん「は?・・・友人ですけど」
ふーん。やけにつっけんどんで無愛想な子だと思ってたら、そーゆー事かい?ヒロキの奴、モテてるじゃないの!でもね、あたしゃ、客なんだよ。客に「どういう関係?」って迫られても困るわよ。ヒロキの客が来るたび、あんなんじゃ、ヒロキの客も減るだろうに。
ホテルへ出勤途中にヒロキから電話がきた。
ヒロキ「みっかやーんっ!ごめんごめん。店が地下にあるから電波悪くて、みかやんのメール今、届いたよ。返信遅れてごめんねぇ!あのさ、全然1万円で足りるよ。みかやんはそんな事、心配しなくていいんだよ。俺が幾らでも安くしてあげるんだからさぁ。本当にもう、そんな事、心配しちゃ駄目だよーーん」
みかやん「相変わらず元気だねぇ。今日さ、エロ話もしないで真面目に仕事をしてる姿を見て驚いてたよ」
ヒロキ「えっ?今日?どこで?俺を?えっ?えっ?」
みかやん「あっれーっ?聞いてないの?今日、お店へ行ったら2〜3時間待ちって言われたよ。売れっ子じゃん!受け付けの女の子に名前を名乗って帰ったから、あたしが来たのを聞いて電話くれたんだと思ったよ」
ヒロキ「マジ?みかやんが来てくれてたの、俺、今、初めて知ったよ!ごめんごめん。どうしよう。大声で叫んでくれれば良かったのにぃ」
みかやん「気にしないで。売れっ子のカリスマ美容師を相手に、アポ無しで行ったあたしが無謀だったよ」
ヒロキ「ほんっとごめんね。この埋め合わせは今度するから。俺なんか売れっ子でもカリスマでもないよ。今度、来られそうな時は、俺に直接電話ちょうだいね」
みかやん「うん。そうする(あの受け付けの子、ヒトの名前聞いといて伝えてないじゃん)」
ヒロキ「ところでラブホの方はどーお?またオモロイ事、有った?」
みかやん「有った有った、かくかくしかじかでさぁ・・・日記を見てくれた人が教えてくれて凄く勉強になったんだけど・・・」
ヒロキ「ぶぁはははは!まじー?まじー?みかやん、そりゃ防護服でも着て仕事しなきゃヤバイよ。69の時に肛門様から黄色い溶岩がぁ?ひょえ〜。マジこえぇ〜。俺、そんなの見た事ないし、目の前で肛門様から妖しい物が流れ出てきたりしたら、マジで泣くかも」
みかやん「あたしが、万が一そんな事になったら、相手の男とは二度と会えないよ。恥ずかしいもん」
ヒロキ「俺もみかやんとは二度と会わん」
みかやん「てか、あたしじゃないって。あたしそんなの垂らさないし、あたしら、やってないし、やらないし、何、言ってんの?」
ヒロキ「あはは。うっそピョーン。またお店に来てよ。今日はごめんね。メールの返事は遅れるし、お店に来てくれた事も知らないでいたよ。ホントにごめんね」
みかやん「だから気にしないでってば。ホント、見かけによらず意外と律儀だよね」
ヒロキ「見かけによらずも意外も余計だよ。今度、お店に来てくれた時は、がっつりサービスするからね」
みかやん「ほいほい。ほんじゃまた」
お陰でとても楽しく出勤できた。
みかやん「あのぅ。今日、ヒロキさん、出てますか?」
若い女の子「はい。出てます」
みかやん「ヒロキさんが出ていたら、(髪を)お願いしたいと思ってたんですが」
若い女の子「ヒロキでしたら、2〜3時間待ちになりますがっ!」
みかやん「そうなんですか。では結構です。予約もせずに来ましたから」
若い女の子「予約した方が懸命ですねっ!で?失礼ですが、お名前はっ?」
みかやん「はい。みかやん。と申します」
若い女の子「少々お待ち下さいっ!」
元気なのではなく、いちいち語気が荒いのが気になったが、若い女の子が衝立の向こうへ行ったので目で追うと、その先にヒロキが居た。無言で黙々とお金持ち風のおばさまの髪をカットしていた。あんなに真剣なヒロキを初めて見たような気がした。呆気にとられて見ていると、若い女の子が戻ってきた。
若い女の子「では、予約して行きますかっ?」
みかやん「いえ、改めて連絡させて頂きます」
若い女の子「失礼ですが、初めての方ですよね?ヒロキとはどういう関係なんですかっ?」
みかやん「は?・・・友人ですけど」
ふーん。やけにつっけんどんで無愛想な子だと思ってたら、そーゆー事かい?ヒロキの奴、モテてるじゃないの!でもね、あたしゃ、客なんだよ。客に「どういう関係?」って迫られても困るわよ。ヒロキの客が来るたび、あんなんじゃ、ヒロキの客も減るだろうに。
ホテルへ出勤途中にヒロキから電話がきた。
ヒロキ「みっかやーんっ!ごめんごめん。店が地下にあるから電波悪くて、みかやんのメール今、届いたよ。返信遅れてごめんねぇ!あのさ、全然1万円で足りるよ。みかやんはそんな事、心配しなくていいんだよ。俺が幾らでも安くしてあげるんだからさぁ。本当にもう、そんな事、心配しちゃ駄目だよーーん」
みかやん「相変わらず元気だねぇ。今日さ、エロ話もしないで真面目に仕事をしてる姿を見て驚いてたよ」
ヒロキ「えっ?今日?どこで?俺を?えっ?えっ?」
みかやん「あっれーっ?聞いてないの?今日、お店へ行ったら2〜3時間待ちって言われたよ。売れっ子じゃん!受け付けの女の子に名前を名乗って帰ったから、あたしが来たのを聞いて電話くれたんだと思ったよ」
ヒロキ「マジ?みかやんが来てくれてたの、俺、今、初めて知ったよ!ごめんごめん。どうしよう。大声で叫んでくれれば良かったのにぃ」
みかやん「気にしないで。売れっ子のカリスマ美容師を相手に、アポ無しで行ったあたしが無謀だったよ」
ヒロキ「ほんっとごめんね。この埋め合わせは今度するから。俺なんか売れっ子でもカリスマでもないよ。今度、来られそうな時は、俺に直接電話ちょうだいね」
みかやん「うん。そうする(あの受け付けの子、ヒトの名前聞いといて伝えてないじゃん)」
ヒロキ「ところでラブホの方はどーお?またオモロイ事、有った?」
みかやん「有った有った、かくかくしかじかでさぁ・・・日記を見てくれた人が教えてくれて凄く勉強になったんだけど・・・」
ヒロキ「ぶぁはははは!まじー?まじー?みかやん、そりゃ防護服でも着て仕事しなきゃヤバイよ。69の時に肛門様から黄色い溶岩がぁ?ひょえ〜。マジこえぇ〜。俺、そんなの見た事ないし、目の前で肛門様から妖しい物が流れ出てきたりしたら、マジで泣くかも」
みかやん「あたしが、万が一そんな事になったら、相手の男とは二度と会えないよ。恥ずかしいもん」
ヒロキ「俺もみかやんとは二度と会わん」
みかやん「てか、あたしじゃないって。あたしそんなの垂らさないし、あたしら、やってないし、やらないし、何、言ってんの?」
ヒロキ「あはは。うっそピョーン。またお店に来てよ。今日はごめんね。メールの返事は遅れるし、お店に来てくれた事も知らないでいたよ。ホントにごめんね」
みかやん「だから気にしないでってば。ホント、見かけによらず意外と律儀だよね」
ヒロキ「見かけによらずも意外も余計だよ。今度、お店に来てくれた時は、がっつりサービスするからね」
みかやん「ほいほい。ほんじゃまた」
お陰でとても楽しく出勤できた。
Satellite of LOVE―ラブホテル・消えゆく愛の空間学2004年1月24日 読書 コメント (2)
今、一番欲しい本がコレ。
絶滅の危機に瀕する回転ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のデザイン・エレメントの殆ど全てが、ここにある。。。との事。
某書店で都築響一氏のコーナーを発見したものの、この本だけ無かった(涙)。買う前に、覗いて見たかったのに。
絶滅の危機に瀕する回転ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のデザイン・エレメントの殆ど全てが、ここにある。。。との事。
某書店で都築響一氏のコーナーを発見したものの、この本だけ無かった(涙)。買う前に、覗いて見たかったのに。
ラブホ奮戦記366日目:HS2004年1月24日
0:00-8:00 10部屋掃除+リネン折り+控え室整理
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、1時までC班のTさんとA氏とK氏、3時までK氏が残業してくれた。1時半にはお客さんの出入りが止まり、OくんとK氏と三人で控え室へ戻った。
K氏「外道さんて、お天気屋だよね。その日によっても、その日の時間によっても別人だよね」
Oくん「まともに付き合ったら疲れるんだよ。気難しいし働かないし最悪のフロントだよ」
みかやん「こないだは、ロッカー掃除をたった6つやっただけで”あんなの1人じゃ、あんまりだ”って投げ出したんだよ。誰も頼んでもいないのに勝手にやって1人じゃ出来ないんだとさ」
Oくん「相変わらず大人げないねぇ。みんなでダラダラと喋りながらやりたかったんだろうさ」
K氏「噂どおり会社に喋りに来てるんだね。もっとまともな人だと思ってたよ」
Oくん&みかやん「全然まともじゃない!」
部屋が空いたので出動した。そこは手かせ足かせ用の皮手錠が付いた椅子=通称”H椅子”が有る部屋だった。出動してすぐにK氏は「H椅子用のバスタオルを忘れた」と控え室へ戻ったので、Oくんと2人で部屋に入った。せっかく部屋にH椅子があるのに、H椅子が使われているのは3回に1回くらいの確率だ。Oくんは部屋へ入るなりH椅子の所へ直行して「ゲッ!H椅子、使ってるよ〜」と叫んだ。
丁度、K氏が来たので見に行くと、H椅子の上に乗せてあるバスタオルに、大きな蝋燭の炎のような形の黄色いシミがついていた。お尻を伝って”何か”が後モレ状態になった事を物語るシミの形だった。H椅子の座面は後側に傾斜している。
K氏「最近、H椅子の人気が高いみたいだよね。足かせ、直ったんだね」
Oくん「お客さんが本気で暴れるみたいで、何度も足かせを壊されたんだよね。今回のは頑丈みたいだよ」
みかやん「H椅子を見る度に、前にうちの班にいたNさんを思い出すよ。”みがやん、えっちえすのタオルば持ぢなさいよ”と言われて、最初”えっちえす?HSって何だろ?”と思ったもん」
K氏「あーはっは。えっちえすだって。Nさんって自分の事”わち”って言ってた怖い顔のヤマンバみたいな人でしょ?あの人、凄く訛ってたよね。ひゃーっはっは。えっちえすだってー。確かにえっちえすと聞いたら、HSと思うよね。うちの班でもHSと言う事にしようかな?隠語みたいでいいよね」
Oくん「トドが自分の事を”ウチ”と言うから、俺とみかやんは”わち”と言って対抗したりしてるけど、さすがに”HS”とは言ってなかったよ」
K氏「HSね。すっかり気に入ったよ」
Oくん「それはそうとココが閉店したら、椅子やテーブルはホテルWの倉庫に保管されるらしいんだ。改装後は椅子やテーブルを使い回さないらしいから、俺、この部屋の椅子が欲しいんだよ。俺の部屋にも何とか置けそうだし」
K氏「ええっ!自分の家にHSを置くのーーー?」
Oくん「いやいや、椅子って、この部屋のソファーが欲しいんだよ」
K氏「驚いたよ。本気でHSが欲しいのかと思った」
K氏は帰るまでHS、HSと連呼し、ご満悦だった。
(HSと、Oくんが欲しがっているソファーはコレ→http://www.asp.to/pic1/7999_200401280947291.jpg)
K氏が帰った後、外道に呼び出されてフロントへ行くと、私の2月分ホテルP勤務表が届いていた。早速、勤務日数を数えると18日で、OくんのホテルK勤務より2日多かった。2月1日のココでの最後の勤務を引くと、勤務日数は私は17日でOくんは15日だ。勤務日数が15〜17日では、やはり辛いものがある。早いうちにまた掛け持ちの仕事を見つけなければ。
多少ブルーになりながらOくんと次の部屋へ行くと、そこも一昨日と同じくらい綺麗に片付けられた部屋だった。土曜なので、大量の食料や飲み物を買い込んで来るお客さんが多かったが、その殆どが派手に食い散らかして帰って行っていたのに、このお客さんは違った。この部屋もまた、20歳前後の若いカップルが使った部屋だった。一昨日といい今日といい、若者に救われた気分だった。
控え室へ戻り、食い入るようにホテルP勤務表を見た。「2月からホテルP勤務」と言われてもどうもピンとこなかったし、どこか他人事のように思っていたが、ようやく現実で自分の事なんだと認識した。
今日はOくんとの勤務。出勤時には満室で、1時までC班のTさんとA氏とK氏、3時までK氏が残業してくれた。1時半にはお客さんの出入りが止まり、OくんとK氏と三人で控え室へ戻った。
K氏「外道さんて、お天気屋だよね。その日によっても、その日の時間によっても別人だよね」
Oくん「まともに付き合ったら疲れるんだよ。気難しいし働かないし最悪のフロントだよ」
みかやん「こないだは、ロッカー掃除をたった6つやっただけで”あんなの1人じゃ、あんまりだ”って投げ出したんだよ。誰も頼んでもいないのに勝手にやって1人じゃ出来ないんだとさ」
Oくん「相変わらず大人げないねぇ。みんなでダラダラと喋りながらやりたかったんだろうさ」
K氏「噂どおり会社に喋りに来てるんだね。もっとまともな人だと思ってたよ」
Oくん&みかやん「全然まともじゃない!」
部屋が空いたので出動した。そこは手かせ足かせ用の皮手錠が付いた椅子=通称”H椅子”が有る部屋だった。出動してすぐにK氏は「H椅子用のバスタオルを忘れた」と控え室へ戻ったので、Oくんと2人で部屋に入った。せっかく部屋にH椅子があるのに、H椅子が使われているのは3回に1回くらいの確率だ。Oくんは部屋へ入るなりH椅子の所へ直行して「ゲッ!H椅子、使ってるよ〜」と叫んだ。
丁度、K氏が来たので見に行くと、H椅子の上に乗せてあるバスタオルに、大きな蝋燭の炎のような形の黄色いシミがついていた。お尻を伝って”何か”が後モレ状態になった事を物語るシミの形だった。H椅子の座面は後側に傾斜している。
K氏「最近、H椅子の人気が高いみたいだよね。足かせ、直ったんだね」
Oくん「お客さんが本気で暴れるみたいで、何度も足かせを壊されたんだよね。今回のは頑丈みたいだよ」
みかやん「H椅子を見る度に、前にうちの班にいたNさんを思い出すよ。”みがやん、えっちえすのタオルば持ぢなさいよ”と言われて、最初”えっちえす?HSって何だろ?”と思ったもん」
K氏「あーはっは。えっちえすだって。Nさんって自分の事”わち”って言ってた怖い顔のヤマンバみたいな人でしょ?あの人、凄く訛ってたよね。ひゃーっはっは。えっちえすだってー。確かにえっちえすと聞いたら、HSと思うよね。うちの班でもHSと言う事にしようかな?隠語みたいでいいよね」
Oくん「トドが自分の事を”ウチ”と言うから、俺とみかやんは”わち”と言って対抗したりしてるけど、さすがに”HS”とは言ってなかったよ」
K氏「HSね。すっかり気に入ったよ」
Oくん「それはそうとココが閉店したら、椅子やテーブルはホテルWの倉庫に保管されるらしいんだ。改装後は椅子やテーブルを使い回さないらしいから、俺、この部屋の椅子が欲しいんだよ。俺の部屋にも何とか置けそうだし」
K氏「ええっ!自分の家にHSを置くのーーー?」
Oくん「いやいや、椅子って、この部屋のソファーが欲しいんだよ」
K氏「驚いたよ。本気でHSが欲しいのかと思った」
K氏は帰るまでHS、HSと連呼し、ご満悦だった。
(HSと、Oくんが欲しがっているソファーはコレ→http://www.asp.to/pic1/7999_200401280947291.jpg)
K氏が帰った後、外道に呼び出されてフロントへ行くと、私の2月分ホテルP勤務表が届いていた。早速、勤務日数を数えると18日で、OくんのホテルK勤務より2日多かった。2月1日のココでの最後の勤務を引くと、勤務日数は私は17日でOくんは15日だ。勤務日数が15〜17日では、やはり辛いものがある。早いうちにまた掛け持ちの仕事を見つけなければ。
多少ブルーになりながらOくんと次の部屋へ行くと、そこも一昨日と同じくらい綺麗に片付けられた部屋だった。土曜なので、大量の食料や飲み物を買い込んで来るお客さんが多かったが、その殆どが派手に食い散らかして帰って行っていたのに、このお客さんは違った。この部屋もまた、20歳前後の若いカップルが使った部屋だった。一昨日といい今日といい、若者に救われた気分だった。
控え室へ戻り、食い入るようにホテルP勤務表を見た。「2月からホテルP勤務」と言われてもどうもピンとこなかったし、どこか他人事のように思っていたが、ようやく現実で自分の事なんだと認識した。
今日は休み・新バージョン2004年1月23日
※ダイさん、gatapyさん、お気に入り登録ありがとうございます。自分がお気に入り登録できるのは100件までなので、残念ながらこちらからはお気に入り登録に入れる事は出来ないんですが、日記は毎日チェックさせて頂きます。掲示板に書き込み下さると嬉しいです。
>ダイさん
大手外資系ITメーカーは私の憧れです。羨まし。人物紹介面白いですね。かなり楽しませて貰ってます。
>gatapyさん
本当に頭の良い方の文章は私にも分かり易くて助かります。反社会学講座の紹介が何とも面白かったです。
こちらはこんな日記で恐縮ですが、今後もお付き合い、宜しくお願いします。
※新バージョンで遊んでみました。
http://diary.note.ne.jp/d/26700
ああでもないこうでもないと配色を変え、ああしてこうしてと画像を加工し、うわぁ!今度のだいありぃはこんな事が出来るの?ひゃあ!あんな事も出来るようになるんだぁ。も〜!だいありぃさんったら凄いわ。いつもとは違うノリでブラボー!ハラショー!と、1人で大騒ぎ(恥)していて、マウスを握る手が止まった。
「え? えっ?? えーーーーっ???」
”この日記をリンクしている人 他多数”って何?
試しに”他多数”をクリックしてみてPCの前で固まった。編集ページから”被リンク”を見ても、リンクをしてくださっている皆様のリストが途中で切れていた。思わず、だいありぃさんへメールして「この先、どなたかが私の日記をリンクして下さっても、どなたかわかりませんし、お礼も申し上げられません。私自身もリンクして下さっている方々の日記を巡回できません」。
というような事を切々と訴えたものの、状況は変わらず。私のつたない文章では意味が通じなかったのか(哀)。システムの都合やら、スペースの都合も有るだろうし、だいありぃさんも今が一番忙しいだろうし、私1人の我が儘が通るとは思っていないけれども、もう少し様子を見ても状況が変わらなければ・・・。
今、リンクして下さっている方々の日記を全部、ブラウザのお気に入りに・・・しくしく。その作業を1月31日迄にしなければ・・・しくしく。我が家はISDNなのよねぇ・・・しくしく。
(─────┬─────__─────┬─────)
※夜中にOくんからメールがきた。
Oくん「わちわち!わっちわち!わちわち詐欺だよ。大変だよ」
みかやん「わちわちって、Nさんじゃないんだから」
Oくん「わちのホテルKシフトが届いたんだけど、出勤日数16日だよ。厳しい。トドも掛け持ちせなならんて言うとるがな」
みかやん「わちのホテルPシフトは届いた?」
Oくん「みかやんのとトドのはまだきてない。わちのだけ」
みかやん「そっかー。やっぱり出勤日数少なくなるんだね。わちもまた仕事の掛け持ちせなならんがな」
あーあー。今まではフロントK子とFちゃんの配慮で、私達の出勤日数は20日以下にならずに済んでいたが、よそへ行ったらそうもいかないようだ。また仕事、探そ。
>ダイさん
大手外資系ITメーカーは私の憧れです。羨まし。人物紹介面白いですね。かなり楽しませて貰ってます。
>gatapyさん
本当に頭の良い方の文章は私にも分かり易くて助かります。反社会学講座の紹介が何とも面白かったです。
こちらはこんな日記で恐縮ですが、今後もお付き合い、宜しくお願いします。
※新バージョンで遊んでみました。
http://diary.note.ne.jp/d/26700
ああでもないこうでもないと配色を変え、ああしてこうしてと画像を加工し、うわぁ!今度のだいありぃはこんな事が出来るの?ひゃあ!あんな事も出来るようになるんだぁ。も〜!だいありぃさんったら凄いわ。いつもとは違うノリでブラボー!ハラショー!と、1人で大騒ぎ(恥)していて、マウスを握る手が止まった。
「え? えっ?? えーーーーっ???」
”この日記をリンクしている人 他多数”って何?
試しに”他多数”をクリックしてみてPCの前で固まった。編集ページから”被リンク”を見ても、リンクをしてくださっている皆様のリストが途中で切れていた。思わず、だいありぃさんへメールして「この先、どなたかが私の日記をリンクして下さっても、どなたかわかりませんし、お礼も申し上げられません。私自身もリンクして下さっている方々の日記を巡回できません」。
というような事を切々と訴えたものの、状況は変わらず。私のつたない文章では意味が通じなかったのか(哀)。システムの都合やら、スペースの都合も有るだろうし、だいありぃさんも今が一番忙しいだろうし、私1人の我が儘が通るとは思っていないけれども、もう少し様子を見ても状況が変わらなければ・・・。
今、リンクして下さっている方々の日記を全部、ブラウザのお気に入りに・・・しくしく。その作業を1月31日迄にしなければ・・・しくしく。我が家はISDNなのよねぇ・・・しくしく。
(─────┬─────__─────┬─────)
※夜中にOくんからメールがきた。
Oくん「わちわち!わっちわち!わちわち詐欺だよ。大変だよ」
みかやん「わちわちって、Nさんじゃないんだから」
Oくん「わちのホテルKシフトが届いたんだけど、出勤日数16日だよ。厳しい。トドも掛け持ちせなならんて言うとるがな」
みかやん「わちのホテルPシフトは届いた?」
Oくん「みかやんのとトドのはまだきてない。わちのだけ」
みかやん「そっかー。やっぱり出勤日数少なくなるんだね。わちもまた仕事の掛け持ちせなならんがな」
あーあー。今まではフロントK子とFちゃんの配慮で、私達の出勤日数は20日以下にならずに済んでいたが、よそへ行ったらそうもいかないようだ。また仕事、探そ。
ラブホ奮戦記365日目:実働1周年2004年1月22日
0:00-6:00 7部屋掃除+冷蔵庫掃除+リネン折り+備品交換
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、在室4、掃除待ち1。どうも静かだと思ったら、C班は全員23時上がりをさせられていた。またイカレRが経営者でもないのに、人件費削減に燃えたようだ。私達は2月から系列店で働けるが、C班は4月まで休業させられるので、最後ぐらい稼がせてあげればいいのに。
C班は精鋭揃いで、掃除は早いし、リネンも物凄い集中力とチームワークでどんどん片付けてくれる。そのC班を23時上がりさせられては、リネンも部屋も残されて大変だ。閉店に向けての準備で忙しい上にリネン折りがあっては、両方ともはかどらない。
とっとと3部屋の掃除を済ませリネン折りをしていると、外道Iが出勤してきた。
外道I「申し訳有りません!1日の作業の件なんですが、冷蔵庫やコンビニボックスは撤収せずに、中身だけ撤収して欲しいという事だったんです」
トド「せやろ。変な話や思っとったで。ウチら引越業者ちゃうねんて」
外道I「本当に申し訳ありませんでした」
私はドッと疲れて返す言葉も無かった。脱力しつつ控え室の冷蔵庫掃除を始めると、外道は辞めた人のロッカー掃除を始めた。見てくれと言わんばかりにフーフー言いながら、わざわざ懐中電灯で中を照らして拭き掃除をしている外道の姿が何とも滑稽だった。
部屋が空いた。こんな時、Fちゃんだったら「俺、先にハギしてくっからよ。作業、続けてていいぞ」と言う所だが、外道は無言だったので掃除に向かった。
トド「気ぃ利かん男や。ウチらの作業中なんやからハギくらい入ったらええやん。見たか?たかだかロッカー掃除に、懐中電灯まで使っとったわ。アホちゃうか」
みかやん「見たみた。慣れない事するから大袈裟になるんだよ。笑っちゃった」
続けて3部屋空いたので、外道もハギを余儀なくされたが、ハギに入るのが遅く、最後の部屋は私達の方が先に部屋に着いてしまった。外道が息も絶え絶えに「前の部屋の掃除、もう終わったんですか?」と言うので、ハギは断った。
トド「わざとらしい!ハギしたないのが見え見えやんか。3部屋のハギもよう出来んフロントなら要らんわ。何でウチらの掃除よりハギが遅くなんねん!」
怒りながら部屋へ入ると、部屋が綺麗に片付けられていて驚いた。ベッドの枕元にある名刺を見ると「お掃除係の皆さんへ 今日も快適でした。いつも綺麗なお部屋をありがとう」と書かれていた。
トド「ええお客さんやないの。確かさっき見た若いカップルやろ?」
みかやん「そうそう。2部屋目から3部屋目へ移る時、はち合わせしそうになったんだよね。とっさに隠れたけど、隠れた私達の方に向かって女の子が会釈して帰ったんだよ」
トド「ええ子やなぁ。しかもなぁ、外道のハギよりよっぽど綺麗や」
お陰で掃除が早く済み、控え室へ戻っても私達は名刺を片手に感動しまくりだった。
みかやん「今日で実働1周年だったんだ。最近は外道のせいで毎日いらいらしてたけど、このお客さんに救われたよ」
トド「365日働いたいう事か。辛い事もあったやろ。その辛い事、みんなウチのせいやったやろ。堪忍な。ウチな、昨年の3月頃、辞めよう思てたんや。なんぼウチかてHさんとNさんの仕打ちは辛かったで。ほんでも辛抱しとったら、HさんもNさんもおらんようなって、みかやんが残ったわ。みかやんとやったら、もいっぺん頑張れそうや思て辞めへんかったんや」
みかやん「そんな・・いや・・その(しどろもどろ)」
トド「あん時な、みかやんは何も気にせんでウチと一緒に働いてくれたわ。わだかまってたかも知れへんけどウチにはそんな態度を見せんと、Oくんと分け隔てなくウチとも仲良うしてくれたわ。ホンマに有り難かったで。ホンマにみかやんには感謝しとるんや。ホンマにホンマにありがとな」
みかやん「いやそんな・・あたしなんて全然・・そんな・・あの(しどろもどろ)」
トド「ウチ、ホテルRへ行ってどんな辛くても、みかやんやOくんとの再会の日を夢見て頑張るで。もうすぐ離れ離れなるけど、絶対ココへ戻って来ような!約束やで」
みかやん「それなら大丈夫。辞めるつもりないもん」
トド「Oくんにも言うといてな。三人で絶対ココで再会しような!」
あぁビックリした。急に何を言い出すのかと焦った。取り敢えず私もホテルPへ行っても頑張って、絶対にココへ戻って来るぞ!と思った。
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、在室4、掃除待ち1。どうも静かだと思ったら、C班は全員23時上がりをさせられていた。またイカレRが経営者でもないのに、人件費削減に燃えたようだ。私達は2月から系列店で働けるが、C班は4月まで休業させられるので、最後ぐらい稼がせてあげればいいのに。
C班は精鋭揃いで、掃除は早いし、リネンも物凄い集中力とチームワークでどんどん片付けてくれる。そのC班を23時上がりさせられては、リネンも部屋も残されて大変だ。閉店に向けての準備で忙しい上にリネン折りがあっては、両方ともはかどらない。
とっとと3部屋の掃除を済ませリネン折りをしていると、外道Iが出勤してきた。
外道I「申し訳有りません!1日の作業の件なんですが、冷蔵庫やコンビニボックスは撤収せずに、中身だけ撤収して欲しいという事だったんです」
トド「せやろ。変な話や思っとったで。ウチら引越業者ちゃうねんて」
外道I「本当に申し訳ありませんでした」
私はドッと疲れて返す言葉も無かった。脱力しつつ控え室の冷蔵庫掃除を始めると、外道は辞めた人のロッカー掃除を始めた。見てくれと言わんばかりにフーフー言いながら、わざわざ懐中電灯で中を照らして拭き掃除をしている外道の姿が何とも滑稽だった。
部屋が空いた。こんな時、Fちゃんだったら「俺、先にハギしてくっからよ。作業、続けてていいぞ」と言う所だが、外道は無言だったので掃除に向かった。
トド「気ぃ利かん男や。ウチらの作業中なんやからハギくらい入ったらええやん。見たか?たかだかロッカー掃除に、懐中電灯まで使っとったわ。アホちゃうか」
みかやん「見たみた。慣れない事するから大袈裟になるんだよ。笑っちゃった」
続けて3部屋空いたので、外道もハギを余儀なくされたが、ハギに入るのが遅く、最後の部屋は私達の方が先に部屋に着いてしまった。外道が息も絶え絶えに「前の部屋の掃除、もう終わったんですか?」と言うので、ハギは断った。
トド「わざとらしい!ハギしたないのが見え見えやんか。3部屋のハギもよう出来んフロントなら要らんわ。何でウチらの掃除よりハギが遅くなんねん!」
怒りながら部屋へ入ると、部屋が綺麗に片付けられていて驚いた。ベッドの枕元にある名刺を見ると「お掃除係の皆さんへ 今日も快適でした。いつも綺麗なお部屋をありがとう」と書かれていた。
トド「ええお客さんやないの。確かさっき見た若いカップルやろ?」
みかやん「そうそう。2部屋目から3部屋目へ移る時、はち合わせしそうになったんだよね。とっさに隠れたけど、隠れた私達の方に向かって女の子が会釈して帰ったんだよ」
トド「ええ子やなぁ。しかもなぁ、外道のハギよりよっぽど綺麗や」
お陰で掃除が早く済み、控え室へ戻っても私達は名刺を片手に感動しまくりだった。
みかやん「今日で実働1周年だったんだ。最近は外道のせいで毎日いらいらしてたけど、このお客さんに救われたよ」
トド「365日働いたいう事か。辛い事もあったやろ。その辛い事、みんなウチのせいやったやろ。堪忍な。ウチな、昨年の3月頃、辞めよう思てたんや。なんぼウチかてHさんとNさんの仕打ちは辛かったで。ほんでも辛抱しとったら、HさんもNさんもおらんようなって、みかやんが残ったわ。みかやんとやったら、もいっぺん頑張れそうや思て辞めへんかったんや」
みかやん「そんな・・いや・・その(しどろもどろ)」
トド「あん時な、みかやんは何も気にせんでウチと一緒に働いてくれたわ。わだかまってたかも知れへんけどウチにはそんな態度を見せんと、Oくんと分け隔てなくウチとも仲良うしてくれたわ。ホンマに有り難かったで。ホンマにみかやんには感謝しとるんや。ホンマにホンマにありがとな」
みかやん「いやそんな・・あたしなんて全然・・そんな・・あの(しどろもどろ)」
トド「ウチ、ホテルRへ行ってどんな辛くても、みかやんやOくんとの再会の日を夢見て頑張るで。もうすぐ離れ離れなるけど、絶対ココへ戻って来ような!約束やで」
みかやん「それなら大丈夫。辞めるつもりないもん」
トド「Oくんにも言うといてな。三人で絶対ココで再会しような!」
あぁビックリした。急に何を言い出すのかと焦った。取り敢えず私もホテルPへ行っても頑張って、絶対にココへ戻って来るぞ!と思った。
コメントする | 
ラブホ奮戦記364日目:尻の始末2004年1月21日
0:00-6:00 8部屋掃除+備品交換+リネン折り
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ちの部屋が4つ。なのに昨日同様、C班の人達は帰り支度をしていた。空き部屋が多いので仕方ない。フロントへ出勤の打刻に行くと2部屋空き、掃除待ちの部屋が6つになった。
6部屋の掃除を終え控え室へ戻ると外道Iが来た。また最終営業日の仕事の話だった。
外道I「2月2日の件なんですが」
トド「えっ?1日やのうて2日になったん?」
外道I「いえいえ、皆さんが1日の夜に出勤したら、すぐ2日になるじゃないですか」
トド「ウチら1日の23時50分頃、出勤の打刻するわな。翌朝、退勤の打刻するまでウチらは”1日”言うねん!今更、何を言うとんねん!それがナイト班や」
みかやん「”2日”って言われたら、ウチら2日の23時50分に来るよ(そんなわけで私の2月1日の日記も厳密に言えば2月2日の0:00-9:00の話になる)」
外道I「すみません。それでですね・・・」
2日の朝9時にA班B班が全員で出勤し、各店男性フロント陣も駆け付けるので、それまでに19部屋分の冷蔵庫やコンビニボックスの回収を済ませておけば良いそうだが、どうも妙な話だ。朝9時に20人以上の人が来るのであれば、その人達で冷蔵庫の回収をすれば良いのでは?何故たった3人でしなければならないのだろう?
トド「当然、I氏にも手伝って貰えるんやろ?」
外道I「いえ、私にはフロントの仕事が・・・」
外道Iは逃げ腰だった。全く当てに出来ないし、使えない男だ。部屋が空いたのをこれ幸いと、外道Iは逃げるようにフロントへ戻って行った。
トド「ホンマにしょうもない男や。ウチら引越業者やないねんで!」
みかやん「女子供に19部屋の冷蔵庫やコンビニボックスの撤去なんか無理だって」
怒りながら部屋へ行くと、その部屋はローションまみれだった。
ローションまみれのベッドの布団を剥がしていると、トドが風呂を見て叫んだので見に行った。風呂の床にバスタオル2枚とバスローブ2枚が敷かれ、ズブ濡れになっており、傍らにローションの瓶が転がっていた。よく見ると床は、水で濡れているのとは違った怪しい光を放っており、床にもローションがこぼれているようだった。
トド「なんも風呂の固い床の上でせんでもええやんか。こんなん、バスマットのある店でやったらええやろ。リネンがベチャベチャや。ローションがこぼれとるんがわかるから、股裂きにならんで済むけどな(12月4日の日記)。ほなウチ、ゴミ袋を取りに行って、濡れたリネンをまとめるわ」
トドが控え室へゴミ袋を取りに戻ったので、私は屈んで部屋の床をチェックした。幸い床にローションがこぼれていなかったので、私も股裂きになる事はない。トドが戻ってからベッドを組み、トドは風呂へ私はトイレへ向かった。
トイレの蓋を開けると、便座に半透明の薄い膜がかかっていた。便座に接着剤を垂らし、それが乾いているような感じに見えた。屈んで雑巾で拭いてみると「ニュルーッ」と滑った。危うく便器に顔を突っ込むところだった。便座がローションまみれで、表面だけが乾いてきているので、拭いても拭いてもネロネロして拭ききれなかった。
みかやん「へええ。ローションって乾いてくると、こんなふうになるんだ。全然取れないや」
トド「尻にローションがついたまま座ったんか?ベッドからトイレ行ったんか、風呂からか、わからんけど、尻のローションをサッとシャワーで洗ってからトイレ入ったらええやんか。便座についとる言う事は女やろ?尻の始末の悪い女やなあ」
みかやん「ようやくローションは取れたけど、便座にワックスをかけたみたいにツルツルになったよ。次のお客さん、滑らないかな?あたし、触り過ぎてわかんなくなったよ。ちょっと触ってみて」
トド「ホンマや。ツルツルやな。洗剤とお湯で、もいっぺんガシガシ擦った方がええで。尻の始末の悪い女のせいで、手間とらされんなぁ。尻の始末の悪い女て、ドア開けたら開けっ放しやとか、何かやったらやりっぱなしやとか、尻の始末の悪い女は、だらしなくて嫁の貰い手がないねんで。ウチの婆ちゃんがよう言っとったわ」
みかやん「なるほどね。じゃあたしも、コレをキッチリ拭いておくね」
長い時間、トイレに居てすっかり足が痺れた。私は何とか嫁にいけたが、尻の始末の悪い女と言われないよう気を付けなければ。
今日はトドとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ちの部屋が4つ。なのに昨日同様、C班の人達は帰り支度をしていた。空き部屋が多いので仕方ない。フロントへ出勤の打刻に行くと2部屋空き、掃除待ちの部屋が6つになった。
6部屋の掃除を終え控え室へ戻ると外道Iが来た。また最終営業日の仕事の話だった。
外道I「2月2日の件なんですが」
トド「えっ?1日やのうて2日になったん?」
外道I「いえいえ、皆さんが1日の夜に出勤したら、すぐ2日になるじゃないですか」
トド「ウチら1日の23時50分頃、出勤の打刻するわな。翌朝、退勤の打刻するまでウチらは”1日”言うねん!今更、何を言うとんねん!それがナイト班や」
みかやん「”2日”って言われたら、ウチら2日の23時50分に来るよ(そんなわけで私の2月1日の日記も厳密に言えば2月2日の0:00-9:00の話になる)」
外道I「すみません。それでですね・・・」
2日の朝9時にA班B班が全員で出勤し、各店男性フロント陣も駆け付けるので、それまでに19部屋分の冷蔵庫やコンビニボックスの回収を済ませておけば良いそうだが、どうも妙な話だ。朝9時に20人以上の人が来るのであれば、その人達で冷蔵庫の回収をすれば良いのでは?何故たった3人でしなければならないのだろう?
トド「当然、I氏にも手伝って貰えるんやろ?」
外道I「いえ、私にはフロントの仕事が・・・」
外道Iは逃げ腰だった。全く当てに出来ないし、使えない男だ。部屋が空いたのをこれ幸いと、外道Iは逃げるようにフロントへ戻って行った。
トド「ホンマにしょうもない男や。ウチら引越業者やないねんで!」
みかやん「女子供に19部屋の冷蔵庫やコンビニボックスの撤去なんか無理だって」
怒りながら部屋へ行くと、その部屋はローションまみれだった。
ローションまみれのベッドの布団を剥がしていると、トドが風呂を見て叫んだので見に行った。風呂の床にバスタオル2枚とバスローブ2枚が敷かれ、ズブ濡れになっており、傍らにローションの瓶が転がっていた。よく見ると床は、水で濡れているのとは違った怪しい光を放っており、床にもローションがこぼれているようだった。
トド「なんも風呂の固い床の上でせんでもええやんか。こんなん、バスマットのある店でやったらええやろ。リネンがベチャベチャや。ローションがこぼれとるんがわかるから、股裂きにならんで済むけどな(12月4日の日記)。ほなウチ、ゴミ袋を取りに行って、濡れたリネンをまとめるわ」
トドが控え室へゴミ袋を取りに戻ったので、私は屈んで部屋の床をチェックした。幸い床にローションがこぼれていなかったので、私も股裂きになる事はない。トドが戻ってからベッドを組み、トドは風呂へ私はトイレへ向かった。
トイレの蓋を開けると、便座に半透明の薄い膜がかかっていた。便座に接着剤を垂らし、それが乾いているような感じに見えた。屈んで雑巾で拭いてみると「ニュルーッ」と滑った。危うく便器に顔を突っ込むところだった。便座がローションまみれで、表面だけが乾いてきているので、拭いても拭いてもネロネロして拭ききれなかった。
みかやん「へええ。ローションって乾いてくると、こんなふうになるんだ。全然取れないや」
トド「尻にローションがついたまま座ったんか?ベッドからトイレ行ったんか、風呂からか、わからんけど、尻のローションをサッとシャワーで洗ってからトイレ入ったらええやんか。便座についとる言う事は女やろ?尻の始末の悪い女やなあ」
みかやん「ようやくローションは取れたけど、便座にワックスをかけたみたいにツルツルになったよ。次のお客さん、滑らないかな?あたし、触り過ぎてわかんなくなったよ。ちょっと触ってみて」
トド「ホンマや。ツルツルやな。洗剤とお湯で、もいっぺんガシガシ擦った方がええで。尻の始末の悪い女のせいで、手間とらされんなぁ。尻の始末の悪い女て、ドア開けたら開けっ放しやとか、何かやったらやりっぱなしやとか、尻の始末の悪い女は、だらしなくて嫁の貰い手がないねんで。ウチの婆ちゃんがよう言っとったわ」
みかやん「なるほどね。じゃあたしも、コレをキッチリ拭いておくね」
長い時間、トイレに居てすっかり足が痺れた。私は何とか嫁にいけたが、尻の始末の悪い女と言われないよう気を付けなければ。
ラブホ奮戦記363日目:超愛煙家2004年1月20日
0:00-9:00. 7部屋掃除+備品交換+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ちの部屋が5つも有ったのに、C班の皆さんは帰り支度をしていた。掃除待ちの部屋以上に空き部屋が沢山有ったので仕方がない。諦めてのんびり片付ける事にした。
1時に外道Iが出勤してきて「フロントK子に歯磨きカップの漂白とクレンザーがけをするように言われた」と言ってきた。新Qになっても備品は殆ど使い回すらしいが、何故、歯磨きカップだけの作業なのか?歯磨きカップを乗せているトレイも漂白した方がいいんじゃないの?外道Iに尋ねても「K子に言われてない」の一点張りだ。どうせ作業をしなきゃならないなら、一度に片付けたい。
Oくんが外道IからK子が書いた使い回し品リストをひったくると、歯磨きカップ&トレイ、洗面セット用皿、カップ&ソーサーと書いてあったので、それらを全部交換して回る事にした。「外道Iは指示も満足に出来ない。これじゃ子供の使いだ!」と、Oくんはブチキレていた。
部屋が空いたので出動した。いつもニコニコさんが利用する部屋だが、外道Iに「ニコニコさん」とは言われてなかった。ところが部屋へ入ると、お風呂がラッキーで、ベッドにベッドカバーが掛けられていて、どう見てもニコニコさんの仕業としか思えなかった。ニコニコさんが使った部屋は、剥がれた皮膚が大量に落ちている場合があるので、掃除機や新しいコロコロを準備する為、予め知らせて貰う約束になっていた。
更にブチキレたOくんが、外道Iへ電話した。
Oくん「この部屋、ニコニコさんだったんじゃないすかっ!」
外道I「えっ?そうなの?今日はタクシーじゃなくて、ワンボックスカーで来たから気が付かなかった」
私は「へええ。ニコニコさん、マイカーで来る事もあるんだ」と素直に驚いたが、Oくんは「冗談じゃない。ろくに仕事もしないでフロントでモニターと睨めっこしてるくせに。モニター見てりゃ、ニコニコさんだってわかるだろうが!」と、またブチキレた。
Oくんを宥めて次の部屋へ行くと、階段に煙草の灰が落ちているのを見てイヤな予感がした。部屋へ入ると予想どおり、ニコニコさんに次ぐお得意様=超ヘビースモーカーさんのお出ましだった。この超愛煙家は、C班の時間帯に帰る事が多く、私達はたまにしかお目に掛からないが、C班の人達はいつも「だらしない」「汚い」「火事になる」と非難囂々だった。
今回も、ベッドの枕元、テーブルの上、トイレ、洗面所、風呂、部屋のありとあらゆる所に煙草の灰が落ちていて、灰皿には縦にぎっちりと吸い殻が詰め込まれ、いつもどおり灰皿が剣山か束子のようになっていた。極めつけは絨毯にも吸い殻が落ちていて、焼け焦げていた事だ。
毎度毎度必ず絨毯を焦がして帰ってくれる。ホテルの絨毯の焦げ跡は全てこの人が付けた!と言っても過言ではないくらいだ。ヘビースモーカー参上!とかヘビースモーカー見参!とでも言いたいのだろうか。ご丁寧に来た証=焦げ跡を残して帰って頂いても、あまり有り難くない。
何気にヘビースモーカーさんの吸い殻をゴミ袋に集めて掃除をしていると、ゴミ袋が燃えていた!という事件がC班でも我が班でも有った。元々ヘビースモーカーさんが使った部屋は焦げ臭いので、発見が遅れがちになるが、掃除中に火事やボヤを発生させるわけにはいかない。ともあれ、ヘビースモーカーさんも超の付くお得意様なので「面倒な客」だなんて事は口が裂けても言えない(←言ってる)。
帰りに外道Iから、ホテルを閉める最終日の仕事内容の説明があった。最終日は、22時でお客様のご来店をお断りして、C班が全部屋のベッドメイクを済ませておく。出勤した私達はベッドメイクをせず、C班がベッドメイクを済ませた部屋から、おねしょマットとベッドマットのフリルを回収して洗濯をするそうだ。ここまで聞いていて「楽勝じゃん」と思っていたら違った。
我が班で、コンビニボックス、自販機、冷蔵庫の撤収をする事になったそうだ。最終日は朝9時迄の三人勤務が決定したが、19部屋分の重い什器をたった三人で撤収とは、聞いただけで倒れそうになった。あんな物を背負って階段を降りるのは辛い×19だ。
Oくん「外道Iなんか手伝ってくれないよ。三人だとキツイよね」
みかやん「Fちゃん、手伝いに来てくれないかなぁ」
2月1日の事を考え、暗くなってしまった。
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると、掃除待ちの部屋が5つも有ったのに、C班の皆さんは帰り支度をしていた。掃除待ちの部屋以上に空き部屋が沢山有ったので仕方がない。諦めてのんびり片付ける事にした。
1時に外道Iが出勤してきて「フロントK子に歯磨きカップの漂白とクレンザーがけをするように言われた」と言ってきた。新Qになっても備品は殆ど使い回すらしいが、何故、歯磨きカップだけの作業なのか?歯磨きカップを乗せているトレイも漂白した方がいいんじゃないの?外道Iに尋ねても「K子に言われてない」の一点張りだ。どうせ作業をしなきゃならないなら、一度に片付けたい。
Oくんが外道IからK子が書いた使い回し品リストをひったくると、歯磨きカップ&トレイ、洗面セット用皿、カップ&ソーサーと書いてあったので、それらを全部交換して回る事にした。「外道Iは指示も満足に出来ない。これじゃ子供の使いだ!」と、Oくんはブチキレていた。
部屋が空いたので出動した。いつもニコニコさんが利用する部屋だが、外道Iに「ニコニコさん」とは言われてなかった。ところが部屋へ入ると、お風呂がラッキーで、ベッドにベッドカバーが掛けられていて、どう見てもニコニコさんの仕業としか思えなかった。ニコニコさんが使った部屋は、剥がれた皮膚が大量に落ちている場合があるので、掃除機や新しいコロコロを準備する為、予め知らせて貰う約束になっていた。
更にブチキレたOくんが、外道Iへ電話した。
Oくん「この部屋、ニコニコさんだったんじゃないすかっ!」
外道I「えっ?そうなの?今日はタクシーじゃなくて、ワンボックスカーで来たから気が付かなかった」
私は「へええ。ニコニコさん、マイカーで来る事もあるんだ」と素直に驚いたが、Oくんは「冗談じゃない。ろくに仕事もしないでフロントでモニターと睨めっこしてるくせに。モニター見てりゃ、ニコニコさんだってわかるだろうが!」と、またブチキレた。
Oくんを宥めて次の部屋へ行くと、階段に煙草の灰が落ちているのを見てイヤな予感がした。部屋へ入ると予想どおり、ニコニコさんに次ぐお得意様=超ヘビースモーカーさんのお出ましだった。この超愛煙家は、C班の時間帯に帰る事が多く、私達はたまにしかお目に掛からないが、C班の人達はいつも「だらしない」「汚い」「火事になる」と非難囂々だった。
今回も、ベッドの枕元、テーブルの上、トイレ、洗面所、風呂、部屋のありとあらゆる所に煙草の灰が落ちていて、灰皿には縦にぎっちりと吸い殻が詰め込まれ、いつもどおり灰皿が剣山か束子のようになっていた。極めつけは絨毯にも吸い殻が落ちていて、焼け焦げていた事だ。
毎度毎度必ず絨毯を焦がして帰ってくれる。ホテルの絨毯の焦げ跡は全てこの人が付けた!と言っても過言ではないくらいだ。ヘビースモーカー参上!とかヘビースモーカー見参!とでも言いたいのだろうか。ご丁寧に来た証=焦げ跡を残して帰って頂いても、あまり有り難くない。
何気にヘビースモーカーさんの吸い殻をゴミ袋に集めて掃除をしていると、ゴミ袋が燃えていた!という事件がC班でも我が班でも有った。元々ヘビースモーカーさんが使った部屋は焦げ臭いので、発見が遅れがちになるが、掃除中に火事やボヤを発生させるわけにはいかない。ともあれ、ヘビースモーカーさんも超の付くお得意様なので「面倒な客」だなんて事は口が裂けても言えない(←言ってる)。
帰りに外道Iから、ホテルを閉める最終日の仕事内容の説明があった。最終日は、22時でお客様のご来店をお断りして、C班が全部屋のベッドメイクを済ませておく。出勤した私達はベッドメイクをせず、C班がベッドメイクを済ませた部屋から、おねしょマットとベッドマットのフリルを回収して洗濯をするそうだ。ここまで聞いていて「楽勝じゃん」と思っていたら違った。
我が班で、コンビニボックス、自販機、冷蔵庫の撤収をする事になったそうだ。最終日は朝9時迄の三人勤務が決定したが、19部屋分の重い什器をたった三人で撤収とは、聞いただけで倒れそうになった。あんな物を背負って階段を降りるのは辛い×19だ。
Oくん「外道Iなんか手伝ってくれないよ。三人だとキツイよね」
みかやん「Fちゃん、手伝いに来てくれないかなぁ」
2月1日の事を考え、暗くなってしまった。
コメントする | 
ラブホ奮戦記362日目:本人が汚物2004年1月19日
0:00-9:00. 7部屋掃除+控え室冷蔵庫掃除
今日はOくんとの勤務。出勤の打刻の為フロントへ行くと、イカレRから引き継ぎがあった。フロントK子から「D班に控え室の冷蔵庫の掃除をして欲しい」と要請があったそうだ。
控え室へ戻ったとたん部屋が空いたので、イカレRに冷蔵庫の補充を聞いて出動した。言われるままカップ麺を持って来たが、カップ麺は在庫が品薄の為に各部屋の冷蔵庫から回収していたのを思い出し、電話をした。
みかやん「教えて頂きたい事があります。私の思い違いだったら申し訳ないんですが、カップ麺は冷蔵庫には入れない事になったような気がするんですけど、入れて構いませんか?(またK子にどんな報告をされるか分からないので下手に出る)」
イカレR「ああっ。忘れてた。ごめんごめん。そうだったね。持ち帰ってくれるかい?」
「はい」と答えて電話を切った。Oくんと「危ない。危ない。また罠にハマるとこだったよ」と話をしていると、イカレRが部屋に来た。
イカレR「ごめんね。カップ麺、取りに来たよ」
みかやん「持ち帰るつもりでいましたよ。わざわざ取りに来て頂いたりしてすみません」
イカレR「いやいいんだ。前に冷蔵庫異常で怒ったりしたからね。あは。あははは」
Fちゃんに叱られてからイカレRはかなり変わった。部屋が空いたら速やかにハギに入ってくれるので助かる。私達が次の部屋へ移動するギリギリにハギに入る外道Iより、全然いい。掃除を終え、控え室へ戻ろうとすると玄関の外にタクシーがとまったので、身を隠して覗いた。
タクシーを降りた男性が、その場で立ちションを始めたので唖然としていると、玄関から入って来た。酒焼けと思われる独特の赤黒い顔に脂ぎった髪、ドロドロの作業服のズボンは非常口が全開で、ホームレスと見まごう匂いそうなオヤジ様と、お下品なお顔立ちにあくどい化粧を施した大仏パーマのオバ様だった。その50代の2人が218号室へ入るのを見届けてから、控え室へ戻った。
Oくん「イヤだね〜。汚なそうだしマナーも悪そうだよ。ああ見えてちゃんとしてるって事は有り得ないよね。似た者同士ってか、あの2人、匂いそう、汚なそう、病気になりそう。あぁキモイ」
みかやん「そうじゃなくても218号室は掃除が大変なんだから、勘弁して欲しいよね」
控え室にある客室の飲み物保冷用の冷蔵庫掃除を始めた。これは新Qになっても使う物なので、丁寧にクレンザーがけをして、モーター部の埃を掃除機で吸いだし、冷蔵庫下の床掃除をしたりしていると、外道Iが来た。三重構造になっているモーター部の扉をわざわざ外してくれたが、掃除の後、元に戻せなくなったりして手間を取らされたし、ダラダラしているので正直言って邪魔なだけだった。
外道Iのピッチが鳴った。「はい。タクシーですね。すぐ手配しますので、お部屋でお待ち下さい」などと言ってるのを聞き、胸騒ぎがして、すぐにモニターを見ると恐れていた218号室が精算を始めた。
218号室へ入り、Oくんは風呂へ、私はベッドへ走って確認し、同時に「助けて〜」と叫んでしまった。早くOくんにベッドの状態を見て欲しかったが、取り敢えず風呂へ行ってみた。風呂は、年寄り2人だったというのにシャワーのしぶきが天井までかかっていて、218号室特有の黒い浴槽の底が垢で真っ白になっていた。
風呂を見たので、Oくんに最悪の事態になっているベッドを披露した。枕には頭の跡、シーツには身体の跡が灰色や茶色に付いていて、シーツの中央部分に直径3cm程の茶色いシミがついていた。
Oくん「ひぇ〜。ウン○かい?どっちだろ?いや、あの2人ならどっちがウン○ちびってもおかしくないよね。最悪じゃん!」
みかやん「ウン○なのか何なのか、よくわかんないんだけど、とてもじゃないけど怖くて匂いなんか嗅げないもん」
Oくん「あのオヤジなら、ガマン汁や白子も茶色いかもね。あのオバさんの、○○汁が茶色いのかも知れないし。あぁ。想像したらマジで気持ち悪くなってきた。深く追求するのはやめようよ」
みかやん「この人達は先に風呂に入るべきだったんじゃないのかい?シーツも枕カバーもドロドロだよ。捨ててしまいたい。汚物袋に何て書こう?」
Oくん「こうなると、あのオヤジとオバ自体が汚物だよね」
鳥肌を立てながら2人で協力して部屋を仕上げ、本人が汚物の2人がもう来ませんように!と祈った。
今日はOくんとの勤務。出勤の打刻の為フロントへ行くと、イカレRから引き継ぎがあった。フロントK子から「D班に控え室の冷蔵庫の掃除をして欲しい」と要請があったそうだ。
控え室へ戻ったとたん部屋が空いたので、イカレRに冷蔵庫の補充を聞いて出動した。言われるままカップ麺を持って来たが、カップ麺は在庫が品薄の為に各部屋の冷蔵庫から回収していたのを思い出し、電話をした。
みかやん「教えて頂きたい事があります。私の思い違いだったら申し訳ないんですが、カップ麺は冷蔵庫には入れない事になったような気がするんですけど、入れて構いませんか?(またK子にどんな報告をされるか分からないので下手に出る)」
イカレR「ああっ。忘れてた。ごめんごめん。そうだったね。持ち帰ってくれるかい?」
「はい」と答えて電話を切った。Oくんと「危ない。危ない。また罠にハマるとこだったよ」と話をしていると、イカレRが部屋に来た。
イカレR「ごめんね。カップ麺、取りに来たよ」
みかやん「持ち帰るつもりでいましたよ。わざわざ取りに来て頂いたりしてすみません」
イカレR「いやいいんだ。前に冷蔵庫異常で怒ったりしたからね。あは。あははは」
Fちゃんに叱られてからイカレRはかなり変わった。部屋が空いたら速やかにハギに入ってくれるので助かる。私達が次の部屋へ移動するギリギリにハギに入る外道Iより、全然いい。掃除を終え、控え室へ戻ろうとすると玄関の外にタクシーがとまったので、身を隠して覗いた。
タクシーを降りた男性が、その場で立ちションを始めたので唖然としていると、玄関から入って来た。酒焼けと思われる独特の赤黒い顔に脂ぎった髪、ドロドロの作業服のズボンは非常口が全開で、ホームレスと見まごう匂いそうなオヤジ様と、お下品なお顔立ちにあくどい化粧を施した大仏パーマのオバ様だった。その50代の2人が218号室へ入るのを見届けてから、控え室へ戻った。
Oくん「イヤだね〜。汚なそうだしマナーも悪そうだよ。ああ見えてちゃんとしてるって事は有り得ないよね。似た者同士ってか、あの2人、匂いそう、汚なそう、病気になりそう。あぁキモイ」
みかやん「そうじゃなくても218号室は掃除が大変なんだから、勘弁して欲しいよね」
控え室にある客室の飲み物保冷用の冷蔵庫掃除を始めた。これは新Qになっても使う物なので、丁寧にクレンザーがけをして、モーター部の埃を掃除機で吸いだし、冷蔵庫下の床掃除をしたりしていると、外道Iが来た。三重構造になっているモーター部の扉をわざわざ外してくれたが、掃除の後、元に戻せなくなったりして手間を取らされたし、ダラダラしているので正直言って邪魔なだけだった。
外道Iのピッチが鳴った。「はい。タクシーですね。すぐ手配しますので、お部屋でお待ち下さい」などと言ってるのを聞き、胸騒ぎがして、すぐにモニターを見ると恐れていた218号室が精算を始めた。
218号室へ入り、Oくんは風呂へ、私はベッドへ走って確認し、同時に「助けて〜」と叫んでしまった。早くOくんにベッドの状態を見て欲しかったが、取り敢えず風呂へ行ってみた。風呂は、年寄り2人だったというのにシャワーのしぶきが天井までかかっていて、218号室特有の黒い浴槽の底が垢で真っ白になっていた。
風呂を見たので、Oくんに最悪の事態になっているベッドを披露した。枕には頭の跡、シーツには身体の跡が灰色や茶色に付いていて、シーツの中央部分に直径3cm程の茶色いシミがついていた。
Oくん「ひぇ〜。ウン○かい?どっちだろ?いや、あの2人ならどっちがウン○ちびってもおかしくないよね。最悪じゃん!」
みかやん「ウン○なのか何なのか、よくわかんないんだけど、とてもじゃないけど怖くて匂いなんか嗅げないもん」
Oくん「あのオヤジなら、ガマン汁や白子も茶色いかもね。あのオバさんの、○○汁が茶色いのかも知れないし。あぁ。想像したらマジで気持ち悪くなってきた。深く追求するのはやめようよ」
みかやん「この人達は先に風呂に入るべきだったんじゃないのかい?シーツも枕カバーもドロドロだよ。捨ててしまいたい。汚物袋に何て書こう?」
Oくん「こうなると、あのオヤジとオバ自体が汚物だよね」
鳥肌を立てながら2人で協力して部屋を仕上げ、本人が汚物の2人がもう来ませんように!と祈った。
コメントする | 
今日は休み・Fちゃんへ電話2004年1月18日
※みゆ。さん、ぱやさん、お気に入り登録ありがとうございます。自分がお気に入り登録できるのは100件までなので只今満員御礼中で、残念ながらこちらからはお気に入り登録に入れる事は出来ないんですが、日記は毎日チェックさせて頂きます。掲示板に書き込み下さると嬉しいです。
>みゆ。さん
気になる方の事がとても気になります。恋愛休み卒業の日を私も楽しみに待っています。
>ぱやさん
コートを作れるなんて凄いですね!弟子入りしたいです。厄年中のご無事を祈ってます。
こちらはこんな日記で恐縮ですが、よろしくお願いします。
※Fちゃんへ電話した。
Fちゃんの「どうしたー!何かあったのかー?」を聞きたくて、また電話してしまった。最近は外道Iの嘘つき小学生レベルの攻撃に脱力し、心の平穏を保つ為にはFちゃんの存在が必要不可欠となってしまった。
みかやん「あのね。外道Iが”K子が3人の配属先のフロントへは、何かあったら辞めさせていいと言ってた”って言うの。あたしの場合は”K子が腐れYにみかやんが問題を起こしたらすぐ辞めさせていいからって言った”って、外道Iが言い張ってるんだけど、そんな所へ行っていいものか?と思ってさ」
Fちゃん「外道Iの病状がまた悪化したんだな。あいつ、本当に病気だな。俺は腐れYと組んで仕事をしてて、毎日いろんな話をしてるけど、そんな話は聞いた事がないし、こっちにみかやんが来るって決まった時に、常務にみかやんの事を聞かれたから、”あいつが来るなら何の心配も何の問題もありません”と言っておいたばかりだぞ」
みかやん「ありがとう。でもさ。いくら嘘でも言っていい事と悪い事があるでしょう。何であたしが問題を起こさなきゃなんないのさ。あたしは郷に入っては郷に従えで、おとなしく従うよ」
Fちゃん「自分の嘘がバレたから、何としてもK子を悪者にする必要があったんだろ。それにしても言うに事欠いて、とんでもない事を言い出すもんだな。苦し紛れにしても酷すぎるな」
みかやん「でしょう!こんな腹のさぐり合いってか、裏の裏をかくみたいな毎日で、もうウンザリさ。外道Iの言う事なんか何も信じられないよ。最近はあたし達まで性格悪くなりそう」
Fちゃん「そうだ。まともに相手にするな。心配しないで、こっち来い。俺、今は0時迄の勤務だけど、外道Iが来たら1時迄の勤務になるからよ。なんも心配要らないぞ。俺が居るんだから安心して来い!大船に乗ったつもりでいろや」
みかやん「大船って、タイタニックじゃないよね?」
Fちゃん「沈んでどうする!沈みま〜せ〜ん〜!」
みかやん「じゃあ、豪華客船に乗ってのんびり行くね」
Fちゃん「移動日が近くなったらよ、ホテルPでの心得を教えてやる。また電話すっからよ」
みかやん「ありがと。頼りになるのはFちゃんだけだよ。ほんと助かる。また宜しくお願いしますね」
Fちゃん「な〜に言ってんだ。お前、そんなキャラじゃなかったべ。どうしたんだ?最近、本当にお前らしくないぞ。外道Iが戻る前は、他人が言った事を気にするような奴じゃなかったんだ。あんな外道Iなんかに、そこまで掻き乱されると思わなかったぞ。外道Iの奴、メイクさん達をフォローするどころか、混乱に陥れるような奴だからな。本当に困ったもんだ。俺もいろいろ手は打つつもりだからよ。心配すんな。じゃあな」
みかやん「うん」
Fちゃん「あぁ、それとよ〜。一つ言えるのは、何かあって外道Iに相談しても何の解決にもならんから、何かあったら俺に言えよ!なっ!じゃあな」
は〜〜〜〜。Fちゃんと話すとホッとする。
外道IとFちゃん、あまりにも違い過ぎる。
>みゆ。さん
気になる方の事がとても気になります。恋愛休み卒業の日を私も楽しみに待っています。
>ぱやさん
コートを作れるなんて凄いですね!弟子入りしたいです。厄年中のご無事を祈ってます。
こちらはこんな日記で恐縮ですが、よろしくお願いします。
※Fちゃんへ電話した。
Fちゃんの「どうしたー!何かあったのかー?」を聞きたくて、また電話してしまった。最近は外道Iの嘘つき小学生レベルの攻撃に脱力し、心の平穏を保つ為にはFちゃんの存在が必要不可欠となってしまった。
みかやん「あのね。外道Iが”K子が3人の配属先のフロントへは、何かあったら辞めさせていいと言ってた”って言うの。あたしの場合は”K子が腐れYにみかやんが問題を起こしたらすぐ辞めさせていいからって言った”って、外道Iが言い張ってるんだけど、そんな所へ行っていいものか?と思ってさ」
Fちゃん「外道Iの病状がまた悪化したんだな。あいつ、本当に病気だな。俺は腐れYと組んで仕事をしてて、毎日いろんな話をしてるけど、そんな話は聞いた事がないし、こっちにみかやんが来るって決まった時に、常務にみかやんの事を聞かれたから、”あいつが来るなら何の心配も何の問題もありません”と言っておいたばかりだぞ」
みかやん「ありがとう。でもさ。いくら嘘でも言っていい事と悪い事があるでしょう。何であたしが問題を起こさなきゃなんないのさ。あたしは郷に入っては郷に従えで、おとなしく従うよ」
Fちゃん「自分の嘘がバレたから、何としてもK子を悪者にする必要があったんだろ。それにしても言うに事欠いて、とんでもない事を言い出すもんだな。苦し紛れにしても酷すぎるな」
みかやん「でしょう!こんな腹のさぐり合いってか、裏の裏をかくみたいな毎日で、もうウンザリさ。外道Iの言う事なんか何も信じられないよ。最近はあたし達まで性格悪くなりそう」
Fちゃん「そうだ。まともに相手にするな。心配しないで、こっち来い。俺、今は0時迄の勤務だけど、外道Iが来たら1時迄の勤務になるからよ。なんも心配要らないぞ。俺が居るんだから安心して来い!大船に乗ったつもりでいろや」
みかやん「大船って、タイタニックじゃないよね?」
Fちゃん「沈んでどうする!沈みま〜せ〜ん〜!」
みかやん「じゃあ、豪華客船に乗ってのんびり行くね」
Fちゃん「移動日が近くなったらよ、ホテルPでの心得を教えてやる。また電話すっからよ」
みかやん「ありがと。頼りになるのはFちゃんだけだよ。ほんと助かる。また宜しくお願いしますね」
Fちゃん「な〜に言ってんだ。お前、そんなキャラじゃなかったべ。どうしたんだ?最近、本当にお前らしくないぞ。外道Iが戻る前は、他人が言った事を気にするような奴じゃなかったんだ。あんな外道Iなんかに、そこまで掻き乱されると思わなかったぞ。外道Iの奴、メイクさん達をフォローするどころか、混乱に陥れるような奴だからな。本当に困ったもんだ。俺もいろいろ手は打つつもりだからよ。心配すんな。じゃあな」
みかやん「うん」
Fちゃん「あぁ、それとよ〜。一つ言えるのは、何かあって外道Iに相談しても何の解決にもならんから、何かあったら俺に言えよ!なっ!じゃあな」
は〜〜〜〜。Fちゃんと話すとホッとする。
外道IとFちゃん、あまりにも違い過ぎる。
コメントする | 
ラブホ奮戦記361日目:ゲッツ!2004年1月17日
※小一時間ほど寝て、昼にM君と待ち合わせをして、いざ札幌ドームへ!赤黒のキックオフイベントへ出かけた。途中、GR君と合流し三人で赤黒期待の新人を見物。OD君とBD君と合流しススキノへ♪更に夫とY君が合流し、しゃぶしゃぶ屋でようやく今日のメンバー7人が集合した。しゃぶしゃぶをつまみながら今季の赤黒の展望を熱く語った。
しかし私の目の前には80kg超の巨漢3人、両隣には痩せの大食い男、このメンバーで食べないワケがない。食べ飲み放題だったので、死ぬほどおかわりした。二次会はスポーツカフェでカラオケ。仲間内恒例の赤黒替え歌合戦になるが、殆ど寝ないで出かけた為か睡魔に襲われ不覚にも爆睡。Y君が上着を掛けていてくれて寝冷えもせず目覚めたものの、23時過ぎだったので大慌てでススキノからタクシーで出勤した。
0:00-8:00 10部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。土曜なので1時までC班のDさんとK氏が残業し、3時まではK氏が私達に合流して残業してくれた。今日も1時まで2班体制だったので、2時には控え室へ戻り、リネン折りを始めていた。
I氏改め外道IはK氏が大好きなので、K氏の傍でボロ折りを始め、いつものように自慢のエロネタを披露して大はしゃぎだった。人の良いK氏が、外道Iの話に大ウケしているフリや、真剣に聞いているフリをしているのを見ていて痛々しかった。K氏が帰ると外道Iは、ボロ折りをやめ、とっととフロントへ戻ってしまった。
部屋が空かないのでリネン折りを続けていると、外道Iが来た。
外道I「私、辞めない事にしました。私の所にもK子から電話がきて”怒鳴ったりしてゴメンね”なんて言われちゃったもので。あんまりタイミングが良かったから、お二人のどちらかがK子へ電話してくれたのかな?なんて思いましたよ」
みかやん「へええ(誰がアンタの為にK子へ電話するのさ)」
トド「ふーん(辞めて貰った方がよっぽどええで!)」
ここで私達が外道IとK子がどんな話をしたのか尋ねたりしたら、外道Iの思うツボだ。また大ウソを考えてきたのだろう。敢えて全く興味が無い態度をとって、追い返した。
トド「誰が引っ掛かるか!K子から電話がきたなんて嘘に決まってるがな!最初から辞めるつもりないんや。50過ぎのイカレオヤジがどこに再就職すんねん。何でウチらがK子に電話せなアカンねん。ホンマお目出度い奴や。アホやな」
みかやん「今更、何を言われても信じられないよね。嘘がバレたのにまた新たな嘘をついて。Fちゃんの言うとおり本当に哀れだよ。そもそも、家族にも見放された哀れな独居老人だし」
トド「1つ嘘をついたらああなるんや。嘘に嘘を重ねて嘘の鎧をまとってもうて。自分でもどれが嘘でどれが本当か、わからんようになってもうてるんや。病気やな」
部屋が空いたので、冷蔵庫の補充に煙草と日本酒と缶コーヒーを持って出動した。ところが部屋の冷蔵庫を開けると、煙草も日本酒も缶コーヒーも入ったままだった。お客さんがお金だけ払って冷蔵庫から出さなかったので、「お客さん!ありがとう!」と言って、まんまとゲッツ!だ。
気をよくして次の部屋へ行くと、お客さんがコンビニ袋にゴミをまとめていてくれたのか?と思ったら、コンビニ袋の中には未開封のピザポテトとカールとお茶が入っていた。これも「お客さん!ご馳走様です!」と言って、まんまとゲッツ!
このテの忘れ物は、ほぼ100%取りに来られないので、有り難く頂く事にしている。控え室へ戻って、戦利品をテーブルの上に並べ、トドと2人、久々にゴキゲンだった。ともあれ、万が一お客さんが取りに来られた時に備えて手はつけず、朝になってから持ち帰る事にした。
ホテルQでの勤務も2週間きった。最近、掃除中にトドが後からも前からも抱きついてきたりするし、物凄く顔を近づけて話をしたりする。Oくんやダサ坊にされても何とも思わないが、相手がトドだとさすがに怯む。ピッタリと私の近くに居るので、何度もスリッパの後をトドに踏まれ、つんのめってしまう。今度、後から足に来たらレッドカードを出すぞ!と思いつつ、トドも寂しいのだろうとひたすら耐えた。
しかし。しかしだ。私の背中にチチを押し当てるのだけは勘弁してくれ。
しかし私の目の前には80kg超の巨漢3人、両隣には痩せの大食い男、このメンバーで食べないワケがない。食べ飲み放題だったので、死ぬほどおかわりした。二次会はスポーツカフェでカラオケ。仲間内恒例の赤黒替え歌合戦になるが、殆ど寝ないで出かけた為か睡魔に襲われ不覚にも爆睡。Y君が上着を掛けていてくれて寝冷えもせず目覚めたものの、23時過ぎだったので大慌てでススキノからタクシーで出勤した。
0:00-8:00 10部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。土曜なので1時までC班のDさんとK氏が残業し、3時まではK氏が私達に合流して残業してくれた。今日も1時まで2班体制だったので、2時には控え室へ戻り、リネン折りを始めていた。
I氏改め外道IはK氏が大好きなので、K氏の傍でボロ折りを始め、いつものように自慢のエロネタを披露して大はしゃぎだった。人の良いK氏が、外道Iの話に大ウケしているフリや、真剣に聞いているフリをしているのを見ていて痛々しかった。K氏が帰ると外道Iは、ボロ折りをやめ、とっととフロントへ戻ってしまった。
部屋が空かないのでリネン折りを続けていると、外道Iが来た。
外道I「私、辞めない事にしました。私の所にもK子から電話がきて”怒鳴ったりしてゴメンね”なんて言われちゃったもので。あんまりタイミングが良かったから、お二人のどちらかがK子へ電話してくれたのかな?なんて思いましたよ」
みかやん「へええ(誰がアンタの為にK子へ電話するのさ)」
トド「ふーん(辞めて貰った方がよっぽどええで!)」
ここで私達が外道IとK子がどんな話をしたのか尋ねたりしたら、外道Iの思うツボだ。また大ウソを考えてきたのだろう。敢えて全く興味が無い態度をとって、追い返した。
トド「誰が引っ掛かるか!K子から電話がきたなんて嘘に決まってるがな!最初から辞めるつもりないんや。50過ぎのイカレオヤジがどこに再就職すんねん。何でウチらがK子に電話せなアカンねん。ホンマお目出度い奴や。アホやな」
みかやん「今更、何を言われても信じられないよね。嘘がバレたのにまた新たな嘘をついて。Fちゃんの言うとおり本当に哀れだよ。そもそも、家族にも見放された哀れな独居老人だし」
トド「1つ嘘をついたらああなるんや。嘘に嘘を重ねて嘘の鎧をまとってもうて。自分でもどれが嘘でどれが本当か、わからんようになってもうてるんや。病気やな」
部屋が空いたので、冷蔵庫の補充に煙草と日本酒と缶コーヒーを持って出動した。ところが部屋の冷蔵庫を開けると、煙草も日本酒も缶コーヒーも入ったままだった。お客さんがお金だけ払って冷蔵庫から出さなかったので、「お客さん!ありがとう!」と言って、まんまとゲッツ!だ。
気をよくして次の部屋へ行くと、お客さんがコンビニ袋にゴミをまとめていてくれたのか?と思ったら、コンビニ袋の中には未開封のピザポテトとカールとお茶が入っていた。これも「お客さん!ご馳走様です!」と言って、まんまとゲッツ!
このテの忘れ物は、ほぼ100%取りに来られないので、有り難く頂く事にしている。控え室へ戻って、戦利品をテーブルの上に並べ、トドと2人、久々にゴキゲンだった。ともあれ、万が一お客さんが取りに来られた時に備えて手はつけず、朝になってから持ち帰る事にした。
ホテルQでの勤務も2週間きった。最近、掃除中にトドが後からも前からも抱きついてきたりするし、物凄く顔を近づけて話をしたりする。Oくんやダサ坊にされても何とも思わないが、相手がトドだとさすがに怯む。ピッタリと私の近くに居るので、何度もスリッパの後をトドに踏まれ、つんのめってしまう。今度、後から足に来たらレッドカードを出すぞ!と思いつつ、トドも寂しいのだろうとひたすら耐えた。
しかし。しかしだ。私の背中にチチを押し当てるのだけは勘弁してくれ。