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 構造設計の進め方1

  ■構造計算の意義
 建築物を設計する際、その建築物の安全性を計算によって確かめ、役所などの確認機関
に対し、確認申請を行う時に「構造計算書」として添付することが法律によって義務づけられ
ています(建築基準法第6条・第20条など。軽微な建物で計算がいらないものもある)。
 構造計算には、建築物の高さ・構造種別・耐震壁等の構造体の量などによっていくつか
の種類に分けられます(「計算ルート」という)。すべての構造計算は、まず最初にこの建
築物がどの計算ルートによって計算するべきものなのかを判断するところから始まります。
まれに、決められた計算ルートより上位の構造計算をすることがありますが、下位の計算
ルートを選択することはできません。
 下に計算ルートを判定する図表を示します(大きい図ですので表示に時間がかかるかも
しれません)。
 図中、"Yes"は、条件を満たした場合の選択肢で、満たせない場合は"No"の選択肢
となります。一方、「クリア」は、必ず条件を満たさないといけません(満たさない場合の
救済処置はありません)。


  計算ルートの判定


  判定その1

計算ルート図表(判定その1)


  判定その2


計算ルート図表(判定その2)


  判定その3(その他)

60m超の建築物 → 国土交通大臣が定める基準
に従った計算(法第81条の2・
H12建設省告示1461号)


建築物の耐用年限中に
発生する可能性が高い
外力に対し損傷しない
 →  損傷限界
 =  限界耐力計算
耐用年限中に発生する
可能性が稀にある外力
に対し崩壊しない
 →  安全限界



 それぞれの解説は、次ページで行います。





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