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建築構造って?
〜複雑だけど、とても大事で、電卓を叩く音が鳴り響く世界〜
| 構造 | 【幾つかの材料を組み立ててこしらえられた一つのもの。 また、そのしくみ。くみたて。】 (広辞苑第四版 より) |
建築と言えば、分類として芸術のカテゴリに分けられることが多く、斬新な
デザインと独創性に優れた設計をする高名な建築家の活躍が目立つ世界。
しかし、そこには確かにエンジニアとしての発想で勝負する、構造を生業にした
人たちがいるのです。「彼ら」がいなくては、一定規模以上の建物は建てられ
ないのです。
その、無くてはならない存在の「彼ら」は、一体何をやっているのでしょう。
それは、『構造設計(構造計算)』です。構造設計(計算)って? 建築家
がやっている設計とは違うの……?
高名な建築家が自身の名を掲げてやっていることも「設計」です。そして「彼ら」
がやっていることもまた「設計」なのです。しかしこの2者の設計は、主旨が違い
ます。前者の設計(意匠設計)は、建物の主旨(建物を何に使うのか)デザイン・
人の流れ(動線)・利便性などを主体として考え、建物の形状の骨格を決めることを
命題としているのに対し、後者は「建物がそれで建っていられるのか」という点に
主体を置き、柱や梁(後述)の大きさや床の厚さ等を決定することを命題としてい
るのです。
ちょっと語弊がありますが、意匠設計で描いている柱や梁の大きさは
「結構いいかげん」
なんです。その大きさを正確に定めることはとても大変で、意匠設計と掛け持ちで
できるレベルの話ではないので、そのための専門家の存在が不可欠なんです。
その専門家が、ここで言う「彼ら」なんです。
ここでは、なぜ建物が建っていられるのか、そしてなぜ構造設計が必要なのか、
建築設計の世界ってどんな連中がいるのかということを、徒然と書いていこうと
思います。